7)こうきしん
【昂危心】
漫ろ行き
ひとり上手に
遊ぶこの
膝掛けて
上がり裳裾
翻り
鉄棒を
挟み遊楽遊楽
前屈み
「何見てんの! 」
頬染て
睨む口元
笑み浮かべ
手を引かれ
連れて行かれる
園咲きに
みていてね
潤む眼差し
蔵が裏に
前屈し
後屈倒立
婀肢披良来
会郤に
匂い立ち湧く
雌蜜見入り
弾む色気
今度は私が
見る番と
といかけは
ふるえこたえは
かすれごえ
太健竿に
目剥き顔寄せ
吐息かけ
混惑娯湧と
擦る手湧く示澑
猛り増し
火太根と
荒強偉と至極
手追勇女
熱煮勢
魅入り身炒られ
軟柄もせず
【航騎浸】
馬遊び
当たる雌牝驪の
漏湎濡暖
貞罪暴馬に
乗って遊楽遊楽
舞悦花芽実
跳ね越しに
縋り摺り付け
駆け昇る
間腿具蘭は
塗れて跨鞍
過待期満々
馬遊び
処替えての
船遊び
沼河瀬渟は
塗粫漓棹当て
朱叉洲履
游流く水留
焦れて乞使振り
淒愡吼し
湍漕げば
飛沫強勢
帆登波疾る
荒行きの
波乱に泊諾
帯正し
【交期芯】
一浅施の
優微にも危遂
谷間い会内
強嬢を
宥め功痴漬け
遅恥口利に
染尖豆と
浮躯裡併せ
仔猫回す
弧円高く
コイの多嬉壷
福嬉昇天
夕焼けの
紅輝清沁
交わし期す
「ツギはちゃんと崔互まで……ね! 」