『東京の夜 - 吸血鬼とウンコの狭間で、前門の吸血鬼、肛門のウ〇コ』
東京の喧騒が静まりかえった深夜、俺は思いもよらぬ状況に陥っていた。目の前には、月明かりに照らされた吸血鬼。その赤い瞳が俺を捉えて離さない。
「ねぇ、君。鬼ごっこをしようよ」吸血鬼が甘い声で誘ってきた。
俺は冷や汗を流しながら必死に頭を働かせた。日の出まであと数時間。なんとか逃げ切れば勝てる。だが、この吸血鬼のスピードは尋常じゃない。逃げ切れる保証なんてどこにもない。
そのとき、突如として腹部に鋭い痛みが走った。
「くそっ、なんでこんな時に...」
便秘に悩まされていた俺の腹痛は、この極限状態でついに限界を迎えたようだ。
吸血鬼が不敵な笑みを浮かべる。
「どうしたの?具合でも悪いのかい?」
「ち、違う...」俺は必死に平静を装った。だが、腹の中では嵐が吹き荒れている。
「さぁ、逃げろよ。夜が明けるまでに捕まえてあげる」吸血鬼が前進してくる。
俺は背中を向けて走り出した。だが数歩進んだところで、再び激痛が襲う。このままじゃまずい。トイレに行かなければ。
「くそっ...前門の吸血鬼、肛門のウンコか...」
俺は決断した。近くのコンビニに飛び込む。店員は驚いた顔で俺を見つめるが、構わず個室に駆け込んだ。
「おい、そこの人間!」外で吸血鬼の声がする。
「ずるいぞ。隠れるなんて反則だ」
俺は便器に座りながら、必死に状況を打開する方法を考える。時間はゆっくりと過ぎていく。外では吸血鬼が苛立ちの声を上げている。
そして夜が明けた瞬間、吸血鬼の悲鳴が聞こえた。
「くっ...日の光か...今回は君の勝ちだ。でも、また会おう」
俺はほっと胸をなで下ろす。同時に、便秘も解消された。
トイレから出ると、疲れ切った店員が呆れた表情で俺を見つめていた。
「お客様、8時間の滞在料金をいただきます」
俺は苦笑いしながら財布を取り出した。命が助かっただけでも儲けものだ。ただ、これからしばらくはこのコンビニに顔を出せそうにない。
こうして、俺の奇妙な一夜は幕を閉じた。吸血鬼との再会を恐れつつも、便秘解消の喜びを噛みしめながら、俺は朝日に照らされた東京の街を歩き始めたのだった。
プロンプト
「場所は東京、夜中に吸血鬼と遭遇した私。吸血鬼は私に対して鬼ごっこを提案する。私は夜に吸血鬼から逃れるために、思考を巡らせる。吸血鬼の弱点は日光。朝まで逃げれば勝てる。しかし、逃げきれる保証はない。そのとき、腹が痛くなった。とりあえず、トイレだ。便秘が辛い。前門の吸血鬼、肛門のウンコ。このプロットを元にシリアスコメディ短編小説を書きましょう。」