冒険
またまた読みにくいです……すいません
『もう一度人間でいいのか?』
幼女は、こちらの顔を覗き込むように聞いてくる
それに対し俺は、即答する
『はい、お願いします』
『じゃあ行くぞ!』
そして、幼女は徐ろに俺に手をかざす
『少年は少し楽しませてくれそうだから、少しサービスしてやるよ!』
『それはどんな?』
『それは行ってからのお楽しみだ!』
その言葉を最後に俺の目の前が真っ白になった--
--緑の光が差し込み、あまりの眩しさに目を細める、あまりにも景色が違うので先ほどのことは夢ではないかと疑うが、目の前にいる生物を見て本当の事だったと確信する、目の前にいる生物というのは、三メートルを超える虎である、こんな生物見た事ない……
『あぁ……やばい!!』
俺は、そこから逃げようとするが虎の前足に遮られ腰を抜かす、その時死を覚悟して目を閉じるがなかなか体に痛みが走らず、不思議になり目をゆっくりと開く、そこにはお座りをした可愛らしい虎がいた
『まさか神様のサービスってこれのこと?』
そう呟くと、近くから声が聞こえる
『あとステータスも上げてあるって言ってたよ』
『だ、誰?』
しかし、周りには人気はなく、やはり、俺と虎以外誰もいない
『私だよ!私!見えてるよね?』
その声は虎の方向から聞こえてくる
『君が喋っているの?』
そう半信半疑で質問をする
『そうそう私!この姿じゃ分かりにくいかな?少し待ってね』
その虎はそう言うと、物陰に隠れるそして少し待つと、物陰から茶髪の可愛らしい獣耳を生やした、小さな女の子が現れる『あの〜……服貸してくれませんか?変身を解くと裸になっちゃうの忘れてて……』っと顔を赤らめながら言ってくるので、素直に学ランを渡すと
『ありがとございます!』
そう言いながら、もう一度物陰に隠れ、学ランを着て出てくる
『本当にありがとございます』
『いやいいよ、それでさ、さっきの話って』
『あぁさっきの話ですね!私は、あんまり分からないんですけど、神様は普通の冒険者の五倍位のステータスは与えたと言ってましたよ?あと、私はオマケだそうです』
なんかオマケと言うより、こっちの方がメインな気がする。
『あと、冒険者って言うのは、この世界の職業で、主に迷宮探索などをしています!そしてその冒険者はグループがありまして!それをギルドと言います!どうです?分かりましたか?』
要するに、俺が居た世界のゲームと同じ様なものか、まぁ俺は元の世界でゲームは嫌いじゃいし、むしろ、良くやっていたので仕組みはよく分かる
『よく分かったよ、ありがとう』
ちゃんと礼をして、質問をする
『じゃあ、最初は近くの村にでも行く?』
『それはいいですね!』
虎少女の了解も得て、あっさりと最初の目標は決まり、俺達は近くの村を目指す事にした。
ありがとございました!