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神の領域

「あぁ、やっと完成した。」

女性科学者の前に大きな水槽がありそこに人が眠っている。


女性科学者はクローン人間を作るという神の領域に入ってしまった。


クローン技術は医療の発展につながると考えられ国を挙げて研究をしていたが、クローン技術の危険性を示唆する専門家を中心に反対デモ隊と警察が衝突したことにより研究は終わってしまった。しかし、これを不満に思った一部の政府関係者や科学者は研究を極秘に勧めていた。そして完成したのがこのクローン人間である。


女性科学者はクローン人間を水槽から出し検査を行った。


そして数年間、女性科学者とクローン人間は研究所で暮らした。


まるで親子のように…


ある日のこと、研究所中にサイレンが鳴り響いた。


侵入者が研究所を襲ったのだ。


侵入者たちは次々と科学者たちを殺していき、情報システムからクローン技術を盗み出したと同時にクローン人間が完成していることを知った。


侵入者たちは研究所をくまなく探し脱出ゲートにいた女性科学者とクローン人間を見つけた。


「おい、科学者。 クローン人間を渡せ。従わないとお前を殺す。」


「この子は絶対に渡さない!」


「交渉決裂」


侵入者たちは、女性科学者に向かって何発も弾を浴びせた。


女性科学者は最後の力を振り絞ってリモコンのスイッチを押した。


「○○逃げて!そして人間の幸せを掴み取って。○○…愛してる…」


そして扉が閉まりクローン人間は一人になった。


事件から5年後、侵入者たちが開発した戦闘用クローン人間による世界侵略が始まった。

各国の軍隊が結集し戦ったが数が想定外に多く軍隊はほぼほぼ壊滅。さらに人類は制空権を失い滅亡の危機にいた。そして人類は核戦争が起きたときのために用意しておいた地下空間『第2世界』に避難した。


人類は第2世界へのクローンの侵入を防ぐため、『INDEPENDENT』を結成。地上奪還を目指し戦闘用クローン人間と戦っている…

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