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《 鏡が見てるから 鏡を見る 》



    鏡に映る 貴方と私。



    鏡の中の 貴方と私が見てる。



    私の後ろの貴方に、

    首だけ振り向き キスをする。

    唇に唇で そっと触れてから、

    舌を差し入れ合って、

    絡めて、

    唾液の交換をして、

    交換した唾液を飲み合って。



    それを鏡の中の 貴方と私が見てる。



    貴方が後ろから、

    両手で私の乳房を愛撫して、

    乳房は貴方の手で形を変えて、

    先端の乳首は硬く尖り、

    貴方の指先で弾かれて、

    転がされて 摘ままれて。



    それを鏡の中の 貴方と私が見てる。



    潤んだ瞳で 啼き声をあげる私と、

    猛々しい瞳で 低く喘ぐ貴方と、

    両脚の付け根の間を潤ませる私と、

    屹立して猛々しい獣のような貴方と。



    それを鏡の中の 貴方と私が見てる。



    貴方の中指と薬指で、

    脚の間の小さな突起と、

    潤んだ窪みを弄られて、

    その快楽に 体を捩る私。



    それを鏡の中の 貴方と私が見てる。



    雫になって 太ももの内側を伝う、

    潤みきった窪みを縁取る襞を広げて、

    そこに 貴方の血管が浮き出ている、

    その屹立した先端を押し当てて、

    腰を突き上げるから、

    背中が反り返る程の快感に、

    淫らに乱れる私を…



    鏡の中の 貴方と私が見てるから。



    鏡に映る貴方と私が見えるから。



    貴方が腰を振り 私を突き揺らすから、

    私は揺れて濡れて 快楽に悶え、

    そんな貴方と私を 鏡で見ながら、

    愛情を確め合って感じ合って、

    果てるまで。



    鏡に映す貴方と私を、

    見ている貴方と私。



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