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思懋涅丹  作者: 漉緒
22/57

22)しゅどう いどほり こいぬ




【趣導 井戸掘】




蠱愉微(こゆび)より 

恥目(はじめ)卑問査始(ひとさし)

緩々(ゆるゆる)

突戯(つぎ)具擦(くす)りを 

伏し(ふし)後門(ごと)

馴感(なか)押柔豊媚(おやゆび)

糊露(ころ)()

慰連的(いれて)貫器点(ぬきて)

球立咥悦吸(くりかえす)



吉器(きつき)炎紅蓮(ほぐれ) 

油火沸濆(ゆびにほん)

花咲熱塗喜窄絞(かさねぬきさし) 

魅望堕悦(みもだえ)




千期(ちご)(たちばな)   ()(ばし)

緋落(ひらく)(つぼみ)に    (つき)(あらし)

()らし()てるも 永生華澤(なおかたく)

追達至互喜(ついてしごき)の  伴濃侶天(ところてん)




【朱洞 色撞欲立】






卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍




「あ! 先生!」




 ──ふとした事から知り会った(わっぱ)に請われて剣を指南する事となった。仔犬の様に慕ってくる此奴(こやつ)が、憎き(かたき)から教えを受けているのだと知ったなら………… 




【こいぬ】




知らぬか乞いぬ 教えんと

嵌めれば填まる 故去ぬ間に

賤身沈める   仇なら

仔犬知り知る  知らしめる



しらぬかこいぬ おしえんと

はめればはまる こいぬまに

しずみしずめる かたきなら

こいぬしりしる しらしめる 



修羅主か胯威怒 押し獲んと

嵌めれば填まる 抉入沼に

紫墨強推める  固起なら

恋奴子輪痴る  染乱締める




みちならぬみちゆきみちのおくみちに

はなつみかさねみだれみちらし


道ならぬ道行き深沈の忍狗魅魑に

刃鳴罪重ね乱れ身散らし






「ああっ! 先生ぇっ! 先生ぇーっ!!」








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― 新着の感想 ―
[一言] ああああっ先生! まさかそう来られるとは……っ 新たな扉が開きそうです。 腐は嗜む程度と決めているのにぃぃぃ! 色気が……! 色気が……! うぉぉぉぉぉっ!
[良い点] 井戸掘の色情緒溢れるしかし孤独を感じさせる趣き こいぬの同じ読みも漢字を変えれば世界が違って見える驚き そして最後にいきなり俗世間に帰って来た聖者のごとき爆笑を誘う叫び ああ……なぜ…
[一言] 月嵐ってとこがいいですね☆彡 笑いました (*´▽`*)
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