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この本屋には、たまに魔王が来るらしい

その老人はいつものように開店の準備を始めた。


 老人は勇者の生まれ故郷と言われる村のとなりにある町で長年、本屋を営んできた。城下町にも近いこの町は毎年、多くの観光客が訪れる。そのせいか店や宿の数も多く乗り合い馬車の発着場もある。


 町の傍には魔王城と言い伝えられる古城もあった。そこには今も勇者が封印した魔王が眠っていると言い伝えられているが真偽は定かではない。どちらにせよ数百年も前のことらしいので今ではただの史跡扱いになっている。


 老人の本屋は小さな店だったが幅広い種類の本を扱っていた。観光客用にガイドブックや地図も売っていたが流行の小説から実用書、場合によっては魔術書までそろっていた。老人の長年の本屋としての経験から仕入れる本を決めていた。老人は特に歴史書が好きなので自然と歴史の本が多くなった。


 開店してしばらくは誰も来ないが少しずつなじみのある客がやって来る。一日中ずっとここで店番をしていると、よく来る客の顔は覚えてしまう。


 この本屋には常連客がいる。どの客も本を読むのが好きでしばらくの間、立ち読みをしてから気に入った本を買っていくことが多い。老人はどちらかというと無口な方だったが、それでも常連になった客とは本の代金をやりとりしている時に一言、二言は言葉を交わす。場合によっては雑談もするので客の本の好みや人となりも把握していた。


 最近、変わった客が来るようになった。まるで魔王のような黒づくめの格好をした客だ。この町には勇者と魔王の伝承のファンも訪れるので、そのような客の一人だろうと老人は思った。


 彼はある日、ふらふらと本屋に入って来た。本が好きなようで初めて来た日は長い時間、ここで過ごしていた。そして歴史書を買って帰った。それは勇者と魔王の伝承の本だった。魔王のような姿の客にそんな本を売ったのでよく覚えていた。


 それから、その客はよく来るようになった。決まった時間に来店するのではなく、いろいろな時間帯にふらっとやって来る。店にいる時間も長い場合もあれば短い場合もあった。だが、いつも楽しそうに本を読んでいた。よほど本が好きなのだろう。そう思うと本が好きな老人は嬉しい気持ちになった。


 実を言うと、この店に来ていたのは本物の魔王だった。世界を全く支配する気のない魔王は乗っ取られていた魔王城を取り戻した後、部下たちとそのまま気ままに魔王城で暮らし始めた。勇者の末裔の少女、フィルの村以外に魔王城に近いこの町にもよく遊びに来ていた。


 魔王はもともと、よく本を読んでいた。数千年という長い年月を生きてきた魔王にとって本をじっくり読むことは好きなことの一つだった。もっというと本を読むことで様々な言葉や知識を身に着けて長い時を生き抜いてきた。読書をすることは彼の生きるための知恵でもあった。


 魔王城には封印される前に集めていた本もあったが数百年間も封印されていたので、どれもとても古い本になってしまった。何なら魔王の書く文章も数百年前の文体のままなので周りに伝わらないこともあった。これでは不便なので今の時代の言葉遣いを覚えるためにも本を読もうと本屋を探していた。


 そこで見つけたのがこの本屋だった。魔王は品揃えのいいこの本屋をすぐに気に入った。そして、気が向いた時に行くようになった。特に勇者と魔王の伝承の本がよく見つかるので気に入っていた。


 しかし、老人はそんなことは全く知らない。まさか本物の伝承の魔王が来ているとは思っていなかった。老人は勇者と魔王の伝承好きの観光客がこの町に長逗留しているのだろうと思っていた。本の代金を受け取る時に老人は魔王にどこから来たのか、それとなく尋ねたことがある。


 「私は魔王だ。魔王城に住んでいる」


 さも当たり前のようにそう答えたのだ。老人はあいまいに笑った。魔王としては素直に本当のことを答えたのだが、老人は冗談だと思っていた。


 貴族やお金持ちの商人がこっそり長い休暇を楽しむときに素性を明かしたくなくて分かりやすい嘘をつくことがある。きっとそれだろうと老人は考えた。ただ、どう見ても魔王は貴族やお金持ちのようには見えなかったから、なぜそんな冗談を言うのか分からなかった。


 今日も魔王はいつの間にか店に来ていた。今回は熱心に勇者の伝記を読んでいる。魔王が読んでいる本は勇者本人が自分の半生を綴った自伝だった。勇者と魔王の戦いはその前半に出てくる。後半は勇者が再び旅に出て生涯の友と出会うなど、盛りだくさんの内容になっている。どちらかというと後半の方が長いくらいだ。


 「よほど、その本が気に入ったんじゃな」


 魔王が本を買いにレジに持ってきたので老人は思わずそう話しかけた。


 「そうだな。実を言うと私と戦った後、あいつがどうしたのか気になっていたのだ。あいつは寂しそうな目をしていたから」


 あいつというのは勇者のことだろう。まるで勇者本人と会ったことがあるかのような口ぶりに老人は目をしばたたかせた。魔王になりきって冗談を言っているとしたら、よほど勇者と魔王の伝承に詳しいのだろう。


 「あいつにも大切な友達ができたらしい。そう知って安心した。もう一人ではないんだな」


 確かに勇者は魔王討伐に一人で向かっている。友達の記述が出てくるのは、そのずっと後だ。勇者について話す魔王の口ぶりはどこか優しかった。それを聞いて悪い人ではないことが老人にも分かった。魔王は不思議な客として老人の心に残った。


 もう一つ老人が魔王のことを不思議に思った出来事がある。老人が店を閉めた後、ちょっとだけ夜道を散歩していると屋根の上に座り込んで月を見ている魔王に出会った。魔王は老人に気づいていないようだった。楽しそうに夜空に浮かぶ月を眺めている。


 「あんた、こんな所で何をしているんだ」


 つい老人が声をかけると魔王は老人に気づいた。


 「月見をしていたんだ。お前もするだろう?」


 さも当たり前のように魔王は言う。魔王の口ぶりだと日常的に月見をしているようだ。


 「秋にはするが、いつもはな」


 それに屋根の上で月見をすることはない。秋の祭りの時に少し空を見上げて眺めるくらいだ。


 「なんで屋根の上にいるんだ?」

 「ここの方が月がよく見える。それに月の光を浴びやすい」


 どうも月見をしているのは月の光を浴びるためのようだ。ますます不思議に思った。日光浴ならするが、月の光を浴びるために月見をするのは聞いたことがない。


 よく見ると魔王は黒く裾の長い服を着ているが裾に金色の刺繡が入っている。それが月の光のようにも見えた。


 老人は何となく月見の花を思い出した。月見の花は月の光によって帯びる光の色が変わる魔法の花である。月の精霊の力が宿ると言われている。


 老人の故郷の森では月見の花をよく見かけた。その花が満月の時、金色の光を帯びて群れて咲いていると夜の森が明るくなる。魔王の服にある刺繡は月見の花と同じ金色だ。


 そういうようなことが重なって老人は魔王が一体、どういう人なのか考えるようになった。だが、詳しいことはあまり分からなかった。ただ、ちょくちょく本屋に立ち寄ることと本が好きなのだろうということは分かった。





 その日は朝から雨で肌寒い日だった。店を開けていると、ならず者のような怖そうな男たちが外をうろついているのが見えた。この町はいたって穏やかだが時々、ああいう連中もやって来る。だが、大きな街ではないので彼らが狙う金目のものはほとんどない。たいていは諦めて去っていく。


 老人はため息をつきながら本屋へ引っ込んだ。今日は寒いせいか身体のあちこちが痛む。思えば随分と長い間、ここで本屋をしている。息子夫婦は城下町に住んでいて時折、遊びに来てくれる。孫に会えるのは楽しみだが、そう頻繁には遊びには来られない。一緒に本屋を切り盛りした妻には何年も前に先立たれた。それでも思い出に残る本屋を守り続けてきた。

 

 だが自分ももう歳だ。ずっと本屋を続けてはいられないだろう。息子も老人を心配して城下町で暮らさないかと言ってきた。だが、この町が好きな老人はまだ店を続けていたくて何も返事をしていなかった。


 その日の客は魔王一人だけだった。自然と彼と話をすることになった。雨はまだやまないので魔王はしばらく店にいるつもりだった。


 「潮時かもしれんな」


 ぽつりと老人が呟いた。いつになく弱気になっていた。


 「何かあったのか?」


 魔王が心配そうに尋ねてくる。老人は自嘲気味に笑った。


 「店のことさ。ずっと本屋を続けてはいられない。もう、わしもだいぶの歳だ」


 そう言ってみて寂しい気持ちになった。魔王は何も言わない。雨音だけが店の外からかすかに聞こえてくる。


 「お前はどうしたいんだ?」


 やっと口を開いた魔王はそう尋ねた。そう言われてはっとした。魔王は老人がどうしたいのかを素直に尋ねたのだ。老人は店を続けられないかもしれないという現状のことばかり話していて、何をしたいかは話していなかった。


 「そりゃできるなら、ずっと続けていたいさ。わしは本が好きなんだ」

 「あまり無責任なことは言えんが、無理にやめる必要はないんじゃないか。お前が続けたいなら」


 魔王はただそう言った。だが、老人は優しく背中を押されたように感じた。


 魔王はおじさんに見えるので老人は魔王のことを自分よりずっと年下だと思っていた。だが、実際は魔王は何千年も一人で生きてきたのでこの老人よりもずっと年上だ。魔王は長い年月を何とか生きてきた経験から老人に言葉をかけた。


 老人からしてみれば年下と思っていた魔王から諭されたように感じた。そして、自分より本当に年下なのかと不思議に感じた。それにしては長生きをしてきたような余裕のあるような態度だと思った。ただ魔王に背中を押されて気持ちが明るくなってきた。


 老人は話題を変えようと一冊の本を取り出した。その本は何年か前に偶然、仕入れた本だった。革張りの重厚感のある本でかなり古い。どういう内容なのかどうしても気になっているのだが、なぜか本自体が開かない。何か魔法がかかっているらしい。魔術書ではないからそんな大層な魔法がかかっているとは思えない。だが、魔法使いの知り合いもいない老人はこの本を読めないまま気になりつつもしまい込んでいた。


 なぜか魔王に見せたら何か分かるのではないかと思った。魔王を名乗るぐらいだから魔法の心得ぐらいあるだろう。


 「変わった本だろう。だけど、面白そうでな」


 そう言われて何気なく魔王も本を手に取ってみた。確かに本全体に魔法がかかっている。懐かしい感じのする魔法だ。そこで魔王は、この本に月の光の魔法がかかっていることに気づいた。そんな珍しい魔法をかけられる種族は一つしかない。魔王と同じ月影の民だ。


 「これは月影の…」


 つい、そう口にしたが老人には魔王の言葉の意味が分からなかった。


 「何か分かったのか?」

 「ああ、これには月の光の魔法がかかっている」


 この本は恐らく月影の民が書いた本だ。同じ月影の民に見つけてほしかったのか、それとも状態の良いまま保存するためか。本は開かなくなっているが本格的な封印というわけでもないので、本を誰かに読まれたくないわけではなさそうだ。かなり古い本なのに痛んでいないところを見ると保存のためにかけられた魔法だろう。本来、月の光の魔法に物を保存しておく作用はないから本自体に何か仕掛けがしてあって、月の光の魔法をかけると本を痛まないようにしてくれるのだろう。


 魔王は月の光の魔法を本にかけてみた。これで解除されるはずだ。思った通り金色の光に反応して本がひとりで開いた。


 「ほら、これで読めるようになった」


 魔王は老人に本を返した。誰かが書いた旅行記のようだった。それはかつての月影の民が書いた旅の記録だった。月影の民は魔王が最後の一人だから、これを書いた人はかつてこの世界を旅していた月影の民の誰かだろう。


 老人はただ驚いてしまった。月の光の魔法なんて聞いたことのない魔法だ。それをなぜか魔王が使った。彼はなぜ、こんなことができるのだろう。まさか本当に伝承の魔王なのだろうか。だが、それはあり得ない気もした。伝承の魔王がこんな所で普通に雑談をしたり本を買ったりしないだろう。世界を支配しようとした魔王はもっと恐ろしいだろうと考えたのだ。


 「あんたは読まなくていいのか?」


 とっさに老人はそう尋ねた。魔王は首を横に振った。


 「お前が読みたかったんだろう」


 そう言うと魔王は本を買って去って行った。雨はいつの間にか、あがっていた。


 老人は旅行記を読みながら、この本を書いたのが月影の民という月の精霊の加護を受けた種族の誰かだということを知った。今よりも遠い昔、まだ人よりも精霊が多い時代に栄えた種族だ。この作者が旅をしている頃には月影の民の数はとても少なくなっていたようだ。


 この旅行記の作者は実にいろいろな場所へ出かけていた。作者は旅行好きのようで何度も世界を巡る旅に出ては、そこで見聞きしたことを軽妙な語り口調で記してあった。


 旅行記の中には月影の民の風習や特徴に触れているところもあった。魔力を回復させるために月見をしに高い山へ登ったり、月の良く見える高原を気に入っていたり。


 月の光の魔法を使う場面も旅行記にはあった。闇の魔物を追い払ったり、薬を作るのに使ったり。月影の民の作った道具には月の光の魔法を使って動かす物が多いらしい。この旅行記にも良い状態を保つために月の光の魔法を使ったことが書いてあった。


 老人は夢中になって旅行記を読んだ。だが、そのうちに月影の民の特徴が魔王にも当てはまることに気が付いた。


 もしかして魔王は月影の民なのではないか。だが、そんなことはどの伝承の本にも書いていない。魔王は魔王としか書かれておらず種族がどうだということは伝わっていない。だが、あの客が本物の魔王でなくても月影の民かもしれないというのはあり得そうだ。

だとしたら、この旅行記を読みたいのではないか。もっというと彼がこの本を持っていた方がいいのではないか。


 そう思うと老人はいてもたってもいられなくなった。だが、魔王を探そうにも、いつもどこにいるのか分からない。


 老人は魔王が店に来るのを待っていたが、そんな時に限って全く店に来ない。老人は不安になった。もしかしたら、この本のことがあって来づらくなったのだろうか。


 老人は待っていても埒が明かないと思い、遂に本を持って魔王を探しに行くことにした。魔王城にいると言っていたことを思い出し、そちらの方へ歩いて行く。もしかしたら道中で会えるかもしれない。老人は魔王が本当に魔王城に住んでいるとは思っていなかった。きっとそちらの方面の宿に泊まっているのだろうと思っていた。


 老人は本屋を早めに閉めてすぐに探し始めた。あまり夜遅くになると店の前をうろついていたならず者に出くわすかもしれない。だが、老人の予想は悪いほうに当たった。ならず者たちが本屋を出てすぐの角で待ち構えていた。


 「じいさん、そいつは値打ちもんの魔術書だろ。おれたちによこせ」


 どうやら月の光の魔法を使って本を開いていたところを外から見られていたらしい。珍しい魔術書だと思われている。そういった魔術書はかなりの高額で取引されるので目をつけられたようだ。


 「これはただの旅行記だ。魔術書じゃない」

 「そんなわけないだろ。魔法を使っているところを見たんだぜ」

 「とにかく誤解だ。これは渡せない。渡さないといけない人がいる」

 「強情なじいさんだ」


 ならず者たちはじりじりと老人に迫って来る。腰に剣をさげているのを見ると老人はさすがに恐ろしくなった。それでも本だけは渡すまいとしっかりと抱えていた。


 ならず者がこぶしを振り上げようとした時、老人との間に割って入った人がいた。


 それはあんなに探していた魔王だった。


 「あんたは…」

 「お前はすぐに逃げろ。ここはこの魔王に任せるがいい」


 その言い方が本物の魔王らしくて老人はこの場を魔王に任せることにした。


 「なんだ、こいつは」


 ならず者は殴りかかってきたが、魔王はさっと身をひるがえして攻撃をかわした。魔王は彼らを全く恐れていない。


 魔王が戦えることを見てとったならず者の一人が剣を抜いた。武器を持っていなかった魔王はさっき魔王に攻撃をかわされ態勢を崩した男がとり落とした剣を拾って構えた。


 老人は初めて魔王が剣で戦うところを見た。その剣さばきは見事としかいいようがなかった。ならず者たちが力任せに振り回す剣を弾き返し、いとも簡単に剣を取りあげる。相手は何人もいたが複数の相手を難なくこなしている。


 更に驚くべき点はどの相手からもすぐ剣を奪って無力化しているところだ。剣を戦いながら奪うのは、ただ相手に斬りかかるより難しい。相当な剣の力量が必要だ。彼はどうやら達人級の腕前らしい。


 やがて全員の剣をとりあげると、相手はどうしようもなくなって逃げだした。


 「危ないところだったな」

 「ありがとう。実はあんたを探していたんだ。この本を渡したくて」

 「でも、その本は…」

 「わしはもう読んだ。それで気づいたんだ。この本はあんたと同じ魔法の力を持った人が書いたんじゃないか? それなら、あんたが持っている方がいい」


 あんたは月影の民だろうとは言えなかった。それを口にしたら魔王はもう本屋に来ないかもしれないと思った。


 魔王は困ったように黙っていた。月影の民が書いた本には興味があったが、もらってしまうのは気が引けた。老人がその本を気に入っているのを知っていたから。


 「それなら、わしを助けた礼として受け取ってくれ。頼む」


 老人にそんなふうに言われて、とうとう魔王も本を受け取った。そこまで言うなら受けとらないわけにはいかない。


 「ありがとう。大切にする」


 魔王は家まで老人を送って行ってあげた。夜道は危険だからだ。今度は誰にも絡まれずに帰ることができた。


 「よかったら、また店に来てくれ」

 「そうさせてもらう」


 魔王はその日、魔王城に戻ってから旅行記を読んだ。全く面識のない月影の民の書いたものだったが、どのような旅をしていたのかが良く分かった。彼の訪れていた場所にいつか行ってみたいと思った。月影の民が作った月の光の魔法で動くという道具も面白そうだと思った。いつかフィルと魔王軍のみんなでそれらを見つけに行ってもいいのかもしれない。


 それからも魔王は時々、特に何も気にせず老人の本屋に立ち寄っていた。老人はというともう魔王のことは何も尋ねなかった。


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