57)賀或る苑猗采る譜韻
乞う辺快願
導裏の奇遇
艶猥な望の
暗路何者
「あ? なんや? ナニみとんねん? イルカみたいなツラしよってからに」
「ダボすぎやろwwwwww …………はぁ、ウチ、オヤスぅないねんケドなぁ……まぁ、エエか」
呆と煽軆婀
伽為婉漫ろ
酔耽け能彼我摯
結う縁痴
【がぁる おん あ どるふぃん】
イルカ乗せ仲
舞たがる乙女
跳ねて仰け反り
汗水漬く
イルカ活き意気
涛渦舵し乙女
漏らし粋息
縋り付き
糯恵寿津浸ける
入る嘉に音鳴
響起狂瀾
逶亟巻く浬
濔多し度々の悦
恍涎芳甘気
余波を紫雲
然去なら途
匂瞥娘青く姦し野の合わせ挨援喜宴湾内渡来風
〔苑 オン〕庭。(≒「園」)
〔猗 ア〕感嘆の声を表す字、「ああ」。うつくしい、なよやか、たよやか。
〔采る と-る〕採取する。彩る。
〔軆 タイ〕からだ、身体。
〔婀 ア〕たおやか、しなやかで美しい。動作が優美。
〔婉 エン〕うつくしい、しとやか、あでやか。したがう、すなおな。遠まわしに、遠まわしな。
〔摯 シ〕とる、もつ、つかむ。まじめ、まこと。
〔糯 ナ〕餅米。
【狂瀾 キョウラン】荒れ狂う大波、手のつけられない程に乱れている様子や情勢。
〔逶 イ〕曲がりくねる、曲がりくねっている様子。うねりながら進む、蛇行する。
〔亟 キ〕すみやか、早い。急いで、慌ただしく。しばしば、たびたび、何度も繰り返して。
〔濔 ミ〕(水が)満ちて溢れ出る。数が多い様子。
〔恍 コウ〕うっとりする、ぼんやりする。
〔涎 えん〕よだれ、無意識に流れでる唾液。
【余波 なごり】
〔瞥 ベツ〕ちらりと見る、流し目に一度見する。
〔挨 アイ〕おす、ひらく、おしひらく、おしのける。近づく、せまる。
〔援 エン〕手を差し出してたすける、救う。ひく、ひっぱる、引き上げる、引き寄せる。




