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93 真面目話とクソ野郎ども

93話目です。連日投稿3回目! なんか3日連続投稿できた! やった! あと今話で言うか!? って話なんですが、この物語の『部分数』が前話で100部分いきました。だらだらとお付き合いいただきありがとうございます!

 目が覚めた狐少女にいろいろ質問をしたかったが、なぜか俺は異様に警戒されるため、ミカヅキを通して会話をすることになった


「まず一つ、君の名前は?」


「あなたの名前は何ていうの?」


「・・・コード2084835」


 コード?


「君の、本当の名前は?」


「あなたの本当の名前は?」


「・・・コード2084835」


 まったくおんなじ答えを返す狐少女


「それが、あなたの名前?」


 少女はこくりと頷く。あー、これあれだ。人体実験とかやっちゃってるヤバイ機関の実験体だったか囚人ってパターンだな。まぁ、この子の正体が実は大罪を犯して記憶を消されたロリババアとかじゃなければ9割9分前者だよな


「じゃあ、君はどこに住んでいるんだ?」


「あなたはどこに住んでいるの?」


「・・・わからない」


「わからないの?」


「・・・おっきい家。たくさん人がいた」


 施設か何かか?


「君は、どうして一人で雪山にいたんだ?」


「あなたはどうして雪山で一人でいたの?」


「・・・女の人に逃げようって言われた」


 なるほど、誰かと一緒に逃げていたのか。でもあの時近くに他の人はいなかったはずだが・・・?おそらく、選択肢は3つ。途中ではぐれたか、この子を売ったか、逃げてる途中に死んだか。この子に聞くのは可哀そうな気がするが、これは重要な質問だから、きちんと尋ねておくべきだろう


「その人は、どうしたんだ?」


 バッとミカヅキが俺を見る。この状態の子にそんなことを言わせるのか?という目をしている気がする。だが、俺は構わず少女をじっと見る


「・・・その人は死んだ」


「・・・」


「・・・その人はボクを庇って死んだ。・・・ボクは助かった。・・・けど、ケガをしたその人は死んだ」


「・・・そうか」


 涙を流さず、表情も変えず、ただ淡々と喋る。でも、その姿はどこか寂しそうで、悲しそうで。悲しみは溢れているのに、涙を流したいのに、そのやり方を忘れてしまっているような。そんな感じがした


「その人は、最期に何か言っていたかい?どこへ行きなさい、とか、この人に会いなさい、とか」


 ふるふると頭を横に振る少女


「・・・ごめんねって言ってた。あと、生きてって」


「そうか。・・・よし、決めた」


 俺はその場で立ち上がる。そして、狐少女の目の前へ


「マスター?」


 狐少女はやはり近づいたてきた俺にビクリとなる。少し悲しいが今は気にしない。俺は狐少女と同じ目線の高さにまでしゃがみこんで、少女を見つめる


「なぁ君、よかったら俺たちと一緒に来ないか?」


 狐少女は顔を少し上げて俺を見る


「行く当てとかないんだったら、どうかなって。こういっちゃあれだけど、俺たち結構強いからさ。君がどういったところから逃げだしたのかはわからないけど、そこらの追っ手くらいなら倒して見せるさ」


 握手を求めるように手を差し出して、にぃっと笑ってやった


「・・・ぁ、ぅ、ぅ」


 戸惑っているのか目線が泳いでいる


「どうかな?一緒に来ない?」


 ミカヅキも狐少女に微笑む


「・・・ぅ、ぁ」


 そして、少女は戸惑いながらもゆっくりと右手を前に出し、差し出した俺の手の、人差し指の先をちょこんと掴んだ


「よし、それじゃあ今日から君は俺たちの仲間・・・いや、家族だな、うん。君は俺たちの家族だ!てことで、君にちゃんとした名前を与えようと思う。コード何とかってのは憶えづらいし言いづらいし、いつまでも君とかあなたってのあれだからな」


 さて、この子の名前はどうしようか・・・。お、そうだ


「"海月ミツキ"っていう名前はどうだ?」


「ミツキ、ですか?」


「ああ、ここは海が近いだろ?あと今日は月が満月で奇麗だからな」


「単純ですね・・・。私の名前の時もそうじゃありませんでしたっけ?」


 そうだっけ?そうだったな。そうだった気がする


「てことで、どうかな。君の名前、ミツキっていうのは」


「・・・ボクの」


「ああ、君のだ」


 少女は何も言わず。一度こくりと俯き、俺の人差し指を掴む力を少しだけキュッと強めた



 数十分後、まだ疲れが残っていたのか、スヤスヤと眠るミツキがいた。その隣では寄り添うようにミカヅキが寝ている。なんか、あれだな、ホントに親子みたいだな。ミカヅキが母親、としたら、やはり俺が父親に・・・


 いやちょっと待て俺。深呼吸して、スーハ―、スーハ―。よし、落ち着いたな。そういうのはよくない。うん、やっぱりそういうのはよくない。いや待てよ俺、よく考えればいったい何がよくないってんだ?いいんじゃね?俺もそういう年だしさ、ミカヅキもむしろカモン!みたいな感じじゃん?じゃあよくね?いやいや、"よくね?"じゃないだろ。そういうのは慎重にって。だから慎重にって何に慎重になんだよだからいつまでもヘタレ脱却できてないんだろ!?のおぉぉぉ!ヘタレとかいうんじゃねぇぇ!!


「何をやっているんだ宿主」


 一人百面相をしながら、二人を起こさぬように静かに暴れる俺に、カゲロウがアホに声をかけるような口調で尋ねる


「・・・いや、何でもない」


 カゲロウのおかげで少し落ち着いた。だが、どうも心のモヤっとした不安定感が残る。こうなったら、思考を少し違う方向にシフトするしかないっ!


「なあカゲロウ。ちょっと不謹慎でクソ野郎なことを言っていいか?」


「なんだ?」


「その前に確認なんだが、あのケモ耳っ娘は女の子でいいんだよな?」


「?ああ、そうだが?」


「そうか」

 

 俺はすぅっと息を吸う。そして言う


「なぁ、狐耳ボクっ娘美少女ってすっげぇ萌えね?」


「・・・確かに不謹慎でクソ野郎な発言だな。・・・まぁ、その意見、少しわかるが」


 その後十分ほどの時間、不謹慎クソ野郎二人は語り合った



はい、ということで狐娘が仲間入りです。まぁ、知ってたような展開。若干脳の回転止めて書いたんで自分でも何言ってるのかわかんないとこあります。あとあれです。ボクっ娘は僕の趣味です。キャライメージが合わないって自分でも思いましたが、ただの趣味でゴリ押しました。この狐娘は僕の趣味のかたまりにしようかと思います!(クソ野郎)


次回、たぶん、村を出る・・・?(なんも考えてない)


あ、連日投稿はこれで終わりなので、次は、また、いつになるか・・・(冷や汗)

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