44)おまじない
詩、五冠都々逸壱番
【親目知仲良】
おまじない おまじない
おとなりどうし キミとボク
なかよしこよし キミとボク
もっとなかよく なりたいな
もっとなかよく なれるかな
ないかなそんな おまじない
おまじない おまじない
みたよねっとで おまじない
あったよすごい おまじない
ボクもしたいな おまじない
キミとしたいな おまじない
すごくなかよく たのしそう
おまじない おまじない
ふたりでみるよ おまじない
ごくりもじもじ まっかっか
ボクとしようよ おまじない
キミとしたいよ おまじない
きすではじめる おまじない
おまじない おまじない
ボクとキミとの おまじない
そっとやさしく おまじない
ボクのげんきな おまじない
キミのかわいい おまじない
ボクとキミとの おまじない
おまじない おまじない
なかよくふたり おまじない
すごいすごいよ おまじない
キミにだきつき おまじない
ボクをだきしめ おまじない
ボクとキミとの おまじない
おまじない おまじない
ボクとキミとの おまじない
もっとなかよし たのしいね
なかよしこよし おまじない
【勇舞嫋韻】
ちしきえん
ちしきえつらん
ちしきえちぎる
ちしきえんじょう
ちしきえつ
稚始吉縁
痴脂記閲覧
智識得契る
血色艶情
馳執喜悦
〔契 キツ〕ちぎり。やくそく。まじわり。割符を合わせる。
〔茲 ジ〕ここ、これ、この、ここに。ます、増える、ますます。(草木が)しげる、盛んに生える。
〔甞 ナ〕かつて、以前。試す、こころみる。なめる、味わう。
{下ろす お-ろす}
{捲くる ま-くる}
〔慎 ジン〕つつしみ、つつしむ。
〔畏 イ〕おそれる、かしこまる、おそれかしこまる。「畏怖」。
〔饅 マン〕マンジュウ、「饅頭」。
〔糯 ナ〕もち米。
〔泌 ヒ〕(水などが)しみ出る、流れ出る。
〔煦 ク〕あたためる、あたたかい、めぐむ。ひかり、日の光。
〔姶 アイ〕美しい、見目良い。しずか。
〔拗 ヨウ〕ねじる、ねじける、ねじれる。すねる、ひねくれる。しつこい。
〔撻 タツ〕むちうつ、鞭ではげしく打つ、打ち付ける。
〔雛 スウ〕ヒナ、鳥のヒナ。
〔興 コウ〕おこる、はじまる、盛んになる。おもしろみ、おもしろがる、おもしろく感じる事。
〔怡 イ〕たのしむ、よろこぶ、やわらぐ。
〔趨 スウ〕はせむかう、おもむく、目的めがけてゆく。はしる、小走りにゆく、(貴人の前で小走りに歩く礼儀)。
〔遨 ゴウ〕あそぶ、遊びたのしむ、気ままに遊ぶ。
〔愈 いよ〕ますます、より一層。とうとう、ついに、きわまったぎりぎりの状態。
〔迅 ジン〕はやい、進み方や速度がはやい。
{涛 なみ}波、大波、波立つ。
〔逼 ヒツ〕ちかずく、せまる、差し迫る。せばまる、ちぢまる。
〔燬 キ〕激しい勢いの火、焼く、やける、焼き尽くす。
〔燠 オウ〕おき、おきび、赤く熱した炭火。あたたかい、あつい。
〔沫 マツ〕あわ、水の泡。しぶき、水のほとばしり。
〔糂 ジン〕こながき、羹の中に米の粉をまぜた物。まじる、まぜる。
〔燔 ボン〕ひもろぎ、祭りにそなえる焼いた肉。焼く、炙る。
〔拿 ダ〕とらえる、つかむ、つかまえる。ひく、力を入れて引っぱる。
〔懊 オウ〕うらむ、なやむ、なやみもだえる。
〔懣 マン〕もだえる、思い悩み苦しむ。
〔怩 ジ〕はじる、恥入る。
〔蕩 トウ〕とろける。ゆらゆらうごく、ゆれうごく。しまりがない、酒色等におぼれる。ゆったり広々とした様子。
〔憙 キ〕よろこぶ、よろこび。
{尚 なお}相変わらず、やはり。その上に、くわえて、更に、より一層。
〔賁 ヒ〕はしる、勢いよく走る。いさむ、勢いがよく勇ましい。かざる、かざり、あや飾り。派手で大きい、派手に変化する。
〔娚 ナン〕めおと。うわなり。しゃべる、ぺちゃくちゃしゃべる。たわむれる、なぶる。
〔縵 マン〕無地の絹、むじぎぬ。ゆるやか。連れ弾き、合奏。
{綯う な-う}よりを掛けて縄等を作る、糾う。
{嫋やか しな-やか}たおやかで美しい様子。
〔韻 イン〕ひびき、音色。
〔馳 チ〕はせる、かける、はやく走る。
〔執 シツ〕手に取る、とり行う。あつかう、つかさどる。こだわる、まもる、取り憑く。大切にする。




