会議
逃げろよ・・・もう・・・・・いろんな意味で。
所変わって中央の都市、アルバイン。中央に位置する『連盟塔』内部作戦室。
「しかし、今のままではディスエルンを抑え切れん!!今こそ連盟長としての権限を使うべきではないのかね、ウェイン!?」
100歳は軽く行っちゃって且つさっさと天国にも逝っちゃいそうな爺さんがプルプルしながら言う。それに対し、まだ20歳ぐらいにしか見えない女性が
「だーかーらッ!お前頭までプルプルってんじゃねーよ!ディスエルンはガイアと轟焔とリヴァイアで十分だって!!ホンッッッッッッッット60年前から変わんねーなッ、レインド!!」
「おまッ・・・!プルプルってるとはなんじゃ!!大体そんな動詞は無いッ!」
「うっさいわ!!最近になってでしゃばりやがって!!大体なぁ、お前あの条約結ぶとき真っ先に反対しやがって!wwww」
そう、言い争っているのは魔術連盟長、ウェイン。もう一人の老人は東方長レインド。ウェインは金髪赤眼。レインドは白髪。目?どうでもいい。
「私はね!?こういってんの。わかる?ディスエルンはうちの最強最絶(最馬鹿)魔導師参人衆でどーにかするわよ!」
「そのどーにかとやらの中身を教えろと言うとるじゃろうが!!」
「そんなのあいつ等に任せないと分かんないわよ!そこがあんたの悪いとこよ!」
・・・ギャーギャーととても煩いが、いつもの事だ。
「あ、あのー・・・もうすぐ終了予定時刻になりますがー・・・」
「「うっさいッ!!!」」
「ヒイッ!!Σ(´д`;)」
お知らせに来ただけの青年に軽く凄んで本題に戻る。
「だからね?いい加減許可出しなさいよ。あんたのトコの責任でしょ、元はと言えば。」
ディスエルンとは、東の都市のエルヴァンの魔術ギルドの一つだったのだが、そこの都市長が腐っていたものだからいつのまにか無法地帯化していたのだ。とんでもなく強い魔術を使い、一般市民から金銭を巻き上げるというとんでもない悪党どもなのだ。
「ぐっ・・・・しかし・・・あれは・・・・・。」
「だまらっしゃい!あんたが東の長でしょ!?」
「む・・・・」
「さぁ、さっさと許可出しなさい!!!」
しばらくレインドは悩んでいたが、唸って、仕方なさそうに
「・・・いいだろう。許可を出す。」
「よっしゃっ!!このジジイ全く面倒なんだから・・・」
ブツブツ言いながら、ウェインは部屋を後にした。
はい、おわたー。誰か文才よこせー。10円上げるから。