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【超難読台本】ヤンデレ彼女の滑舌が良すぎて話が頭に入ってこない

作者: みはらあるた

あ、お帰りなさい。今日は遅かったのね。


ねえ、今日のお弁当、どうだった?


少し酢の効きすぎた酢の物もすももも桃も安物そのものだから、ちょっと自信なかったんだけど…


今日も一日まだなま暖かかったからやや柔らかかったかな?


ふーん、美味しかった?そうなんだ?


ねえそれ、嘘でしょ?


私見たよ?君がお昼に社長秘書室室長の女と一緒に炙りカルビを軽めに炙り脂を落として浴びるようにかぶりついていたところ…


それで、私のお弁当はどうしたの?まさか食べないで捨てちゃったの?


ひどいよ…骨粗しょう症の症状を早々に解消できるようにカルシウムの接種を死守する趣旨の診断書を主治医からもらっていたのに…


私は君のためにこんなに頑張ってるのに、君は…


もういい、私、あの女を始末しに行く。


武器はどうしようかな…この前買った肩たたき器が硬かったから戦ったときのために持っていこうかな?


それとも、この釘の引き抜きにくい釘バットがいいかな?漆塗り鉛ヌンチャクもいいよね。


でも君は邪魔しないで?


私はこれから急遽特許許可局極東拠点に行って、いまいましい社長秘書室室長の女を始末してくるの。


あの女は見せしめにして、血生臭く血塗られたなま暖かい肩たたき器と一緒に竹の立てかけられた竹垣に立てかけたかったから…


大丈夫だよ、あの女さえいなくなれば、私たちの関係はきっと元に戻せるはず。


これが終わったら、九州空港から究極高級旅客機に乗ってマサチューセッツ州サウスショアへ旅行しようね。

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