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朝の散歩道

作者: 朝焼 悠

君は分かってて

そう振る舞ってる

一緒に並んで歩いている最中

いきなり飛びついてきたり

しがみついてきたり

少し先をぴょんぴょんと

はしゃいで跳ねるように

進んでみせたり


車が来ているの

気付いてて

少し車道の方へ寄ってみせたり


君は分かってる

僕がこの手を離さないと

誰かが近くを通っていくと

隠れるように

僕の横に隠れるようにくっついて


他の子が向こうから来ると

道を譲るように

僕の後ろに回り込む


大丈夫だよって

頭を撫でて

僕が一歩進むと

また嬉しそうに飛び跳ね始めて


駄目って分かってるのに

誰もいないからって

もしもなにかあっても

すぐに僕が抱きかかえるって

分かってて

道の真ん中でお腹を見せて

寝転がる


ずっと先を歩いていたのに

少しずつ近付いて

追い越した

幸せそうに歩いている

散歩中のわんことその人を見て

なんとなく

二人の気持ちを考えながら歩いていた


朝早く起きて

散歩に出て良かった

そんなふうに思えた

日曜日の朝でした


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― 新着の感想 ―
[良い点] わんこ、純粋でかわいいよね〜^^ 本当に、無邪気な天使です。 素敵な詩をありがとうございます!
2022/01/23 19:10 退会済み
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