猫魔女参上
はーい、こんにちわ
今日も元気な問部員雨音でーす
いつものごとく平和な日常が続いております
時々変な事が起こるんだけど、それ以外は特になしです
「これだぁぁぁぁ!!」
「違う、それじゃない」
「うそん!?」
弥生と優奈はトランプで遊んでる。
でも何のゲームで遊んでるかは謎
「xをこれに代入すると?」
「代入って何」
「まずそこから?!」
きょーちゃんと智くんは勉強中…
いつもいつも智くんに付き合わされてきょーちゃんがかわいそうだ
「つばっさん、本読んでて楽しい?」
「うーん…、どうだろう」
「じゃあ何で読んでるの…?」
「さぁ?」
「さぁって…」
お、あっちは珍しい組み合わせだな
布型颯真とつーちゃんだ
あれ? 美都はどこへ?
「………」
おや、あんな所に
こっちも珍しくソファの上に仰向けの状態で寝てる…
いや、でもあれ寝てるのかな?
しかもいつもはツインテールしてる髪の毛も今日は括ってない…
「ぞう゛ー…」
「ん、どうしたのみとちん」
起きてたっ
でも手を伸ばしてる姿はゾンビみたい
髪の毛が床に地味についてる…。
怖い…、怖すぎるよ…
「んー? なんじゃこりゃ」
つっきーは一体どこを見てるの?
どこを見て言葉を発してるの!?
これも一種のホラーだよ!!
「お邪魔しますっ」
はい? だれか入ってきた…
「どうしました?」
「お姉様に会いに来ました」
「あ…、蜜姫…」
え、つっきーの知り合い?
沙羅姉ですら「は?」って顔してるよ?
「お姉様!! 私が帰ってくるというのに何故…!!」
「え、ちょっと待って、いつ帰ってきたの?!」
「ほんの1時間前だよ!! 言ってただろう!?」
「聞いてないよ!?」
え、な、何?
全く話が読めないよ?
何がどうなってるの?
とりあえず
「あのー、その人は誰?」
聞いてみよう
「あ、ごめん、紹介するね。この子は五十嵐 蜜姫。私の妹だよ」
「こんにちは、菜月の妹で蜜姫です。以後お見知り置きを」
うん、なるほど納得
つっきーの妹だったんだー
って妹いたの!?
しかもまあ髪の毛ながっ!?
膝の辺りまで髪が!?
括れよ…、絶対邪魔じゃん…
「ってそんな事はどうでもいい!! どうして家にいなかったんだ!?」
「だって聞いてなかったんだもん!!」
あー、やっぱり話の内容が見えてこない…
全く持って理解不能
「ちょっといい? 話が全くわかんないんだけど…」
お、美都ナイス
よく私が思ってる事を言ってくれた
「あ、実は蜜姫今まで別のところにいて、今日帰ってきたみたいなの…」
「一緒に住んでなかったの?」
「う、うん。寮みたいな所にいたんだよ、ね?」
「うーん、そうだなぁ。まあそうかも」
え、結構曖昧だな
そうかもって…
「じゃあさじゃあさ、蜜姫ちゃんも猫又なの?」
「えーと、まあはい」
あら、これまた微妙
弥生が聞いた事に対して結構微妙な答えが…
「なんでまあなの?」
「普通の猫又と言っていいのかわからないので」
どゆこと? 普通の猫又じゃないの?
じゃあスペシャルな猫又?!
「実は蜜姫、魔女なんだよー」
「え、バラしてもいいの、それ」
「別に…、構いません」
あ、いいんだ
こういうのってさ、秘密とかにするよね?
それとも私達が妖怪だから?
ってそんな訳ないか
「じゃあ改めて自己紹介を…。黒魔女討伐隊 dream†trickに所属している五十嵐 蜜姫です」
「く、黒魔女討伐隊…?」
なんじゃそりゃー
魔女はわかるけど、黒い魔女って何?
「えーと、黒魔女っていうのは魔女の中でも悪さばかりしている魔女の事で、その魔女を退治するのが私達の役目なんです」
へー、なるほど
つまりいい人? というかいい魔女?
「1つ思ったんだけどー」
「言葉使いがまるで男の子だね」
「あー、たしかに」
優奈と弥生はなんでそういう所に気がつくんだろうなー
私、優奈達に言われて初めて気がついたよ
「まあそれは人それぞれだからいいと思うけど、魔女っていうならその証拠を見せて!!」
あ、あれ? 美都さっきまで興味無さそうだったのに…
っていつの間にか髪の毛括ってる!?
「いいですよ」
そう言った蜜姫ちゃんはどこからか箒を出した。
もうまさしく魔女って感じで…。
ズル…
あ、なんか嫌な音した。何の音…?
あ、蜜姫ちゃんのしっぽと耳が生えた音か
って音こわっ!?
「よし、じゃあいきますよ?」
蜜姫ちゃんが箒にまたがったら、みるみるうちに箒が浮いた。
やっぱり魔女は箒で空飛べるんだね…
ちょっと羨ましいかも
「こんなんでいいですかー?」
「うんー、十分伝わったー」
「それは良かった」
まず疑って(?)たのは美都だけなんだけどなー…
私、素直にすごいとしか思わなかったや
「とりあえず私この学校に転校するんで、このクラブに入れてください」
「あー、それはもちろん大歓迎」
あー…、大歓迎なのね。沙羅姉
まあ部員が増えるのはいい事だ
喜ぶべき事なんだろうなー
「そんな事より、帰るぞ。お姉様」
「もうちょっといたいー…」
「駄目だ。じゃあお邪魔しました」
「あああああぁぁぁぁぁぁ……」
バイバイ、つっきー
引きずられて帰っていく君の事を私は同情しましょう…
いや、しないけど
まあとにかく、転校生がきて、部員も増えて、いい事だらけだー
あれ? でも蜜姫ちゃんってつっきーの妹だから中3じゃ…
まさか双子!?
それはまた今度つっきーに聞いてみる事にしよう
今はドキムネハッピピー♪
『頭大丈夫かいな、こいつ…』




