『エターナルな命にめちゃアガル!!!!』~俺だけのフィーバータイム!~
☆☆ エターナルフィーバー☆☆☆彡
☆☆ 第一章 夜の帝王降臨
「うぇーい!今夜もアゲアゲで行くぜー!」
渋谷のクラブで踊り狂っていた俺、田中ユウキ(23)は、その日も絶好調だった。DJブースの前で両手を振り上げ、汗だくになりながらビートに身を委ねる。これぞパリピの真骨頂!人生フィーバー街道まっしぐらだ。
しかし、午前3時を回った頃、トイレに向かう途中で奇妙な男に声をかけられた。
「君、なかなか良い血の香りがするね」
振り返ると、そこには真っ黒なマントを羽織った怪しげな男が立っていた。歯がやけに尖っている。
「は?何それ、新手のナンパ?俺ノンケだから!」
男はニヤリと笑うと、俺の首筋に牙を突き立てた。
「ぎゃー!マジかよ!」
意識が遠のく中、俺の最後の思考は「これ、明日のインスタのネタになるじゃん」だった。
☆☆ 第二章 覚醒のアゲアゲタイム
目が覚めると、俺は自分のワンルームマンションのベッドに横たわっていた。時計を見ると夜の8時。まだ外は暗い。
「あれ?何で俺、こんなに元気なんだ?」
立ち上がると、体の奥底から湧き上がる不思議な力を感じた。筋肉が盛り上がり、五感が研ぎ澄まされる。まるで最高級のエナドリを100本一気飲みしたような爽快感!
「これは...もしかして...」
鏡を見ると、俺の犬歯が異常に尖っていた。そして肌は青白く、でも何故かツヤツヤ。
「マジかよ!俺、吸血鬼になってるじゃん!エターナルライフ、ゲットだぜー!」
俺は両手を天に向かって突き上げた。永遠の命!つまり永遠にパーリータイムができるということだ。これほどアガる展開があるだろうか!
☆☆ 第三章 夜の街でフィーバータイム
「よっしゃー!夜の帝王の誕生だー!」
俺は勢いよく部屋を飛び出し、渋谷の街に繰り出した。吸血鬼パワーで跳躍力も半端ない。ビルからビルへとピョンピョン跳び移る。
「うぇーい!空中散歩だぜー!」
しかし、街を歩いていると妙な衝動が湧いてきた。通りすがる人々の首筋が妙に美味しそうに見える。特に若い女性の血管がプルプル光って見えるのだ。
「あー、これが吸血衝動ってやつか。でも俺、パリピだから人を襲うとかマジ無理っしょ」
そんな時、ふとコンビニのポスターが目に入った。
『献血にご協力ください』
「あ!これだ!献血センターに行けば血がもらえるじゃん!Win-Winの関係!俺って天才!」
☆☆ 第四章 献血センターでのハプニング
深夜営業の献血センターに駆け込んだ俺。
「すいません!血ください!」
「え?あの、献血は血を提供していただく場所で...」
「あー、そっちか!じゃあ俺の血あげるから、代わりに他の人の血もらえません?等価交換で!」
看護師さんは困った顔をしていたが、俺の異常にテンションの高い様子に押し切られ、なぜか献血用の血液パックを一つ分けてくれた。
「やったー!合法的血液ゲット!」
俺は血液パックをストローで吸いながら街を歩く。味は微妙だったが、体の奥底から力が湧いてくる感覚がたまらない。
「これぞエターナルパワー!俺、最強じゃん!」
☆☆ 第五章 朝が来る前に
一晩中街を駆け回り、超人的な力を満喫していた俺。しかし、東の空が白み始めた時、急に不安になった。
「あれ?吸血鬼って太陽に当たったらヤバくない?」
慌てて家に帰ろうとしたが、既に朝日が顔を覗かせている。俺の体が徐々に光り始めた。
「うわー!マジで光ってる!でもなんか、めっちゃキレイじゃん!」
俺の体は灰になって消滅するのではなく、まるでプリズムのように七色に光り輝いていた。通りすがりの人々が足を止めて見上げている。
「最後まで注目の的!さすが俺!」
☆☆ エピローグ 永遠のフィーバー
俺の体は光の粒子となって空に舞い上がった。でも不思議と痛みはなく、むしろ最高に気持ちいい。まるで宇宙規模の巨大クラブで踊っているような感覚だった。
「うぇーい!これぞ究極のフィーバータイム!」
俺は光となって東京の空に溶けていく。たった一夜の吸血鬼ライフだったが、最高にアゲアゲな体験だった。
そして今でも、渋谷の夜空に時々キラキラと光る粒子が舞い踊ることがある。それは永遠にパーリーし続ける俺の魂なのかもしれない。
人々はその光を見上げて言う。
「あ、また田中が踊ってるよ」
エターナルフィーバー、永遠に続く。
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*作者後記:パリピが吸血鬼になったらこうなるという、誰も求めていなかった設定で書きました。最後まで全力でアゲアゲな主人公でした。*
プロンプト
「『エターナルな命にめちゃアガル!!!!』。場所は東京。俺はパリピつまりパーティーピーポー。しかし、妙な奴に襲われてしまった。目が覚めると…漲る力!なんと吸血鬼になっていた。つまり夜の帝王。永遠の命!エターナルな命にめちゃ⤴る俺。これはパリピな主人公が吸血鬼になってフィーバーするアゲアゲな小説です。吸血衝動と共にパリピテンション全開になって太陽と共に光になる。このプロットを元にシリアスパリピコメディ短編小説を書きましょう。」




