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第2話 始まり

挿絵(By みてみん)

レトナーク大陸には、無数の村や街が点在している。

交易で賑わう港町、山間に佇む集落、独自の文化を育む半閉鎖的な村落。

その中でも、国家として最も安定し、力を持つ存在が——《ヴィクトル王国》である。


この王国が誕生したのは、およそ八十年前。

歴史としては浅い部類に入るが、その若さを感じさせぬほど、王国の統治は整い、制度は成熟していた。

武による支配ではなく、法と民意を重んじる“憲政”の方針を掲げ、民の声に耳を傾ける姿勢を貫いてきた結果、ヴィクトル王国はこの数十年で急速に繁栄を遂げた。


その王国の中枢を担うのが——帝都オーディン。

ここは王国の政治・経済・軍事すべての中心にして、王アル・クロード・ヴィクトルの居城が構える場所でもある。

アル王は第3代国王にして、創建王ジルクロード・ヴィクトルの孫にあたる。


帝都オーディンは、都市としては比較的若い部類に入るが、その造りは緻密に計画されたものだった。

街全体が巨大な円形の城壁に囲まれ、その壁には東西南北のうち、南のみに巨大な門が開いている。

南門をくぐれば、そこから延びる真っ直ぐな大通りが、街を貫くようにして北の王城へと続いている。

その通り沿いに広がるのが《商業地区》。市場や店舗、鍛冶屋、馬車の停留所など、あらゆる取引が行き交う活気ある通りである。


大通りの東側には、城下民たちが暮らす《居住地区》。

石造りや木骨構造の家々が軒を連ね、小さな広場や公園が点在し、生活感に満ちた温かな空気が流れている。

一方、西側には軍事的な機能を担う施設が並び、《武器庫》《兵糧庫》《騎士団詰所》といった拠点が集中している。

特に西の端には、ひときわ大きな建物が鎮座していた。


それが、《騎士団訓練施設》である。


城壁と同様の頑丈な石煉瓦で築かれた建物は、いかにも実用本位でありながらも、堂々とした存在感を放っていた。

内部には広大な演習場、対人戦用の模擬闘技場、槍術・剣術の専門訓練室、さらには医療設備や記録室までもが整えられており、騎士たちの研鑽の場として常に活気に満ちていた。


外からはその熱気はほとんど感じられない。

防音性の高い設計により、建物内で交わされる怒号や激突の音は、重厚な扉と壁に遮られて漏れ出ることがない。

それは、近隣の居住区域との調和を図るためでもあり、同時に、帝都が“静と動”の調和を保つ都市である証でもあった。


この帝都の治安が驚くほど安定しているのも、騎士たちの存在が大きい。

彼らは単なる兵士ではなく、国家から認可された精鋭。

王国直属の《騎士団》に所属する彼らは、志願、またはスカウトによって選ばれた者たちであり、厳しい試験と訓練を経なければ正式に認められない。


ゆえに——「騎士になる」ということは、国民にとって一種の憧れであり、誇りでもある。


その選抜が行われるのも、まさにこの訓練施設の中。

毎年一定数の若者たちが挑戦し、そこで命がけの戦いや試験を通じて、実力を証明する。

選ばれた者は、晴れて王国の一員となり、その身に名誉と責任を背負うことになるのだった。


帝都オーディン西部の訓練施設——

厚い煉瓦の壁に囲まれたその広い中庭には、今日も朝露を弾くような足音が響いていた。


エヴァ・ムーン・カルザは、誰もいない訓練場の一角で、一心に剣を振っていた。

誰に見られているわけでもない。だが彼女は、ひたすら己と向き合うようにして、その腕を研ぎ澄ますことをやめない。


伸びやかな踏み込みから繰り出される一閃。細身の剣が風を裂き、突き、払う。

動きには無駄がなく、美しさすら感じられるその型は、長年の鍛錬の成果であった。


「……まだ、脇が甘い。踏み込みが浅い……」


小さく息を整えながら、彼女は自らの動きを省みる。鋭い自己批評の眼差しは、ただの訓練ではない“何か”を背負っているようだった。


エヴァは今年22歳になる。

整った顔立ちに加え、目を引くのは、燃えるような深紅の髪。

首元に沿うように切り揃えられたボブヘアは、動くたびに艶やかな波を描く。

瞳は柔らかい茶色でありながら、どこか芯のある光を宿していた。

真っ直ぐに前を見据えるその瞳は、彼女の強さと覚悟を物語っていた。


身長は160センチほど。高すぎず、低すぎず。

均整の取れた体躯には、長年の訓練で養われたしなやかな筋肉が潜んでいた。

動きやすさを優先して選んだ薄手の長袖シャツは、身体に程よくフィットし、彼女のしなやかなラインを際立たせる。

下半身は灰色の騎士団仕様の軽装甲。騎士の象徴であるブーツには、さりげなくヒールが施され、彼女の美しさにささやかな気品を添えていた。


彼女が握るのは、独特の細剣——両刃ながら、特に突きに適した造りをしている。

鋼の光沢を宿すその剣は、しなやかにしなり、そして確実に的を穿つ。

その刃を振るう彼女の姿は、まるで舞うように美しく、それでいて隙のない力強さを感じさせた。


なぜ彼女はここまで鍛錬を重ねているのか——

その答えは、彼女自身の“立場”にある。


約2年前、エヴァは正式に“騎士団員”として任命された。

ヴィクトル王国において、騎士団とは王国を護る十二の精鋭部隊。

そのいずれかに名を連ねることは、騎士として最高の名誉の一つとされている。


しかし、エヴァが配属されたのは——《第十二騎士団》。

十二ある騎士団の中でも、比較的“雑務”に近い任務を任されることの多い部署であった。


暗黙の了解として、「番号が若い騎士団ほど、強者が集まる」とされている。

第一〜第四あたりは、いずれも歴戦の団長と副団長が指揮し、最前線の作戦や王国の要所を担っている。

逆に第十一、第十二あたりは、その格差ゆえに、他の団員たちから侮られることも少なくない。


「第十二団だからって……別に、それでどうこうはないわ」


小さく、エヴァは口の端を上げた。

彼女にとって、番号や評価などは重要ではない。

大切なのは、自分がどう在りたいか、そして——自分の力で、周囲を納得させることだ。


だからこそ、彼女は今日も剣を振るう。

誰よりも速く、誰よりも美しく、誰よりも強くなるために。


団員になるには、王国が定めるさまざまな試験を突破する必要がある。

とはいえ、実質的に重要視されるのは“団長の眼”だ。

団長、つまりその騎士団を率いる人物に「使える」と見込まれた者こそが、真に団員と認められる。


スカウトという形で団長に選ばれ、エヴァは異例の若さで任命を受けた。

そのこと自体は誇らしい。だが、それに甘んじるつもりなど微塵もなかった。


——だから、彼女は今ここにいる。


朝焼けの差し込む訓練場で、ただ黙々と剣を振るうその姿。

それはまさに、一つの誓い——誰にでもない、自分自身に立てた誓いの形だった。


朝の冷気がほんのりと残る中、訓練場に立つエヴァの動きには、どこか落ち着きがなかった。


細剣の突きは鋭く、足運びも淀みはない。だが、彼女を知る者であれば気づいただろう。

——ほんのわずかに呼吸が浅い。目の奥に微かに浮かぶ焦燥の色。

それは彼女の本来の研ぎ澄まされた集中から、時折わずかに逸れたものとなっていた。


「……ふぅ」


深く一つ、息を吐いて剣を納めたエヴァは、訓練場の隅に置いていた水筒を手に取り、喉を潤す。冷えた水が喉を通り過ぎても、その胸中のざわめきは静まらなかった。


——原因は明らかだった。


今日、彼女は王から“直接の呼び出し”を受けていたのだ。


王宮からの通達は、騎士団所属者にとって珍しいことではない。任務の通達、報告の召集、各種行事——

だが今回は違った。団や部署ではなく、個人宛て。それも「エヴァ・ムーン・カルザ」という名を明確に指定しての呼び出しだった。


(なぜ私が……? 何か失態でもあった? それとも——)


考えれば考えるほど、不安ばかりが増していく。

だが、今ここで答えが出るわけもない。


「……そろそろ時間ね」


空を仰いで、太陽の位置を確認すると、エヴァは小さく呟いた。

未練を断ち切るように肩を一度回すと、彼女は訓練場をあとにした。


**


謁見のための着替えに、特別なものを用意する必要はなかった。

なぜなら、彼女にとっての“正装”は、すでに己の戦闘装束だからだ。


軽装の甲冑——騎士団員であることを示す灰銀の鎧は、動きを妨げないよう各所が切り離されている。

肩と胸、背中と腹部、それぞれを保護する堅牢なプレートは、彼女の動きにしなやかに追従し、無駄を排した機能美を宿していた。


腕や脚には軽量のガードを装着し、関節はあえて露出させてある。そこに鋭敏な感覚を活かす動きを宿すためだ。

髪を片耳にかきあげ、細剣を腰に下げる。その刃の重みが、いよいよ迫る瞬間を告げるようだった。


やがて、王の居城が見えてくる。


巨大な石造りの回廊を抜け、見張りの騎士たちに軽く一礼をして通されると、謁見の間へと続く重厚な扉が静かに開かれた。


**


特別な謁見の間は、思った以上に広い。

内部のもののみ使えるようではあるものの、

小体育館ほどの空間には、荘厳な静けさが漂っていた。

高い天井にはシャンデリアが吊るされ、陽光が窓から差し込み、磨き上げられた大理石の床を静かに照らしている。


扉からまっすぐに延びる赤い絨毯。その両脇には銀色の支柱が一定間隔で立ち、荘厳さを際立たせていた。

絨毯の終点には、王の玉座——今はまだ空席だが、重厚な金細工の椅子が鎮座していた。


室内には、すでに数人の家臣たちが控えており、彼らは一様に沈黙を守っていた。

その静けさが、かえって緊張を際立たせる。


エヴァは扉をくぐり、絨毯の中央まで進むと、そこで静かに立ち止まり、深く一礼をする。


(どういう内容だろう……叱責、あるいは……)


言葉を発さず、彼女はそのまま静かに待った。


——その時、右手の奥にある小扉が開き、一陣の風のような気配と共に、一人の男が姿を現した。


アル・クロード・ヴィクトル。

第三代国王にして、若きながらも民から絶大な信頼を得ている統治者である。


背筋を伸ばしてゆっくりと進み、玉座に腰を下ろすと、わずかに視線をエヴァへ向ける。

その瞬間、エヴァは左膝をつき、剣を横にしながら頭を下げた。


「第十二騎士団所属、エヴァ・ムーン・カルザ。王のお招きにより、参上いたしました」


その声音には、緊張とともに、凛とした誇りがあった。


謁見の間の空気が、ぴんと張り詰める。


謁見の間に、さざ波のような気配が立った。

王の姿が現れたその瞬間、重厚な沈黙の中に確かな存在感が満ちていく。


アル・クロード・ヴィクトル——

ヴィクトル王国の第3代国王にして、わずか35歳という若さながら、国政を確かに担う、国の“芯”ともいえる存在だった。


その容貌は、まるで高貴な彫像から抜け出してきたかのよう。

整った顔立ちは、どこか憎めない柔らかさと人懐こさを備え、見る者に威圧感よりも安心感を与える。

長く伸ばした黄金色の髪は、今は後ろで一房に結ばれ、翡翠色の瞳が穏やかな光を湛えている。


意外なほどに鍛えられた体格は、上質な装飾が施されたロングベストの内側に隠れながらも、立ち居振る舞いにその気配を滲ませていた。

袖元や胸元、靴にまで散りばめられた宝飾の細工が、王としての品格と重みを感じさせる。


玉座に深く腰を下ろすと、王は軽く息を吐き、にっこりと笑んだ。


「わざわざすまなかったな、よく来てくれた」


その声音には、どこか親しみすら感じられる温かさがあった。


「滅相もございません。お呼びとあれば、いつでも参らせていただきます」


エヴァは左膝をついたまま、剣に手を添え、静かに応じた。


だが、王は手をひらひらと振りながら言った。


「まぁ、そんなに固くなるな。今日は形式張った話じゃない。立って、楽にしてくれ」


そう促されて、エヴァは一瞬ためらいながらも顔を上げ、立ち上がる。


(——相変わらず、距離感が妙に近い方だ)


心の中でそんな感想を抱きながらも、王のその人柄をエヴァは決して嫌いではなかった。


「本日は、私個人にご用がおありと伺いましたが?」


問いかけに、王は頷きながら頬に手を当てる。


「うむ、そうなのだ。少々、折り入って願いがあってな。……人を探してきてほしいのだよ」


「人探し、ですか? 私が1人で?」


意外な言葉に、エヴァの眉がわずかに動く。


(任務としては珍しくないけれど、個人名指しで依頼されるような内容だろうか?)


疑念がよぎるも、王はすぐに補足するように言葉を継いだ。


「そう。君一人に頼みたい。普通の人探しではなくてな——探してほしい相手は、“森に住まう男”なのだ」


「森に……?」


エヴァだけでなく、控えていた家臣たちの間にも、ざわめきが広がる。


ヴァレスティア森林。

その名を聞いて色を失わぬ者は、この王宮にはいない。

大陸随一の広さを持ち、同時に危険地帯でもあるその森に“住む”ということは、ただの変わり者では済まされない。


(自ら住み着くほどの者……ならば、相応の実力があるということ)


エヴァは小さく頷いた。


「その者の名は?」


「フェイ、という男だ。年は私より少し下。……どこか、掴みどころのない奴でな」


そう言いながら、王は遠くを思うような目をした。


「彼を、ここへ連れてきてくれればいい。事情は話さなくていい。ただ“翠玉の三代目が、青き目の者に会いたがっている”——そう伝えてくれれば、察するはずだ」


その言葉には、まるで試すような、どこか含みのある笑みが滲んでいた。


「はっ。謹んでお受けいたします」


エヴァは背筋を伸ばし、力強く応じる。


「すまないな。出立の時期は任せるが……目安として、90日を超えるようであれば、連絡を頼む。場所は、おそらく森林の北域だ。危険だが、彼がいるとすればそこだろう」


「かしこまりました。準備を整え、明日には出立いたします」


王は満足げに頷いた。


「そうか。……頼んだぞ、エヴァ・ムーン・カルザ。無事を祈る」


「それでは、失礼いたします」


再び深く一礼をし、エヴァは謁見の間を後にした。


扉が閉まるその瞬間まで、王は変わらず穏やかな微笑を浮かべていた。


***


王から拝命した内容がどれほど不可思議でも、国を預かる者の言葉に逆らう術はない。

エヴァ・ムーン・カルザは、謁見の間を後にすると、まっすぐに自身の居住区へと戻ろうとした。出発の準備に取りかからなければならない。

半年という猶予は与えられたが、王自らが“頼んだ”というその言葉は、胸の奥に火を灯すのに十分な重みを持っていた。


だが、玉座の間の重い扉を抜け、回廊を渡ろうとしたその時だった。


「随分と、珍しい依頼をされたのね」


澄んだ空気に溶け込むような声が、背後からふわりと届いた。

耳に覚えのある声に、エヴァはぱっと振り向く。


「レーナ様!」


思わず声が弾んだ。普段は冷静な彼女にしては、少しはしゃぎすぎたかもしれないと自覚しつつも、その嬉しさは抑えきれなかった。


そこに立っていたのは、レーナ・ファン・ルナ。

エルフの血を引くその姿は、まるで月光がそのまま人の形を取ったような静謐さと美しさを持っていた。


長く、絹のように滑らかな金色の髪が腰まで垂れ、歩くたびに静かに揺れている。

艶やかな白い肌はほのかに光を反射し、顔立ちは小さく整っており、頬から顎にかけてのラインは彫刻のように端正だ。

そして、髪の隙間から覗くのは、エルフ特有の長く尖った耳。見る者の呼吸を止めるような気高さが、彼女の佇まい全体に宿っていた。


ヴィクトル王国において、多種族が共存しているとはいえ、レーナのように王国の中枢で活躍する者は数少ない。

彼女はその中でも、騎士団第3士団——最精鋭に近い戦力を誇る団において、副団長を務めている実力者だった。


「アルも、あなたには特別目をかけてるけど……変な頼み事をしないでほしいものね」


レーナはクスリと笑いながらも、どこか心配そうな眼差しをエヴァに向けた。

王の名を呼び捨てにできる者など、この城でもごく僅か。

それだけで、彼女がどれほど王に信頼されているかが伺える。


(レーナ様は……やっぱりすごい人)


エヴァは、心の中で改めて尊敬の念を深くした。

彼女が騎士となったばかりの頃から、何かと目をかけてくれていた存在。

だが、それは単なる親切や保護ではない。

厳格な実力主義の中で、自らの力で地位を勝ち取った彼女の背中が、どれほど大きく見えたか——。


「いえ、これも何か意味があることだと思います。だからこそ……尽力する価値があります」


まっすぐな眼差しでそう返すと、レーナはわずかに目を細めた。


「ふふ、あなたらしいわね。……でも、無理はしないように。戻ってくることも、立派な仕事のうちよ?」


「はい、ありがとうございます!」


エヴァは深く頭を下げ、くるりと踵を返して歩き出した。

背に向けられた金色の眼差しに、ほんの少しの温もりを感じながら——。


レーナは、去っていく後輩の背をじっと見つめながら、小さく呟いた。


「……フェイ、ね。まさかとは思うけれど」


その声音は、ただの憶測以上の何かを含んでいた。

エルフという長命種ゆえに、彼女だけが知っている“何か”がそこにはあった。


だが、それを追及するような素振りもなく、レーナはふっと微笑むと、静かに回廊の奥へと姿を消した。


こうして、エヴァに託された新たな使命が動き始めた。


——フェイ・オーディンの元へと向かう、その旅立ちの2週間前のことであった。

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