今日のダダ漏れ思考ネタ(第8回)
加速装置!
子供の頃、そんなことを叫びながら遊んだなぁ。
先日、あるアニメを見ていてふと感じた疑問。
「なんで、加速装置を使うと周りから見えなくなるんだろう?」
何のアニメかと言えば、言わずと知れた『サイボーグ009』です。
主人公の009(島村ジョー)の特殊能力が『奥歯にスイッチが仕込まれている加速装置』ですね。
これを使うと、ものすごい速さで動くことができるようになって、文字通り目にも止まらぬ速さでいろいろ活躍するわけですが。
ここである疑問が思い浮かんだのです。
「加速装置を使って、人の目に映らないほどの速さで移動しているとしたら、移動している本人には景色がどのように見えているのだろうか」
では『景色が見える』とはどういう事かを考えてみた。
物が見えるためには、その物に光が当たって反射してきた光が目に入り、網膜で光を受けて脳が解析するという事を行っていると思っている。(合ってる?)
つまり、光が反射すると何かが見えてしまうわけだ。
という事は、見えないくらいに速く移動するという事は、光よりも速く動いているという事だろうか?
もしそうだとしたら、009には周りの景色が見えないのではないだろうか。
何しろ光より速く動いているのだから、周りの物に当たった光が009に到達できなくなる。
009は真っ暗な中をやみくもに動くしかなくなってしまう。
実は光よりも速く移動することはできないと、アインシュタイン博士が提唱している。
光よりも速く動くものはなく、また光の速度に近づけば近づくほど、その物体は時間の流れに取り残されてしまうらしい。(そんな感じだっけ?)
もし009が光の速度で動いていたら、009は周りに比べてすごく遅い時間の流れの中にいることになり、浦島効果で元の速度に戻ったら誰も居なくなっていた。なんてことになりかねない。(そんなことになったらギャグ漫画だ)
そもそも人の目では、すごく速く動くものをとらえられない。
例えば銃弾なんかは目には見えない。
(見える人もいるかもしれないけど。ルパン三世に登場する石川五右衛門とか)
という事は、009は光の速度ではなくて、銃弾程度の速さで動いているという事なのかもしれない。
そういえば、光の速度は秒速30万キロメートルくらいあるらしいが、光というのは減速することはないのだろうか。
何かにぶつかって遅くなったりしないのだろうか。
もし減速したら、それは光たりえるのだろうか。
光をプリズムに通すと虹色に分かれるというのは、小学校の理科の実験で見たことがある人も多いかもしれない。
その色は光の波長によって決まっているらしい。
赤い色ほど波長が長く、青い色ほど波長が短い。
無色(?)の光からこれらの波長の光が出てくるという事は、もしかするとプリズムを通った光は、微妙に遅くなっているということなのだろうか。
プリズムを通過する場所によって通過する距離が違うので、減速される量に差ができて色が分かれてしまうのではないだろうか。
そしてそれよりさらに遅くなってしまった光は、光としては認識されなくなって見えなくなっているのかもしれない。
1964年に連載が開始されて56年。
すでに四半世紀を超えて愛されている作品だが。
『加速装置』だけでなく、サイボーグ戦士たちの特殊能力はいまだに見る人を魅了し色褪せることがない。
本当に奥の深い作品だと改めて思った。




