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22)しゅどう いどほり こいぬ
【趣導 井戸掘】
蠱愉微より
恥目卑問査始
緩々と
突戯に具擦りを
伏し後門に
馴感と押柔豊媚
糊露を満つ
慰連的は貫器点
球立咥悦吸
吉器も炎紅蓮
油火沸濆
花咲熱塗喜窄絞
魅望堕悦し
千期も橘 咲き奔り
緋落蕾に 月嵐
散らし果てるも 永生華澤
追達至互喜の 伴濃侶天
【朱洞 色撞欲立】
卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍
「あ! 先生!」
──ふとした事から知り会った童に請われて剣を指南する事となった。仔犬の様に慕ってくる此奴が、憎き仇から教えを受けているのだと知ったなら…………
【こいぬ】
知らぬか乞いぬ 教えんと
嵌めれば填まる 故去ぬ間に
賤身沈める 仇なら
仔犬知り知る 知らしめる
しらぬかこいぬ おしえんと
はめればはまる こいぬまに
しずみしずめる かたきなら
こいぬしりしる しらしめる
修羅主か胯威怒 押し獲んと
嵌めれば填まる 抉入沼に
紫墨強推める 固起なら
恋奴子輪痴る 染乱締める
みちならぬみちゆきみちのおくみちに
はなつみかさねみだれみちらし
道ならぬ道行き深沈の忍狗魅魑に
刃鳴罪重ね乱れ身散らし
「ああっ! 先生ぇっ! 先生ぇーっ!!」




