第一話 白の空間(1日目)
新作です!思いつきで書いてるので結末も何も決まってません。
ある日私が目を覚ますと、白い天井が目に移りました。いつものベッドよりも硬い何かの上に寝ているようでした。
体を起こしてみたけれど、視界一面真っ白で、途方もない広さの部屋にいるみたいです。
何処から光が差し込んでいるのか分かりませんでしたが、部屋は何故か明るかったです。
辺りを見回してみると、先程寝ていたと思われるところに扉(と思われる枠)が浮いていました。
前に、小説や漫画などで読んだことがあるので、きっとこの枠をくぐれば他のところに行くのだと思います。
枠の中も真っ白で、部屋の色と区別がつきません。
恐る恐る手で触れてみると、枠に水が張っているような・・・・・・でも、水よりも粘性の高い液体のようなものがある感じでした。
体の一部だけを通すことはしないようで、中に入っていくことはありませんでしたが手で触れたところを中心に波紋が出来ていました。
この先に何があるのか分からない扉をくぐるのは怖くて、優柔不断な私にはどうすれば良いか決めてくれる人も判断材料もない状態で決めることは出来ませんでした。
目が覚めてからどれだけ経ったのか分かりませんが、一向に疲れる気配もお腹が空く気配も眠くなる気配もありません。
“これ”を通った先に何があるのでしょうか。そもそも私は誰なのでしょうか。・・・・・・一体どうして私はここへ来たのでしょうか。
頭を使うことも億劫になってきました。なんかもうどうでもいい気すらしてきます。ここがどこで、私が誰で、なんのためにここへ来たのか、すらも。
周りが白ばかりで目がちかちかしてきたので、探索はこの辺にして、また明日にしようと思います。明日は他の人を探してみたいと思います。もし、他の人に会えたら・・・・・・私は一体どうするのでしょうか。
まあ、それも明日考えればいいでしょう。