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アンキロサウルスとデデンゴ


さて、次、幾ら石を大量に用意できたとしてもだ。

土がなければ何もできない。

建設には木材も必要だし土も必要に成る。

なので、すり鉢状の外側、の土をドンドン真ん中へと持っていこう。

そうすれば、全体的には低く成るかもしれないけど、フラットに成るし、

石を埋めることも出来るだろう。

土台を固く作るのは基本だって父ちゃんが言ってたしね。


なので、次はベベビドとンダンダに木材の調達をお願いしよう。

ドンドン集落の周りの木を切り倒してもらって、根っこも掘り起こしてもらおう。

そして土の確保も出来るようなら、さっさと他の好きくに振って集落の中へと運んでもらう。


運ぶのに適したソリの制作もベベビドへ願い出ておこう。

ウウダギの紐を使えばすぐに出来るだろうしね。


シシブブとイイオオには土を集落へ運んでもらおう。

そして、その監督として族長とズズナドをあてようかな。


そうすれば集落のスキクは何かしら作業をやるだろう。

この話をすぐに族長へと持っていった。


そこで、僕は一匹何もしないしできないスキクを見つけてしまった。

デデンゴである。

体は大きいのだけど、頭が足りない。

よく食べるけど働けない。


さてどうしたものか・・・。

ギュギュパニやパパムイ、ギギリカはもう出ちゃってるし、流石に木材取りにも参加させられない。

思い土をどうにか出来るわけじゃない。

どうしようかな・・・やっぱりウウダギに面倒見てもらうしかなさそうなんだけど・・・。


「族長、みんなへ指示をだしながらデデンゴの面倒見れます?」

「無理だな。」


即答したんだけど・・・。

族長?もう少しどうにかならないですか?


「歳も同じなのだ、ウウダギの所でよいではないか?」


族長も同じ意見かぁ。

まぁいいや、ウウダギにお願いしよっと。


一連の計画のあらましを族長とズズナドへ説明。

その後デデンゴをウウダギの元へと連れて行き。

僕は一匹でちょっと用事だ。


集落から離れた所、大体半日は歩くんだ。

そこまでまでやってきた。

手にはボーラと目眩がすると言われるキノコだ。


この世界ってのは本当に不思議な所でなんだ。

なにが不思議といえば、生きている生き物ってのが古代の生き物っていうか、

恐竜図鑑に出てくるような生き物もちゃんと居る所だ。


ケルケオなんかに代表される、肉食の生き物も居るけど、

温厚で力の強い生き物、そしてスキクではまず捕まえる事ができない生き物ってのは意外に多い。


そして、今僕が居る場所から少し離れた木々の合間をゆったりと四足で歩く恐竜が一匹。

こいつは草食で、とても温厚。

だけど、鎧のような皮膚と長い尻尾の先にはハンマーの様な膨らみを持つため。

スキク並びにザウスの石ヤリや弓なんかが全く効かない。


近づけば、物凄い速度で撓り、襲ってくる尻尾で近づけない。

振り回されるこの尻尾の一撃をまともに喰らえばスキクなんて一発でペシャンコになってしまう。

力が強いんだ。


そうこの恐竜・・・図鑑にのってたよね。

アンキロサウルス


まさに図鑑そのままだ。

いや少し違うかな?

鱗はあるけど柔らかそうな場所には硬そうな羽毛が生えている。

この世界独特なのかな?


まぁどちらにしてもこの恐竜を僕は捕まえようと思ったんだ。

ボーラでどうにかなるとは思ってないけど。

取り敢えず、安全のためってこと。


一番の作戦は草を食べさせてその草の中に紛れてキノコを食べさせる。

すると目眩がするんだろうとふんでの事だ。


僕らも一応恐竜みたいなものだろ?

ならきっと目眩がするはずだ。


でも少しかんさつが必要だなぁ。

よし!今日一日は観察に使おう。


アンキロが手に入れば、ケルケオを狩る必要がない。

まぁそれでもケルケオは後々必要に成るけどね。

今じゃなくてもいいだろう。


このアンキロってのは、僕らスキクを怖がらないんだ。

だって、僕らが捕食をする側じゃないからなんだろう。

ってか何もできないからだと思うけどね。


僕は、其の場に道具を置いて、手ぶらで側まで近づく。

あまり刺激しないように少しずつだ。

大体、向こうから僕の事が見える距離まで近づいてみた。


気配を探る。

なんとなく意識はしている感じがする。

これ以上はまだ近づかないほうが良さそうだ。

この距離を保って、十分時間を使おう。


暫く、ジッと座って、アンキロが草を食べている姿を見続ける。

食べてる草の種類を覚えよう。


暫くずっと付かず離れずに距離をおいて観察を続ける。

警戒心は早々に消えているのがわかる。

むしろ僕を警戒するより、他の肉食恐竜を警戒したほうが良いしね。


暫く観察が続く。

するとあっという間に日が落ち始めた。

どうやらアンキロは其の場でぐるぐると回り始めて、地面にくぼみを作っている。

どうやらそのまま寝るのだろう。

あのくぼみは寝床だろうなぁ。


だけどここで距離を詰めたりするよりもここで此のまま僕も夜を明かしたほうが良いかもしれない。

取り敢えず、僕も周りの草を集めて寝床を作る。


アンキロはあっという間に眠りについた。

イビキまでかいてるぞ。

どんだけ、安心してるんだろう?


確かに川も近くないし、アンキロに手を出せる肉食恐竜はそれほど多くない。

しかもこんなジャングルの中となれば、大型の恐竜は出没しない。

きっと安全地帯と思ってるに違いないな。


寝姿は、自分の甲羅?いや外皮で外側を埋め尽くすように丸まって寝ている。

尻尾のハンマーを顔のすぐ側まで巻くように持ってきている。


きっと大型の恐竜が突然襲ってきてもアンキロの背中には牙がたたないのかもしれない。

更に寝ながら観察を続けるすでに夜中だ。


一向に起きない。

結構寝てるぞ?


初めの頃はあまり関心がなかったけど、背中の脇に石みたいな突起物が付いている。

ずーっと縁側をそれが覆っている感じだ。

なんと言うか、甲羅を背負っているイメージがしっくり来るね。

でもあれ甲羅じゃなくて鱗なんだよねぇ。


面白い。

地球ではすでに絶滅していて、観察なんかできない生き物だ。

それを僕は今観察しているんだ。

凄い体験だなぁ。


やっぱり、現実の恐竜ってのは想像のものよりずっと存在感が強い。

図鑑ではあんな、羽毛みたいなのは生えてなかったじゃないか。

なのに目の前のアンキロはお腹の下あたりはびっちりと、羽毛で覆われてる。

足の先までベージュより少し白い感じの羽毛が行き届いている。


尻尾を省いた体の大きさは、大体5メートルくらいかな?

尻尾入れるとその二倍位はあるように思えるね。


結構、観察が捗る。

そう言えば、アンキロが食べていた草・・・。

足元にも生えてるね。

よーく辺りを見ると、そこら中食い散らかされてるね。

でも、柔らかい草しか食べていないように思える。

他の硬そうな、それでいて触ると傷がつきそうな草は口に入れていないようだ。


あの巨体で良く自分の食べる草だけ見分けてるね。

しかもより好みしてちゃんと避けて食べてるのがわかる。

顔は、下手するとハンマー部分と大差ないくらいの大きさだ。

何も知らないヤツが見れば下手すると、ハンマーの部分を頭と勘違いするかもしれない。

尻尾の腹側にも羽毛がある。少ないけどね。


顔はわりと小さい。

口の先が、鳥の嘴によく似ている。

鳥ほど出っ張っては居ないけど・・・似てるので言えば亀かな?


図鑑では恐竜は爬虫類だからみたいなことが書かれていたけど、

こうしてみると、爬虫類が疑わしい。

僕らスキクのほうがよっぽど爬虫類だし、ザウスはもう理想的な恐竜の顔をしている。

随分とこの世界の恐竜は違うのかもしれないなぁ。

羽毛の様子から見ると恒温動物なのかもしれないな。


う〜ん。ただのでかい動物に見えるんだ。


それにしても警戒心が無いよなぁ。

寝てるのをいいことに試しに少し近づいてみたけど何も反応が無いしね。

スキクは自分たちからすると取るに足りない生き物と思ってるんだろうな。


調子に乗って、そのまま僕は触れる距離まで近づく。

更に詳しく見ると、何ていうか亀と言う印象が強い。

アンキロなんだけど、まさに甲羅に潜れない亀。

それが適切かもしれない。

ただ、尻尾が長い事を除くけどね。


匂いはまぁ、獣臭がする。

代謝をちゃんとしてるんだろう。

ってことは、恒温動物だな。


それに、僕の鼻でもわかるほど湿度が高く感じる。

汗をかいてるんだ。


なるほどね。

まぁ、今日はこのくらいにしよう。

あした起きて近くにいたらまた観察を続ける事にしよう。

流石に僕も眠いしね。


・・・寝床どうしようかな?

何も考えてなかったなぁ・・・やっぱり彼処かなぁ?


こうしてこの夜は就寝した。



翌朝、寝床が揺れるので起きてしまった。

そりゃそうだ、アンキロの背中で寝たんだ。

一度こう言うのやってみたかったんだよね。

温厚な恐竜ってのがどの程度温厚なのか確認も込めてだけど。


僕は起きて、すぐに周りを見た。

昨日と同じ場所だ。

ってかなんでこのアンキロは移動しないんだろ?

もうこの辺の草は食べ終わったんじゃないの?

とおもってアンキロの顔を覗いてみた。


アンキロと目が合う。

しかし最初は興味があったのかジッと見つめてきたけど、

すぐに興味を失ったのか、地面に残ってる草を再度食べ始めている。

今日は昨日と違う草を食べていた。


草なら何でも良いのかもしれない。

僕はそのまま背中で観察を続ける。

随分と揺れるんだね。


暫くそのまま眺めていた。

けど、一向に顔をあげる気配がない。

草を食べることに必死である。


ここじゃなくて他の場所に移動すればいいのになぁ?

縄張りとかあるのかな?

他のアンキロトかち合うと喧嘩になるとか?


まぁ、いいや、僕もお腹が空いた。

アンキロに習って、草を食べてみよう。


その日の食事はアンキロと一緒に食べた。

なんだか夢を見ているような気分だ。

こんなにそばにいても平気な恐竜なんて、思っても見なかったよ。


アンキロは食事中、僕が食べる草をジッと見ていることがあった。

しかし、すぐに興味を失う。


何でだろうね?


まぁいいか。

今日は、もう少しお近づきになろうかな?


すでに背中で寝てしまったけど、コミュニケーションはとってないんだ。

だから少しでも通じ合ってみよう。


取り敢えず、アンキロが好きそうな柔らかい草をどっかで調達してくるか。

暫くアンキロの元を離れて、草を探し、腕に抱えられるほどの草を採って戻ってくる。


戻ってきてもアンキロは一定の場所を動いていない。

なぜ動かないのだろう?

僕が他の場所から草を運んでこれるって事はより多くの餌を欲するならば、移動してもいいはずだ。

どうして移動しないのかな?


なにかに怯えてるとか?

それなら隠れるだろう。

しかも此のへんでアンキロに手を出せる動物は居ない。

だって、そもそも固くて歯が通らないんだ。

爪だって引っ掻いた方が折れる程だろう。


それにあのハンマーは全力で振られれば、同じ大きさの動物でも骨が折れるでは済まされない。

当たりどころが悪ければ絶対あの世行きだしね。


この周辺の食物連鎖で考えるとヒエラルキーは天辺の辺りだ。

なのに動かない。

餌がある場所へと移動しない。

なにかここに拘りがあるとか?


動物に拘りとかそういうのは無いだろう。

なんだろう?


まぁいいや、取り敢えず草を与えよう。


「ほら、草もってきたよ。どれも柔らかくって食べやすいはずだ。」


動物に話しかけても意味はない。

それは分かってる。でもなんだか亀っぽい顔を見ていると可愛いなと思ってしまったんだ。

食べる仕草もなかなかおっとりしてて、僕は見てて飽きないんだ。


僕は盛ってきた草をアンキロの目の前まで持ってくると、口まで手渡しで運んでやる。

すると、スキクだからだろうか?


手から食べ始めたんだ。

これはビックリだろう。

野生の動物が、他の動物であるスキクの手から餌を食べるなんて、警戒心がなさすぎるの気がする。

ただ、食べてる最中でも僕の方を注視しているのはわかる。

警戒心が無いわけじゃない。


もしかしてものすごく利口な種なのかもしれない。


僕があげた草は僕も食べるような好きな草だ。

みずみずしくて、歯ざわりが良くて、シャキシャキしてて。

それでいてそれでいて噛むと抵抗が無くサクッと歯が通る。

味もいいと思う。

心なしか甘みも感じて、清涼感もある。

白菜に清涼感がたされたような草なんだ。


アンキロはあっという間に僕が上げた草を食べ尽す。

食べてる最中の音がコレまた心地が良かった。

シャクシャクといい音を立てる。

ついつい僕もつまみ食いしてしまうほどだ。


食べ終わると、アンキロはすぐに眠りに入ってしまった。

僕が顔の近くに居るのにだ。

少し警戒してもいいと思うんだけどね。


まさかとは思うけど、何処かのスキクが飼っていたとか?

それは無いだろう。

だって、何処かのスキクって言ってもこのアンキロの近くの集落は僕の集落だけだし、

ってことは僕の集落の中にアンキロを飼っているスキクがいたってことだ。


生き物が好きなシシブブ辺りかな?

でもあの雌はそんな事しない。

怖がりだし、なにより自分からこんな奥まで出張っては来ない。

そもそもミニョルンからこっちほぼ一緒に居るわけだけど、一度も集落から出てないんだ。

だとすれば他に誰が?


飼うと言う習慣がそもそもスキクには無い。

有れば家畜が居なきゃ可怪しい。

それに家畜的なことはしないわけじゃないけど、ケルケオみたいな乗り物として数カ月勾留するくらいだ。使い終われば、肉にするなり、逃がすなりしてしまう。

要は、ミニョルンの間に死んでしまうくらいなら、逃したほうが良いし、貯蔵できるなら食肉にするほうが効率がいいと考えてるんだ。


と言うと・・・まぁ結論とまではいかないまでも、

このアンキロは飼われていない可能性のほうが大きい。

にもかかわらず随分と慣れる生き物なのかな?


実に不思議だ。


気づいたら、僕はアンキロの頭の後ろの辺を撫でていた。

アンキロも気持ちよさそうに寝ている。


可愛いかもしれない。

いや、さっきからもう可愛くて仕方ない。

どうしよう。

この可愛さはウウダギとかそういうのじゃない。

なんだろう?

ヨシヨシしてるだけで癒やされるなぁ。


まさにペットだ。


ん〜。でも本当に不思議だ。

なぜこの辺りから移動しないんだろう?

シシブブ辺りはアンキロの習性しってたりするかな?


まぁいいかぁ。

もう少し様子観よう。


その日は、辺りから食べる用の草を大量に持ってきて、アンキロの横に積み上げてみた。

アンキロは起きるとすぐに草を食べては、すぐに寝る。

それを繰り返していた。


あまり動こうとしない。

そんな子度だけで一日が過ぎてしまった。

そろそろ帰らないと皆心配してるかもしれないけど、

まぁいいか。


アンキロ見てるの楽しいしね。


翌朝、ゴソゴソ、ゾリゾリとする音で起きた。

昨夜は流石にアンキロの上では寝なかった。

アンキロに悪いかなぁと思ったからだ。


僕はなんの音か分からなかったけど、アンキロがどうやら動いている音だったようだ。

様子を見ると、お気に入りの木の根本の辺をウロウロとしていて、寝場所でも探している様子だった。

2日見てたけどそんな動きはなかったので不思議に思ったんだ。

だって、アンキロは眠くなったら其の場でうずくまって寝てしまうんだもの。


さて、この行動はなんだろう?

様子を観よう、どうやら気も立っている様子だし、あまり近づかないでおこうかな。

でも、草は採ってきてあげよう。

可愛そうだから。


僕は其の場を後にして草を採りに行った。

アンキロから少し離れた場所で、僕の名前を叫んでいるスキクがいる。

あれって、ウウダギじゃないかな?

どうしたんだろう?

一匹で追っかけてきちゃったのかな?


すぐに僕はウウダギのところへ。


「ウウダギどうした?」

「ポンピカ!」


すぐに僕の胸へと抱きつくウウダギだった。

どうしたんだろう?

なんか集落であったのかな?


「ウウダギどうしたの?集落に何か有ったのかな?」

「違う。ポンピカいない」


どういう意味だ?

それにしても凄く必死になって抱きついてくる。

もしかして寂しく成っちゃったのかな?


「ウウダギ寂しかったの?」

「寂しい?うん。ポンピカ居ない。ヤダ」


なるほど。寂しくて追ってきちゃったか。

仕方ないか。

でもデデンゴの世話頼んでたけど・・・ほったらかしたのかな?


まぁ取り敢えず可愛いから撫でてやろう。

ウリウリと撫でてやる。


「ウウダギ。デデンゴはどうした?」

「デデンゴ?知らない」


えっ?

あれ?

ウウダギの喉袋が膨れてる。

ご立腹ですね。


「なんかあったの?デデンゴに何かされたの?」

「違う。」


どういうことだろう?


「ウウダギ詳しく教えて」

「デデンゴ何も出来ない。覚えない」


なるほど、教えても覚えないのか。

だから毅を煮やしてほったらかしたね?

まぁ、歳も同じなのに自分が出来ることを理解しないとなれば、

流石に焦れてしまうだろう。


う〜ん。これが大人のスキクなら叱る所だけど、何分ウウダギだしね。

小さいスキクにそれを言っても仕方ないだろう。


「そうか。ウウダギは一生懸命教えたんだろ?」

「うん」


「デデンゴは全然覚えてなかった?」

「少し、覚えた。でも全部は覚えなかった」


なるほど。流石にウウダギほど頭はよくなさそうだしね。

そうなるだろう。


「そうかそうか。苦労したんだね。偉い偉い」ヨシヨシ。

「ポンピカ。帰る?」


う〜ん。アンキロが心配だからね。

帰りはしないかなぁ。


「ねぇ。ウウダギ」

「ん?」


「今から食べられる草を探そう。」

「?」


「沢山さがして沢山持っていくんだ。きっと喜ぶ」

「??喜ぶ?」


「そうさ。ウウダギも手伝ってくれるかい?」

「うん。手伝う」


ウウダギの喉袋も元に戻ってる。

どうやらご立腹ではなくなったようだ。


それから、ウウダギと一緒に草を集め一度アンキロのところへと向かう。


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