帰りたい。
初めての作品です。
まだまだ至らない点が多々あると思われますが、
たくさんの方に読んでいただけると嬉しいと思っております!
恐らくこれは悪い夢か何かなのだろう。
だめだ考えるな。
考えすぎると頭が痛くなる。
なぜって?
そんなことは簡単だ。
さっきまで俺は家の自分の家にいたからだ。
ただそれだけ。
なのになぜ?俺は、こんなところにいる?
見渡してみると、
周りは見たことのない服を着ている人間や、
もはや人間でない動物が人間と同じ動きをし、
服を着て、喋っているというカオスな状態だった。
……!!
あ、そうかわかったぞ!ここは異世界か!!
なるほどなるほど…
やったー異世界!ハロー異世界!
とでも言うと思ったか。
なんで俺が異世界なんざに来なければいけない?
俺はずっと家で、親の金で、
ゴロゴロ食っちゃ寝していたいんだ!!!!!!!!
なのになんだ!
いやがらせか!
帰りたい…
早く帰る方法を…
「ねぇ、そこのあなた。」
「ねぇってば」
「ねぇ!」
「ねぇぇぇええ!!ちょっと!さっきから1人でブツブツ言ってるそこの気持ち悪いやつ!!」
「私を…無視?いい度胸をしているじゃない!!」
「うぉぉおっ!なんか美少女追いかけてきてるー!なにこの展開ぃぃい!!だが、残念だな!終われたら逃げたくなるものさ。男は…!そして普通に怖い!!あと言っとくけど俺は美少女なんてこれっぽっちも興味ない!!」
「逃げるなー!しかもまた1人でブツブツブツブツと!気持ち悪いのよ!!!」
こちらに向かって何か飛んできた。
「っぶねぇえええ!!お前手からなに出したの?やばくね?!?!」
異世界だから当たり前か!!にしても!
「あぶねぇだろぉぉおおが!!」
「うるっさいわね!あんたが止まったらいいんでしょ!この童貞キモ豚男!!」
「は?!なんで童貞なのしってるの?!てか口悪くね?!?!ひどくね!?」
疲れてきた。
ただでさえ引きこもりで体力ないのに、
走りながらしゃべるって、しかも美少女が手から出してるなんかも避けながらだしな…
でも、、、
「捕まったら殺される」
「捕まったら殺す」
最悪だ!!はやくかえりてぇぇぇぇぇええええ!!!!!!!!!!!!
今後ともよろしくお願いいたします!!