在宅看護 [S様] ← そのままじゃん!
「菜須さん、今日は在宅看護だから準備してくださいね。伺うお宅の患者様の看護記録に目を通しておいてね」
指導看護師さんに看護記録を手渡されました。キチンと確認する看護学生よつ葉。
「Fードコート・kティルハルム」のお店をされてるんだぁ。きっとお仕事で大変なんだろうなぁ。指導看護師さんと共にお宅にお邪魔をさせていただく。
ピンポーーン
インターフォンを押して応答を待つ。
「・・・・・」
あれっ? お留守かしら?
もう一度インターフォンを押そうか迷っている看護学生に指導看護師さんが
「Fードコート・kティルハルム」の方へ行ってみましょうか?
えっ? あっ、はい。
「kティルハルム」への扉を開くと……。
ミリアム様とナキ様が忙しそうに働いていらっしゃる。
「いらっしゃいにゃあ」
笑顔で出迎えられる指導看護師と実習生のよつ葉
「なろう附属病院で実習中の看護学生の菜須よつ葉です」
自己紹介をして店内へお邪魔する。
「S様は?」← だからそのままだって!!
「いるにゃあ」
そんな会話をしていると奥からS様が顔をのぞかせる。
「S様、こんにちは。なろう附属病院で実習中の看護学生の菜須よつ葉です」
「あぁ、はいはーい!」
S様が笑顔で出迎えてくださった。
在宅看護のお決まりの質問をして様子を聞く。
元気そうなので安心して何かあればナースコール(メッセージ)してくださいね。と伝え在宅看護を終える。
元気そうでホッとひといき。
看護記録にその旨を記載する。
次は実習生としてではなくお客さんとして「Fードコート・kティルハルム」へ行こうと思った看護学生のよつ葉でした。