魔王継承します
「ほぉ、勇者が召喚されたとは聞いていたが。これほど早く私の元へたどり着くとは。」
興味深げに女が呟く、大きく禍々しい玉座らしきものに座している。左右に伸びる大きな角と浅黒い肌、口角が上がり歪んだ口元からは鋭い牙が見えている。魔族だ。周囲には玉座の女に似ているが角や体躯の小さい男女が数名、勇者と呼ばれた青いローブを目深にかぶった侵入者をにらみつけている。
「魔方陣ではない転移魔法による単身での侵入。今代の勇者にはまこと面白い奴が来たものよ。」
愉快そうにクククッと笑う女。どうやら青ローブの侵入者を最近召喚されたという勇者と勘違いしているらしい。そこに周囲の魔族から忠告がなされる。
「魔王様お気をつけください!今代の勇者はかなりの手練れと聞いております。話によると天災級の魔物、古竜ブルグリンドと使役しているとか。」
この女どうやら魔王だったようだ。そして勇者だと思われている青ローブの人物だが、なにやらぶつぶつと呟いている。どうにもこの状況が目に入っていないらしい。しかしそんな勇者?にかまわず魔王は玉座から立ち上がり、戦闘を開始しようとしていた。
「勇者が何か言っている様だがまあいい、お前たちは下がっていろ。こいつは私が直々に相手をしてやる。手練れであろうとなかろうと、私にかなう者などこのアークウェールズに存在しないのだから!さあやろう勇者!血湧き肉躍る戦いを!」
青ローブがなぜこんな場所に単身で転移してきたのか。なぜ勇者と間違えられているのか。一体何をぶつぶつ呟いているのか。それは数分前のこと。―――
―――青ローブは薄暗く床や机に本が溢れかえった部屋にいた。どうやら何かの研究をしているらしく、机の上に広げられた羊皮紙には魔方陣や文字がぎっしりと書かれていた。作業も終盤だったようで最期の一行を軽快な筆裁きで書き上げていく。
「これで完成っと。ふ~、これで理論自体はできあがったな。あとは実際に発動させてみるだけ。」
青ローブの人物は一つの新たな魔法を生み出そうとしていた。(ベースのある魔法のため正確には改変だが。)それは、魔方陣を使わない転移魔法である。これまで転移魔法は2つの魔方陣を移動元と移動先の2カ所に設置し、魔力を込めることで2つの魔方陣の間を行き来できるというものであった。しかしこれでは決められた2点しか移動できない上、魔方陣の生成が難しく熟練の魔導師が3人掛かりで数時間を費やすことでやっと完成するというものだ。そのため量産することはかなり難しい。それを魔方陣なしで発動できるようにしたのだ。
「これで成功すりゃ、歴史的にも名が残る偉大な魔道師になれるかもしれんな。」
そう、魔方陣が必要ないということはいつでもどこへでも転移が可能ということだ。そうなればアークウェールズ始まって以来の大発見ということになるだろう。そうなれば魔法を教え導く者である魔導師になることも夢ではない。
(これで俺も魔道師という肩書きを得られるのか、やべえドキドキしてきた。いや先ずは魔法に集中だ。初めての発動だし何かあるかもしれないからな。)
そんなことを考えながら詠唱を開始する。
「我、魔を用い理を歪める者。我が身はこれより時空を超え此ならざる地へ到達せん。……転移!」
詠唱を終え転移を発動させる。魔法が発動した際に発生する微量の魔力光が部屋を一瞬照らす。その一瞬の光が消える頃には、青ローブの姿は部屋のどこにもなかった。
「あれ?ここは?」
そして魔王の目の前に転移してしまったというわけだ。場所が移動しているので発動自体は成功しているのだが、場所が性格に指定できないのでは失敗と言わざるをえないだろう。こうして冒頭に戻る。―――
―――「さあやろう勇者!血湧き肉躍る戦いを!」
そう言って楽しそうに構える魔王だが青ローブは微動だにしない。
(魔法は正常に発動できていたはずだ。では何故こんな場所に転移している?俺は確かに王都の中にあるだだっ広い公園をイメージしていたはずなんだが……)
青ローブは、ただひたすらに魔法が失敗した原因を考えていた。そんな態度に苛立ちをおぼえた魔王が先制をしかける。
「余裕のつもりか、ならばそれは驕りであったと思い知らせてくれる。渦炎」
魔王が渦を巻きうねりを上げる炎を放つ。その炎は黒く染まっており、触れていない周囲すら焦げ付いていく。黒炎を操るという魔王の力を遺憾なく発揮し、未だに何か呟いている青ローブを一撃で消し去ろうというのか。
(待てよ?魔方陣には魔法の安定のために魔力の量を一定にする式が組み込まれている。そして転移の魔方陣の場合距離に応じて消費量は増減する……。そうか、込めた魔力量が超過していた為に暴走発動状態だったのか。)
炎がせまるなか、未だに転移失敗の理由を考えてい青ローブは合点がいったとばかりに顔を上げた。そこで炎が直撃する。
ゴオウッ!
青ローブを巻き込み床へと着弾した炎は爆ぜたように広がり、天井を焦がしてゆく。あまりの熱量に近くにいた魔族が数名干上がってしまう。
「ふん、他愛も無い。敵地に乗り込んでおきながら注意を余所に向けるなど話にならんな。今代の勇者には期待していたのだが、実に残念だ。」
勝ちは決まったとばかりに、未だ燃えている黒炎へつまらなさそうな目を向ける魔王。勇者ならばもっと戦えると思っていたのか。それは強者ゆえの孤独か、魔王は全力で戦える相手を求めていたようだった。
視線を黒炎から外し玉座へと戻ろうとする魔王だったが、突然の背後からする声に驚き目を見開いた。
「ほ~、これが魔王の黒炎ってやつ?!やっべ初めて見た。さすがは魔王ってか、込められてる魔力の量はかなりのもんだな。これだけ魔力のこもった魔法を何度も使えるのなら確かにそりゃ魔王になるわけだ。」
自分の魔法に対して興味深げに発される声。それは確かにうねり燃える黒炎のなかから聞こえてくる。
「なんだと!?確かに魔法は直撃したはずだ!なぜ生きていられる。」
信じられないというように、あり得るわけが無いと言いたそうに。その声からは焦りと驚愕が伝わってくる。確かに全力を出したワケでは無いが、勇者であろうと、十分に即死させられるであろう威力は込められていた。こちらに目もくれずなにやら呟いていたところへ不意打ちで仕掛けたのだ。間違いなく殺したはず。それがどうして、まるでゆっくり観察しているかのような声が聞こえてくるのか。そんな考えが筒抜けになりそうなほど表情を変化させる魔王。しかし
「ククッ、ククク、クハハハハハハ!良い!良いぞ。それでこそ勇者だ。この私の魔法を受けてそのような反応をするなど、ただの人間であるわけが無かろう。」
表情を一転、再び楽しそうに笑い始める魔王。かなり表情が忙しい奴である。笑っている魔王に炎の中から声がかかる。
「あんたがこの魔法の主か?いやこいつはすげえ。魔力の量も、魔法の規模も、魔法の強度もアークウェールズトップクラスだろうぜ!」
興奮気味の声がしている。次第に炎が収まってゆくと、先ほどの青ローブが焦げ痕一つない状態で素がたっを表した。さらによく見ると青ローブを中心に、数センチほどの範囲にも焦げ痕はなかった。
「まさか勇者から魔法を褒められるとはな。なんとも複雑な気分だよ。しかし一体何をした?何をどうしたら貴様の周囲だけ燃えないという状況ができあがる?」
もし魔族に眉があったならへの字に曲がっていることだろう。そう感じさせるほどの呆れ声で自分の魔法が褒められた事に反応する。そしてなぜ無事でいるのか、なぜ床も燃えていないのかを問う。
「ん?ああこれか?これはファランクスっていう防御魔法だよ。従来のプロテクトと違って自分の周囲まで防御できるから割と重宝してるんだ。」
青ローブがそう自慢げに自身の魔法について語りながらローブから顔を出す。ローブをかぶっていたのは、これといって特徴の無い顔立ちに短く切りそろえられた黒髪。全く似合っていない赤い縁の四角メガネをかけた男だった。
「あと何か勘違いしてるみたいだけど、俺勇者じゃねえよ?魔導師目指してるだけの、ただのしがない魔法士さ。」
自分は勇者では無い、そう告げた青ローブに魔王は困惑する。
(今この男はなんと言った?勇者ではない?ではただ一介の魔法士に私の魔法が防がれたと?そんなことができる者がいたのか。では何故今まで何も行動をおこさなかった?)
勇者ではないという男に様々な疑問を浮かべる魔王。それほどの強者がいたのなら気づかないわけがない。では勇者が嘘をついているというのか、そんな事をして何になるというのか。考えても結論は出ないなと、魔王は青ローブから敵対する意思が無い事を感じ取り話かけた。
「貴様は勇者ではないと言っていたな?では此処に何をしに来た?」
「そ、それは~……試作中の転移魔法を失敗して。」
魔王の問いに言いよどみながら答える。
「なるほど、さっきの魔方陣のない転移魔法は貴様が研究しているものだったということか。失敗の原因は分かっているのか?」
「ああ、イメージしてた場所との距離に対して込める魔力の量が多かったのが原因らしい。その結果余剰分の魔力で魔法が暴走発動して、ランダムな場所に飛ばされたってのが今のところの推測だ。」
「ふむ、確かに暴走発動した場合予想外のことが起こることはあるが……。まさか転移魔法ではその目的地が不明になるとは。目的地を指定できないなど使えないではないか。」
「そうなんだよ、まだ確証があるわけじゃ無いんだけどな?この分だと魔力不足での強制発動だと、下手したら体の一部だけが転移とかって可能性だってある。」
「む、それはあまりに危険だな。やはり転移は魔方陣での発動がよいのか。」
いつの間にやらお互いに詠唱のみでの転移魔法について、あれやこれやと話し合っている。ついさっきまで命のやりとりをしていたとは思えない光景である。そうして話している内にすっかり意気投合してしまったらしく、魔王軍がなぜ侵攻しているかという話題へ移り変わっていた。呼び方もキミとお前に変わっていた。
「じゃあなにか、昔奪われた土地を取り返す為に魔族ってのは侵攻して、毎度勇者に阻まれているってのか?」
「うむ、先代の魔王たちはみな勇者に倒されてしまってな。そのたびに次こそはと侵攻しておるのだ。」
どうやら魔族は土地を取り戻したいだけのようだ。しかしそのたびに人間からの抵抗を受け、あげく勇者に魔王が殺される。そんなことを幾度と無く繰り返している間に、歴史は人間の良いように改ざんされ今では魔族が悪者として語られるようになってしまっていたということのようだ。
「てことは、実際には侵略者は人間の方だったてのか。勝者が語る歴史の裏に隠された、衝撃の真実ってやつだな。」
「ああ、奴らは私達のことを悪魔だのと呼ぶが、こちらからすれば土地を奪いそれをさも元より自分たちの物であったかのように振る舞う人間の方こそ悪魔に見えると思うのだが。」
そうこぼした魔王はどこか寂しそうに見えた。
「でもお前さ、そう言うわりに俺のこと殺そうとしねえのな。」
人間を悪魔と呼んでいるにもかかわらず、こうして話ができている状況に疑問を憶えた青ローブがたずねる。
「私は別にそこまで人間が嫌いというわけでは無いよ。土地が奪われたのも遙か昔のことだし。それに何より私は、人間の街の灯りが好きなんだ。キラキラしていてとても美しいだろう?」
ああそうか、と青ローブは理解した。この魔王の前の表情は、人間に対して憧れてはいるが魔王の立場上それを公にできないのだ。さらには憧れている人間に攻撃をしかけそして魔王として討伐される。なんて悲しい運命だろう。そう感じずにはいられなかった。だからだろうか、意図せず魔王に対して問うたのは。
「なあ、人間と和解するつもりはないか?」
魔王が驚愕で固まる。周囲でこれまで黙って見ていた魔族も流石にざわめきだした。
「何を言っている!そんなことできるわけ無いだろう!人間がこれまでどれだけの仲間を殺してきたと思っているんだ!」
魔族の一人が叫ぶ。
「でもそれはあんたたちもだろ?土地を取り返すためとはいえただの民間人を殺してきたんだろ?」
青ローブがどちらも同じじゃ無いかと返す。
「だからなんだと言うのだ。我々の味わった屈辱をそのまま貴様たちに返して何が悪い。」
そうだそうだ!と同調する声がいくつもあがる。
「でもそれじゃ、いつまで経っても戦いが終わらないだろ!お互いがお互いに、お前がこうしたからこちらも仕返すじゃどちらか一方が全滅するまで続くだけだ。それで良いのかよ。あんたたちだってこれ以上仲間の血が流れるとこなんて見たくないだろ。ここで終わらせるんだ、今までの戦いの歴史を。」
なぜここまで熱くなっているのか自分でもよく分かっていないだろう。それでもここで止めなければならないということだけは分かっていた。別に魔族がかわいそうだと思ったわけではない。しかし目の前にいる魔王が好きだと言った人の灯り、それを心ゆくまで見せてやりたい。確かにそう思った。たった数分語り合っただけだが、それでも思ってしまったのだ。
「ならば魔王になってみないか?そうすれば魔族は誰も逆らえない。もし本当に仲間の血を見ること無く私達の土地を取り返すことができるというのなら、私は迷うことはないと思っている。キミはそうできると思って居るんだろう?」
いままで固まっていた魔王が提案してくる。青ローブは小さくしかし力強く頷く。しかし魔族達は魔王のこの提案は承服しかねると抗議の声を上げる。
「お待ちください魔王様!こやつは人間、我々の敵なのです。こうして話をすることすらあり得ないというのに。あげく魔王を継承なさると?確かに我々は魔王になったものの意思に背くことはできません。しかし人間なぞの命令を聞くくらいなら、今果てるほうがましというもの。」
きわめて冷静な口調で、しかし声を怒りに振るわせながら魔族の一人が告げる。それは人間などに決して屈しないという鋼の様な意思をひめていた。
「たしかに私達と人間との間の溝は大きすぎるやもしれない。しかしこのまま繰り返して良いのか?またたくさんの仲間を失えと?私は嫌だ。もし土地を取り返せたとしても、そこに仲間がいなければ意味はない。ほんとはな、私が勇者と戦い敗れたときにもうこれ以上侵攻はするなと言おうと思っていた。私達魔族は敗れる毎にその数を減らしている。このままではこやつの言うとおり全滅してしまう。頼む皆、この凄惨な戦いを終わらせる事を認めてほしい。」
それは魔王が魔王となった瞬間から、ずっと思い続けてきた紛れもない本音。人間へのあこがれと魔族への親愛、どちらも同じくらいにどちらか一方を捨てることなどできない程に魔王の中で両者の存在は大きかった。だからこそ自分が敗北したその時には、今後仲間や人間の血が流れてしまわないよう命令を下そうと考えていた。そして魔王が頭を垂れるという光景に、魔族は皆反応を返すことができなかった。
「俺からも頼む。もし万が一うまくいかなかったその時は新しい魔王として俺が死ぬ。」
魔王の直ぐ横で青ローブも頭を下げる。どうやら新しい魔王として魔族を従える覚悟は決まったようだ。魔王と人間、二人から懇願をされ流石に魔族が折れた。
「分かった、他の魔族達は説得してやる。ただし人間憶えておけ、お前が裏切るようなそぶりを見せた時には差し違えてでも殺す。」
一人が折れたことで連鎖的に折れていく魔族達。こうした集団心理は人間も魔族も変わらないようだ。いやそもそも見た目以外にはなんの違いも無いのかもしれない。魔族には魔族の暮らしがあり、人間には人間の暮らしがある。ただそれだけのこと。
「そうと決まれば早速継承をしなければ。そういえば聞いていなかった、キミは何という名前なんだ?私はヴァイス。ヴァイス・ファウゼンだ。」
「俺はカイン・シノヅカだ。改めてよろしく。しかしヴァイスかきれいな白い髪のお前にはぴったりだと思う。」
「き、きれい?そうか?私としてはいささか浮いていると思うのだが。」
「そんなことはねえさ、俺には十分似合ってる様に見える。」
互いに名前を教え合ったところでカイン(青ローブ)がヴァイス(魔王)の髪を褒める。自分の髪が肌の色などから少し浮いていると思っていたヴァイスは今まで感じたことの無い気分の高まりを感じていた。少し顔を赤く染めながら髪を指に巻き付けるようにいじる。気恥ずかしさからか話題を変えるためにカインの名字について聞く。
「そういえばシノヅカというのは珍しいのではないか?あまり聞き慣れないが、人間はそういった名字が多いのか?」
「ん~、確かに珍しいよな。ガキの頃はこの名字のせいでよくいじられたし。なんでも相当昔の爺さんからこんな名字らしい。」
「そうなのか、しかし珍しい名字には特別な理由があったりするだろう?きっとキミの家には何かあるのかもしれないな。」
名字のことでいじられた事を思い出したカインが少し苦笑いを浮かべると、ヴァイスは嫌なことを思い出させたか?と急いでフォローを入れた。
「そうだと良いけど。さてそれで?継承ってのはどうやるんだ?てか相手が人間でもできるもんなの?」
それだけ返すと中断されていた魔王継承へと話を戻すカイン。
「ああ、問題ないよ。歴代の魔王の中には、人間を見限り魔王となった人間もいたらしい。その時にはかなり魔族が戦況を有利に進めたらしいが、やはり勇者には勝てなかったそうだ。」
過去に人間から魔王になったものがいる、という話はこれまで聞いたことの無かったカインが少し興味深げな反応をするが、先ずは魔王継承だと話を進めた。
「魔王継承は、今の魔王とこれから魔王になる者が互いに名を宣言し血を交える事で継承される。その時、先代の魔王達の記憶が流れ込んでくるから注意して。魔王は普通、死んだ後一定の期間を経て新たな魔王になるものに継承される。時代がどれだけ空いても、正しい歴史を継承するための処置だろう。」
説明を聞き継承の儀式のため親指を小さくナイフで傷つける。そして教えられた通りに詠唱を始める。
「我、今代が魔王ヴァイス・ファウゼンが新代の魔王に座を継承する。」
「我、新代の魔王となるカイン・シノヅカが今代の魔王より座を受け継ぐ。」
「「我らのゆく先に繁栄を!」」
詠唱を終え互いの血を交える。二人を中心に赤く優しい輝きが、しばらくの間辺りを包み込んだ。光が収まるとカインは、流れ込んできた先代魔王達の情報量と凄惨過ぎる過去の戦いにひどい吐き気と嫌悪感を憶え嘔吐しそうになったがなんとか耐えた。
「こんなものが本当の歴史だと、一切人間が語り継いできた歴史と違うぞ。確かにこれじゃあ人間の方が悪魔に見えるわけだ。」
こうしてただのしがない魔法使いだったカインは、長きにわたる魔族と人間との戦いを終わらせるため、激動の日々に身を投じることとなった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
普段暇な時にしている妄想を妄想だけで終わらせるのはもったいないなと投稿を初めてみました。
思いつきをそのまま文章にしているので拙いところや読みづらいところが多々あると思います。
また誤字や脱字などありましたらコメントで教えていただけると幸いです。
これから投稿していく中で時間を見つけて修正してきますのでこれからどうかおつきあいください。