天羽、リィベルズに加わる
学校帰りの渋谷駅前交差点で、天羽と鈴は、一組の男女が寄り添い合う……基、もたれ合う様をみた。
彼らは例によってAIDを装着していた。
AIDの装着には、二十歳以上という年齢指定がある。
だから、学校の生徒でAIDユーザーは見当たらない。
その分、守られているともいえるが、「早く二十歳になってAIDを付けたい」という話題は、時折耳にする。
沙耶は、やはり高校には来ていなかった。天羽は、「店で待っているはず」と言う鈴の言葉を信じた。二人は今、山手線に乗っている。
「鈴。不思議に思うことがあるんだが、どうして街にこれだけのAIDユーザーがいるのに、社会が成り立ってるんだ?」
「うーん……私はそこまで詳しくないから飽くまで推論だけど、AIDがサポートしてるんじゃないかな。つまり、通勤中や私生活ではユーザーを薬物中毒者みたいにしているけれど、仕事の時は、AIDがユーザーの脳に仕事の指示をしている……とか」
有り得ない話ではない、と天羽は思った。
人工知能が仕事のサポートをするという話は、昔からあったものだ。
一元的な思考ではなく、総合的に分析して、最良の方法を人間に提案する。
AIDがそれを行っているとしたら、《イド》が、AIDユーザーの仕事をアドバイスをし、更にユーザーを操作することになる。
だが、《イド》の行動理念は不明だ。
一見して企業の利益を上げているように見えても、その真意は定かではない。
次の大きな行動への地盤を、徐々に作っているのかもしれない。
「そういえば、ニュース見てなかったな」
天羽は、シートモニタを取り出してエイドニュースを開いた。これからは、偏向報道だということを意識して情報を受け取らなければならない。
「あっ!」
天羽は、シートモニタに映った画像に不意を突かれた。鈴は察したらしい。
「もしかして、やられた?」
「ああ、やられた……!」
記事の一つに、『図書館崩壊事件 容疑者判明か』という題のものがあった。
そこには、沙耶がゼータを刺突した瞬間の写真が、モザイク加工されて載っていた。
沙耶が頭部を隠されているのに対し、ゼータは殆ど全身が隠されている。
鎧姿を誤魔化すためだろう。
記事の内容は以下の通りだった。
『昨日未明に発生した草創大学の図書館崩壊事故の実行犯と思われる容疑者の写真が公開された。個人情報保護のため画像は加工されているが、容姿からして、女子高校生とみられる。警察はこの件に関してコメントを控えている』
「嘘くさい。本来なら、警察は捜査を表明するはずだ。やっぱりこの情報、先輩を追い詰めるためのものだ……」
天羽は、関連記事の中に『容疑者の女子高生を特定する運動おこる』という項目があった。
AIDユーザーでなくとも、ヘビーなネットユーザーの特定運動は、実際問題、かなりの脅威になる。
どうしよう……。何か打つ手はないものか……。
「どうすればいい? 特定されたら、それこそ先輩の命が……!」
「天クン!」
パチンッ!
鈴の小さな両手が、挟み込むように天羽の両頬を打った。
「出来ないことに焦っちゃダメ。天クンが今するべきことは?」
両頬を押されたままで答える。
「しぇ、先輩に会いにうふこと……」
「そう! だから落ち着いて。頭一杯にすると、出来ることも出来なくなっちゃうからね」
「ふ……ふぁい」ここまでで、鈴はようやく解放してくれた。
「それに、対策はバッチリだから安心して」
「はあ」
そんな会話をしているうちに、電車は高田馬場駅に到着した。
丹波珈琲店へと歩く間、天羽は、鈴に訊きたいことがあった。
「そういえば、鈴はいつ先輩と知り合ったんだ?」
鈴はおもむろに空を見上げながら話した。
「確か、二年前かな。お兄ちゃん繋がりで知り合ったの」
「へえ、お兄さんがいるのか。どんな人なんだ?」
こんな可愛い妹を持つ兄とは、やはり美男子なのだろうか。
「そうね……一言で言えば、自由人かな。でも、頼りになるお兄ちゃんだよ」
「自由人、ねえ……」
自由人で頼りになるお兄さん。
私立探偵でもやっているのかな。
他にも、何でも屋や義賊とかも思い浮かんだが、実際どうなのかはわからない。
鈴の兄への詮索を一旦止めて、話を元に戻す。
「じゃあ、先輩と鈴のお兄さんはどういう繋がりなんだ?」
「ああ、それなら店に着けばわかるよ」
鈴は自信ありげに答えた。
「……?」
良くは分からないが、どうやらあの木組みの店には、何かあるようだ。
扉のベルが揺れ、天羽と鈴は丹波珈琲店に戻ってきた。
昨日とは違い、店は営業時間内なので、カウンターや二人席には、草創大の学生や、スーツ姿のサラリーマン、子連れのママ友たちが点在している。天羽は、その中に沙耶の姿を探した。
「天クン、こっちに来て」
鈴はカウンターの脇にある《STAFF ONLY》と書かれたドアを指さした。
「パパー、ただいま」
「ん、お帰りなさい。鈴」
鈴の父は、カウンターで食器を拭いている。
天羽も、彼に対して会釈をした。
「こ、こんにちは……」
昨日、店で大声を出してしまったことへの申し訳ないという気持ちがあってか、天羽はよそよそしい態度をしてしまった。
ところが、鈴の父は嫌な顔一つせず、穏やかな表情で「いらっしゃい」と言ってくれた。
ドアを開けると、真っ直ぐに伸びた廊下の右側に別の部屋へのドアが二つあり、廊下の突き当りには、上下階へと繋がる階段がある。
「沙耶さんは、地下にいると思うよ」
鈴の後に付いて地下への階段を降りる。
古い蛍光灯が僅かな照明として点在しているだけで、仄暗い。
階段は思ったよりも奥深く、螺旋状に続いた。壁はセメントが剥き出しになっている。
感覚にして普通の住宅の五階分ほど下ると、階段は終わった。
そして二人の正面に鉄の扉が現れ、木造の店内からは想像のつかない、物々しい雰囲気を放っていた。
スライド式の扉で、その横にパスコード入力用のテンキーが付いている。
鈴がコードを入力すると、扉が開いた。
天羽の眼は、突然飛び込んできた強い光に瞳孔を閉じた。
目の前に、上下左右どこも真っ白な通路が現れたのだ。SF映画の宇宙ステーションのような空間で、これもまた、木造の建物からは想像がつかなかった。
「これは……」
「ようこそ、リィベルズの秘密基地へ」
鈴は気恥ずかしかったのか、「ってとこかな」と付け足した。
「ここはね、お兄ちゃんが作ったの」
それでさっき、店に来れば分かると言ったのか。
どうやら本当に何でも屋らしい。
「鈴のお兄さんは、何でも屋みたいだな」
「何でも屋さんというか……自由人かな」
鈴のいう「自由人」とは、「自由に何でもできる人」という定義なのだろうか。
鈴のお兄さんの全体が、まだ良く分からない。
一つ分かることは、兄の話をしているときの彼女はどこか楽しげだということだ。
「それじゃあ沙耶さん探しも兼ねて、案内するねっ!」
「うわっ!」
鈴は天羽の片腕を掴むと、いきなり休み時間の小学生のように通路を走り出した。
秘密基地の通路はL字なっている。
出入口から、廊下を真っ直ぐ突き当りまで行くと、そこで左折する。
最初の直線の左側には、二つのスライド式のドアがある。鈴は、手前から順に説明した。
「ここは会議室。青畳の八畳間よ。夏には扇風機、冬には炬燵があって、茶の間としても使われるわ」
「……それは会議室というのか?」
「まあ、良いから良いから」
そう言いつつ、彼女はドアをノックする。
返事がないのを確認すると、次のドアの前へと天羽を連れて走った。
大した距離もないので、ものの数秒で辿り着き、鈴はドアを開けた。
部屋の中は、一人暮らし向けのワンルームのようだった。
水道があり、ガスコンロがあり、トイレがあり、シャワールームがあり、奥にはベッドが置かれた空間がある。
「あら、ここにもいない」
「ここは何の部屋だ?」
「沙耶さんの部屋だよ」
「えっ!」
「沙耶さんはここに住んでいるんだよ。実家、近いらしいんだけどね」
よく見ると、奥の部屋の布団カバーがピンクの水玉模様だったり、その上によく見えないが衣類が放り投げられたりしている。
他にも何か見えるかも……。
っていかん、何を考えているんだ。
「これ覗いちゃまずいんじゃ……」
「いえ、これは油断した沙耶さんの責任です。天クンが覗き魔として舐めるように部屋を見回していたことは必ず秘密にします」
「そんな見方はしてないぞ!」
「……」
「え……してないよね? 何で黙ってるの? 何か不安になってきたんだけど」
「ご安心を。ガン見したって沙耶さんに報告するので」
「ちょっと待て! さっきと言ってることが真逆だぞ!」
「じゃあ次行きましょ」
「絶対だぞ! 絶対言うなよ!」
「はいはい。じゃあ次行こう」
本当に大丈夫かな。
天羽のそんな不安をよそに、鈴は通路を更に奥へと進んだ。
通路の突き当りに行くと、他とは違うかなり頑丈そうな黒い扉があった。
天羽はその扉越しから何かの音を聞いたが、鈴はその扉を無視して左折した。
するとまた、似たような白い通路が続いている。
鈴は、その通路の突き当りの右側にあるドアを開いた。
部屋の中は真っ暗だ。
だが、何かがある。
通路からの光で、中にある物の輪郭が映えた。
ニメートル程の円柱が部屋の左右の壁伝いに並んでいる。
軽く十本はあるだろう。「これは何だ?」天羽は鈴に問うた。
「機械兵の格納庫よ。人口骨格と人口筋肉で造られた機械兵〈リィナ〉。あの一本一本にリィナが一体ずつ入っているの。でも結構な数がAID社に壊されたから、半分は中身が空っぽになっているわ」
「機械兵……」天羽は嘯いた。
沙耶の戯言が実感を持って迫ってきた。
機械兵がいる。
機械に「息づいている」というのはおかしいかもしれない。
が、柱の一本一本が物々しい空気を醸しているその部屋は、天羽にとって不気味に思えた。
「ここにも沙耶さんはいないみたいね。となると、残った部屋は一つだわ」
二人は、さっき素通りした黒い扉の前に向かった。
囁き声が先程より小さく聞こえる。鈴は、扉の横にあるインターホンのスイッチを押した。
「沙耶さんいますか? 天クン……じゃなかった、尾鷲君が来ましたよ」
返事はすぐに来なかった。インターホン越しに、雑音交じりの小さな声が聞こえる。
『……痛みは?』
『……もう――丈夫……これでまた――える』
『なら……開け――どうだ』
誰かと沙耶が何か話しているが、よく聞き取れなかった。
インターホンから、歩み寄る足音が響く。広くて静かな部屋のようだ。
『お待たせ。今開けるから』
沙耶がそう言うと、重々しい扉がゆっくりとスライドして開いた。
沙耶は、制服姿で両手を腰にあてて仁王立ちしていた。
制服は、汚れや破れが元通りになっていて、新品同様だ。
顔つきも、あの時のように自信に満ちたものだった。
「先輩……」
思わず漏らした一言は、嬉しさから出たのか、申し訳なさから出たのか、天羽自身にもよく分からなかった。
「そんな顔しないの。よく来たね」
沙耶は、悲しみなど微塵も感じさせない優しい声で、天羽を迎えた。
安堵した直後、先刻のエイドニュースを思い出して焦った。
「……そうだ! 先輩の写真がエイドニュースにあがってたんです! 特定しようなんて動きも起きていて」
「ああ、またか。いつものことだよ」
沙耶は泰然自若としていた。天羽にはその理由が分からない。
「でも!」
「エイドニュースを見てごらん?」
天羽は言われるままに、シートモニタを取り出してみた。
「記事が消えている……でもどうやって?」
「俺がやった」
部屋の奥から、渋い声の主が現れた。
長身の身体は、Tシャツの上からでも分かる頼りがいのある筋肉の鎧で固められ、オールバックのダークブロンドに、彫りの深い顔に掛かった理知的な黒縁メガネが、妙な違和感を生み出している。
見た目からして、三十代くらいだろうか。男は続けて話した。
「俺がAID社のサーバーに侵入して情報を消した。特定してくる奴らが使っていたインターネットのサーバーにも一時的に攻撃を掛けた。心配はいらない」
具体的に何をしたのかは知らないが、かなり凄い事をしたのは分かった。
彼は情報社会で収集不可能とされる、拡散された情報のもみ消しをしたのだ。
「あなたはスーパーマンか何かですか……」
「俺はスーパーマンじゃない。ケントと呼んでくれ。この組織で整備士などをしている」
ケントはそう言うと、天羽に向けて右手を差し出した。天羽もそれに答えるように右手を出して握手を交わした。やけに骨ばった手だ。少し痛かった。
「《語り部》を取り戻すために、戦おうじゃないか」
「ええ……」天羽は生返事をした。
まだ、リィベルズに参戦することに納得していない。
何よりも、鈴が言おうとしていた沙耶の悲しみも、分かっていないのだ。
「それで先輩は、この部屋で何を?」
「えっと、それは……」
彼女は言い淀んだ。すると、
「工作室の中に来れば分かる」とケントが、親指で部屋の奥をクイッと指した。
工作室は部屋というよりも工場兼倉庫といった方が正しい。製造用の大きい機械が空間の右側に並んでおり、左側の開けた空間には、重機の部品らしきものや巨大なマニピュレーターが雑居している。ケントが作ったのだろうか。
「実は、試作品の調整をしていた」
「試作品?」天羽はケントの言葉を反芻した。
「そうだ。ゼータなどといった、機械兵を超える戦闘力を持つ連中と戦うための装備だ」
そう言うと、ケントは例の試作品を取りに行った。この人は、万能過ぎやしないだろうか。
「鈴」
「何? 天クン」
「もしかして、この人が鈴の兄さんか?」
鈴はきょとんと静止した。
「え、違うよ? ケントはお兄ちゃんのお手伝いみたいなものかな」
「はあ……」
ケントは戻ってくるや天羽に言った。
「それで、君にこの試作品を試して欲しい」
ケントの茶色の瞳が天羽を見つめていた。
「……またいきなりですね」
天羽は痒くなった頭を掻いた。徐々に慣れてきた自分がいる。
ケントの手には、布を折り重ねたようなものがあった。
「それですか?」
「そうだ。この装備は、沙耶や機械兵には使えない。君にしか扱えない」
「先輩にも扱えない?」
「彼女はもう装備しているようなものだ。いずれにせよ、君にしか扱えない」
「はあ」
「弱々しい返事はよせ。とにかく着てみろ」
ケントが持っていたのは、黒い全身タイツのようなもので、天羽はケントに従うままに着た。裸体の上に着なければならないので、無論、鈴と沙耶は一時的に部屋を出た。
足の先から首元までを覆うそれを着ると、更にその上に固くて軽い材質の防具を、手足の甲、胸部、腹部、股、腕部、膝、脛、腿に付けた。
「着心地はどうだ?」
「特に違和感は。何というか、背筋が自然と伸びる感じですね」
「うむ。これは新型のパワードスーツだ」
「パワードスーツ……?」
「着るだけで身体能力が飛躍的に向上する。更に、怪我をしても患部を治癒する能力と身体能力の低下を防ぐ能力がある」
「よくそんなものを作りましたね……」
「俺は設計図通りに作っただけだ」
そう言うと、ケントは扉を開けて沙耶を入れた。沙耶曰く、鈴は店の手伝いに行ったそうだ。
「沙耶。着心地は悪くないそうだ」
「そっか。じゃあ尾鷲君、軽く走ってみてよ」
「は、はい」
天羽はランニング感覚で走ってみた。すると、驚いた。軽い。一歩がこんなに軽いとは。自然と歩幅が大きくなった。地面を蹴ると、自分の身長を優に超える高さで跳躍できた。
「凄い……!」
天羽は興奮した。
(この力があれば、ゼータと戦える。そして先輩の力になれる。先輩の悲しみは分からない。けれど、この力があれば、先輩の悲しみをなくすことが出来るかもしれない)
沙耶も納得した顔をしている。だが、ケントだけが腑に落ちないという顔をしていた。
「どうしたの、ケント?」
「確かに、設計図通りに作った。性能も予想通りだ。だがこのスーツは、未完成らしい」
「らしい? どうゆうこと?」
「玲が言っていたんだ。『設計図通りに作れば九九パーセント完成だ』と。じゃあ残りの一パーセントは何だと訊いたら、『君や沙耶には無いものだ』とはぐらかされた」
「私たちに無いもの……」
沙耶は沈黙した。沙耶にも残りの一パーセントが分からないのだろうか。天羽は、素朴な疑問を投げかけた。
「あの、レイって誰ですか?」
沙耶が答えた。
「丹波玲。鈴ちゃんの兄で、そのスーツの開発者よ。そして……」
「自由人、ですか」
「そういうこと。よく知ってたね」
「鈴から聴きましたから」
その言葉に沙耶は納得した。
それからケントと沙耶は、「玲か……」と呟くと、やれやれと言いたげな顔をしていた。
「『残りの一パーセント』ね……。その性能を見ている限りは、目立った欠陥もないけど」
ケントには沙耶の言葉は尤もだと判る。だが、あの玲が言うことだからこそ、「残りの一パーセント」をないがしろに出来ないとも悟っていた。
「玲はこうも言っていた。『この装備が、《イド》との戦いで大いに役に立つ』と」
「大きい戦力として、かしら」
「……恐らくは」
そうは結論付けていても、二人の表情は納得した様子では無かった。
「それだけ気になるなら、本人に訊いてみればいいじゃないですか」
天羽の一言が、二人の停滞した考えに一石を投じた。
「……そうする?」沙耶はケントに振った。
「彼も戦うのだろう? それならいいんじゃないか」と言ってケントは天羽を見た。
言いだしっぺの法則とは違うが、これは天羽にとっても他人事として処理できる話じゃない。
「分かりました。その玲って人を連れ戻しましょう。それで、彼がどこにいるか、分かってるんですか?」
二人は目を合わせた。そしてまたやれやれという顔をした。沙耶が天羽の問いに答えた。
「まあ、分かってるわ」
「どこですか?」
沙耶は少し沈黙してから答えた。
「……AID社」
「………………はい?」
空耳ではなかろうか。そう思ったが、ケントが念を押した。
「AID社の重機を扱う倉庫だ。彼はそこに三日間の放浪をしている」
天羽は唖然とした。丹波玲という人は本当に、
「自由人だ……」
――そしてこの日の深夜、丹波玲捜索作戦が決行されることになった。
二章はここまでです。
さて、次は新キャラをめぐってのバトルになります。
引き続きお楽しみください。
ここまでは、ゴランノスポンサーがお送りしました。
ここからは、ゴランノスポンサーがお送りします。
一旦、CMへ……