表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/174

報告と引取り


今日も朝から釣りをしている小さなスキクの集団が居る。

はじめのときよりずっと多い。


ブームが来たのかな?


僕が船で集会場に近づくと、気づいた小さなスキクの一匹が族長を呼びに行った。


僕は族長が顔を出すのを待った。

すぐに族長が顔を出す。


「族長、ギギリカ治りましたよ。」

「なにっ!本当か?」


「うん。今パパムイと釣りしてるとおもう。」

「・・・本当なのか・・・」


「うん。で、なんだけど、しばらく向こうの小屋で生活しようかと思うんだ。だからウルグズが親をやっていた子供を引き取るよ。」

「そうか。だが其の前に少しこっちで話をしよう。いいか?」


「いいけど。僕が上がって大丈夫?みんな心配しないかな?」

「無論大丈夫だ。ワシからも言っておく。」


「そう?じゃぁ、お言葉に甘えて上がらせてもらうよ。」

「うむ。皆よ、中へ入るのだ。ポンピカが戻った。」


族長の一言で、釣りをしていた小さなスキク達は、つまらなそうに中へと入っていく。


最後の小さなスキクが中へ入るのを確認して、

僕は集会場のなかへと上がった。


中では、族長を中心にして、僕を迎えるような形に座っていた。

年長者がずらりと並んでいる。


後ろの方に小さなスキクがいて、見様見真似できちっと座っている様子が伺える。

それを見ると少し可愛いなと思った。


「ポンピカ。詳しく話してくれないか?どうやって”ジン”を退治したのだ?」

「ああ、いいですけど?そんなに大事なんですか?」


「うむ。もし”ジン”が退治出来る物だと判れば、皆それを学び、死者を減らせるのだ。」

「そりゃまぁ、そうだけど?でも今回ギギリカが罹った”ジン”は軽いものだよ?他の”ジン”全部が治るとは限らないからね?」


「む?”ジン”ではないのか?」

「あ〜。なんて言えばいいかな?”ジン”とひと括りに言ってしまうと全部治ると思い込んじゃうんだと思うんだ。だけど”ジン”はいろんな種類があって、其の中でも治る物と治らない物があるんだ。今回のギギリカの”ジン”は治る部類だったから良かったけど。治らない”ジン”だったら僕でもどうにもならないよ。」


「ふむ・・・”ジン”には種類があるのか・・・そうか。だが、ギギリカの”ジン”には毎年、小さなスキクが殺されている。それが無くなると思えば十分な成果だ。」

「そうか。まぁ、小さいと対処の仕方は変わるかもしれないけど、取り敢えずギギリカの”ジン”の名前をカゼと言う名前にしておこう。区別が付きやすいでしょ。」


「うむ。わかった。皆よ、ギギリカの”ジン”は”カゼ”だ。今決まった。お覚えておけ。」


族長がそう言うと、年長を筆頭に大きく頷く。


「して、その”カゼ”だが、どうやって退治する?」

「基本的には、罹ったスキクの体力によって治るんだ。」


「ふむ。体力か。確かに体力が有るスキクは生還することが多い。なるほど」

「それと、水と塩と甘い物が必要だよ。」


「ふむ?塩か?」

「そう。塩。」


「・・・何故、塩が必要なのだ?水もそうだ、なぜ必要なのだ?」

「んっと。体の中の水分が外にでちゃって、身体の中が乾いてしまうんだ。そうすると、体力で治せなくなってしまうんだ。だから、水が必要なんだけど、水に少しの塩を入れると、沢山体に水が行き渡るんだ。だから塩水が必要なんだよ。甘い物が必要なのは、元気の源が甘い物だからだよ。」


「そうか。塩と水が必要なのだな。それと元気が出るものか・・・」

「勘違いしちゃダメだけど、カゼにかかると急速に体力が減るんだ。だからカゼの間は、肉や魚は食べないほうがいい。元気が出るけど、食べた分体力が、逆に奪われちゃうんだ。だから、甘い物が必要なんだ。」


「そうか。甘い物でなくてはならないのだな。そう言うことらしい。皆よ。」


族長は、理解していたのだろう。

だけど、年長者の中には頭が足りない部類も多い。

そんな年長者に誤解がないようにとあえて説明させているんだ。


族長って、気を使うスキクなんだな。


「他にはないのか?」

「そうですね。欲を言えば、”薬”が有るといいんですけど。」


「クスリ?それはなんだ?」

「簡単に言えば、カゼが治る物です。」


「ふむ・・・。そんな物があればワシ等だって手に入れただろう。」

「いえ、そういうことではなくて、恐らくウルグズの証言から推察すると、草や木の皮とかそんなものにカゼを治す効果が有るはずです。」


「なにっ!?では、ギギリカはクスリでカゼを退治したのか?」

「いえ、ギギリカの場合は体力で自力で治しました。」


「ふむ、要領を得んな・・・クスリか・・・それは例えばどんな物なのだ?」

「そうですね。此の環境で言えば、先程いった薬草類の事でしょう。」


「薬草か・・・それがクスリなのか?」

「そうです。薬草がクスリなんです。厳密には違うはずですが、薬草でもカゼを治せるはずですよ。」


「しかし、ワシが持ち合わせていた薬草はカゼを退治できぬ。・・・もしや、薬草にも種類があるのか?」

「族長は聡明ですね。そうです。薬草にも沢山の種類があって、中には毒も有ります。」


「毒?なぜ毒が薬草なのだ?」

「毒というのは、成分が濃すぎて、体が受け付けないからだと思います。でも、薄くできたりすればクスリに成る場合もあるらしいです。」


「ふむ・・・毒もか・・・では、お前が言う”クスリ”とは、毒や薬草などの事を表す言葉だな?」

「そうですね。そう思っていいです。」


「ふむ。わかった。ポンピカよ。良く話してくれた。礼を言う。」

「族長。集落やその近辺に呪術師や”ジン”を退治する専門のスキクとかって居ませんか?」


「呪術師はいる。だがこの集落ではなく遠くの集落に居ると聞いている。」

「一度、会って話したいですね。どんな薬草を使っているのか聞き出したいです。」


「聞けば、クスリができるのか?」

「出来る可能性は高いです。」


「・・・わかった。話を通してみる。」

「ありがとうございます。」


「それから、もし、此の後カゼに罹るスキクがいたら僕が一度面倒を見ます。集団でも構いません。薬草も何種類か見つけて試そうと思います。精査すれば、自分達で見つける事が出来るかもしれません。利用できれば他の”ジン”も退ける役割を見つける事が出来るかもしれません。」

「そうか・・・わかった。ポンピカ。なにからなにまですまぬな」


「構いません。それと、他にも色々と話したいことが沢山有るんです。今度、族長と二匹で色々とお話したいのですが?」

「雨季の時期はここから離れることができぬ。雨季をすぎればよかろう。」


「わかりました。其の際はよろしくお願いします。」

「うむ。わかった。 では、皆よ。ポンピカが今言った事をしっかりと覚えておくのだわかったな?」


すると年長連中以下全てのスキクが大きく頷く。

意外に統率が取れている。


「それと、僕の子供に成るスキクは?」

「ああ、そうじゃったな。ウウダギ出てこい。」


族長の呼び声が届いたのか、

後ろの方から小さい小さいスキクがちょこちょこと歩いてくる。

意外に可愛い。

歩き方がまだぎこちない。

他の子供より、少し小さい気もする。


ただ、ウウダギと呼ばれる子供は、僕を強い目で睨んでいるのが分かる。

多分、一ヶ月程度だろうけど、ウルグズの教えを受けていたのだ。

僕は此の子にとって、親の仇なわけだからなそれも仕方がない。


「ウウダギよ。これからポンピカが親だ。しっかり学べ」

「・・・」


「返事はどうした?」

「・・・」


「族長、いいんですよ。ウウダギが黙る気持ちも分からなくもないですし」

「しかしポンピカよ。それでは、ウルグズが可愛そうだ。」


族長が言う事に対し、ウウダギが頭をひねり何かを考えたあと。

僕の方に歩いてくる。


そして、僕へ強い目を向けて言葉を発した。


「ポンピカはウルグズをどう思ってたの?」

「これ!ウウダギ!」

「いいんです。ウウダギが自分で考えて聞きたいと思った事ですから」

「う、うむ・・・」


「ウウダギ。僕はね。ウルグズの事をなにも知らないんだ。決闘も見ていたと思うけど、ウルグズから申し込んだ事だ。ウルグズに対してなにか思う所は一切ないよ。分かるかい?」


小さい目がクリクリで可愛いとおもう。

僕の言葉をしっかり理解する為に一生懸命考えているようだ。


一度下を向き。

思いついたのかな?僕へと可愛い目を向ける。


「・・・ウルグズは頭が悪かった。だけど、ポンピカは頭が良かった。ウルグズに学ぶべない。これからよろしくおねがいします。」


随分頭の良い子だ。

僕でさえ、同じ歳のときそんな事は話せなかっただろう。


此の子は、頭を使う事に特化してるのかもしれない。

なら、教育方針はきまった。


この子は頭を使う事を学ばせよう。


「うん。これからもよろしく。」


そういって、僕はウウダギを抱きかかえる。

ウウダギも僕に抱かれる事に拒否はしなかった。

ただ、触ろうとした時少し体をこわばらせた。


む?僕は嫌な事に思い至った。

ウルグズ、もしかして・・・。

まぁ、言っても仕方ない。


ウウダギは本当に小さいのだ。

僕が、抱えられるほどの大きさなのだ。

普通ならば、もう少し大きくなっていても良いはずなんだ。

僕が思い至った事が事実かもしれない。


抱えられると、なぜか、体が緩んだ感じがする。

そして、僕の首にギュっとつかまった。


これで、可愛く無いって言ったらウソだ。

僕の中にこんな気持ちが有るなんて知らなかったよ。


「族長。そう言う事なんで、連れてきます。」

「う、うむ。気をつけていけよ?」


「分かってます。」

「ウウダギよ。くれぐれも仇を打とうなどと思うなよ?」

「うん」


ウウダギに族長が言った言葉は、

きっと仇を打つかもしれないと思っての事だろう。

だけど恐らくそれはない。


多分、さっきの萎縮は虐待を受けていたからに他ならない。

こんなに小さいのは、まともに食事さえ出してなかったんだ。


ウウダギ、済まない。

さっき聞かれた事の答えを一つ思いついた。

ウルグズはダメな親だった。


未開の地では、親が言う事を実行出来ないと、

大抵が頭が足りないがために暴力を振るう事に成る。

実際、感情がコントロール出来ない体質ぽかったし。

僕の予想は外れては居ないだろう。


ウウダギを大切に育てないとな。


ウウダギを抱えたまま集会場を後にする。

ドアを通り、船へと至る紐を降り、ウウダギと共に船へと乗り込む。


ウウダギは、集会場を出た辺りからガタガタと震えだす。

小声で「大丈夫だよ」と声を掛けては見たが、安心はしてないようだ。

船へと乗り込んだ時、抱えて居ては漕げないので、船へ座らせたが震えがおさまる気配はない。


ただ、じっと座っている。まるで置物の様に微動だにしない。

カチンコチンである。


「ウウダギ。大丈夫だよ。少し揺れるかもしれないけど、水には落ちないから安心してね」

「う、うん」


ガチガチである。

仕方がないので、船を出す。


そのまま小屋がある丘まで何事もなく着いた。


ギギリカとパパムイが気づいてこっちに来てくれた。


「ポンピカ。どうしたんだその子?」

「なによパパムイ?知らないの?」


「ん?どういう事だ?」

「ウルグズの子供だよ」


「えっ!?ウルグズって、子供育てれるのか?狩りしか出来なかったぞ?」

「歳よ歳!アンタだってそのうち子供を預かるんだよ?」


「えええ!聞いてねーよ・・・」

「もう・・・。」


二人の夫婦漫才を見た気がした。

だけど、その間もウウダギはカチンコチン。

船から降りようとしない。


「ウウダギ?どうした?もう降りてもいいんだぞ?」

「・・・」


僕がそんな事を言ったからか。

ウウダギが涙目に成ってしまった。

どうしよう。


「ど、どうしよう。ウウダギを泣かせてしまった!」

「ちょっと!ポンピカ!まだ子供なのよ?いきなり水はダメでしょ!」


ギギリカの言うことももっともだ、只でさえ、親であったウルグズの死が水なのだ。

そりゃ震え上がるな。

失念してた。


「ごめんよ。ウウダギ。僕が抱きかかえるから少し待ってなね」


素直に首を縦にして、頷く。

でも本当に可愛い。

ちっちゃい。


クリクリしてる目がとても印象深い。

ずっと濡れてる感じがするので潤んでいる様に見える。


僕は、ウウダギを抱える。

そのまま、浅瀬を歩き小屋の前まで歩く。


「ここなら地面だ。降りれるだろ?」


僕の問に無言で頷く。

震えは消えていた。


「ポンピカ?ウウダギもここで過ごすのか?」

「うん。僕の子供になったからね。色々と教えなきゃいけないんだ」


「そうか・・・大変だな」

「なにいってるのよ?パパムイやあたしも手伝うのよ?」


「えっ?」

「なにとぼけてるのよ。ここにはポンピカ以外にあたし達もいるんだから当然でしょ?」


「そういうもんか?」

「そういうものよ」


「なるほど、なら手伝うぜ!」

「あたしも手伝うからね」


二匹とも手伝ってくれるらしい。

ウウダギは人見知りなのだろうか?

二匹を紹介してもまだ、不審がっている。


疑い深いのは思慮深い証拠だと思う。

やっぱり頭がいい子だ。


さて、紹介もおわった。

ご飯にでもするか。


「魚とれた?」

「おう!獲れたぞ!ギギリカが頭を使ったんだ!凄いぞ。今度の釣り竿はっ!」


「へー。どうなったの?」

「俺ではわからん!ギギリカに聞いてくれw」


相変わらず細かい事はにがてっぽいパパムイ。

平常運転でなかなか和む。


ウウダギの世話を始めているギギリカに問いただした。


「ギギリカ。釣り竿新しくしたんだって?」

「うん。骨が沢山有ったからね。」


・・・なるほど。

骨の針とか作ったんだな?

その骨ってさ、もしかしてウルグズのじゃないかな?


ちょっと、不謹慎かもしれないけど、ウウダギを見る。

ウウダギはギギリカに慣れたのか、ギギリカの尻尾を握って離さない。


ふむ。甘えてるな。

良い傾向だな。


やっぱり母親役は必要だしなぁ。

ギギリカにも良い前準備かもしれない。


「ふーん。そっか、骨かなかなか考えたね。流石だよ」

「ちょっとぉ?急に褒めないでよ。恥ずかしいでしょ」


「いや、本当に流石だなって思ったんだ。」

「ふーん。ならいいけど」


釣りを続けていたパパムイを呼んで四匹で食事を始める。

まぁ、約二匹は、僕が次は何を作るのかとワクワクしてみているけど。


ご期待にそえて、ちょっと凝ったものを作りたいけど、

材料ってそう多くないから、仕方なく丸焼きに塩振るしか無かった。


油ほしいかなー。

それと、石でもいいからフライパンや鍋がほしい。

・・・必要な物がたくさんありすぎてなにから手をつければいいかなやむなぁ。


取り敢えず土器くらいは作り始めようか?


そんなことを考えて、魚の塩焼きを皆へ配る。


「ポンピカ?やっぱり焼くんだね?」

「おう!俺は焼いても美味しければ大丈夫だ!」

「・・・?焼く?」


ウウダギは非常に珍しそうに見ている。

そりゃそうだ、まだ一ヶ月とは言え、

ウルグズから与えられた食べ物といったらほぼ確実にナマモノのはず。


まだ、幼いウウダギならば、慣れてくれるかもしれない。


「ウウダギ。食べてみなよ。熱いけど、良く冷ましてからだよ。」

「うん。」


ギギリカは相変わらず慎重派。

パパムイは例のごとくいきなり齧りつく、そしてお決まりのセリフ


「あちぃ!ポンピカ!熱いぞ!」

「・・・そりゃできたてだからね。」


だけど、パパムイは構わずに齧りつく。熱い熱いといいながら美味しそうに。


それを見ていたウウダギは、ギギリカの見様見真似で食べ始めた。

きっとウウダギの中での頭がいいランキングが出来ただろう。

その中で、間違いなくパパムイは最下位だ。

確定だと思う。


僕はふーふーと出来ないことが辛い。

やはり頬肉が有ったほうが人間的に馴染みが有るからな。


舌の裏側にあるスペースに空気を貯めて、口先だけを器用に少し開く。

そして、スペースからの空気を送ってみた。


フーフー。


出来た。少し漏れるけど。

ちゃんとフーフー出来ている。


さて、食らいつこう。

僕は、魚の背中の部分のヒレを指で抜き取り、そこからかじり始めた。


・・・

うん。美味い。

何だろう、魚の油の味って思っていたより濃くて甘い感じがする。

意外に背中部分にも油が多い。


うん。美味い。

次は、腹だな。


だけど内蔵は食べたくない。

何食べてるかわからないから。

爪で、腹を縦に割いて内蔵部分を捨てる。


思いの外スキクの爪って鋭いことに気がついた。

この爪、なかなか使えるじゃないか・・・


変なナイフより切れるんじゃないか?

なんで皆、石のナイフ使うんだろう?


まぁいいや、腹を齧る。


・・・うん。背中より脂身が大量。

魚の汁が凄い味わえる。

やっぱり塩がよかったか。

魚の油と焼けた身部分に少しの塩がまざって、すごくいい味がする。

でも、この魚はやっぱり、川魚だとおもう。


昔田舎で養殖だけど、イワナと言う魚をたべた。

そんな味に近い。


・・・う〜ん。たしかイワナって雑食だったよな?

味がすごく濃く感じたんだ。

川魚って薄味のイメージだったけど、イワナでイメージが変わったのを覚えてるんだよなぁ。


でもこの魚は、量が多い。

だって、デカイんだもん。


じっくり食べるより一気に食べたほうがイッパイ入りそうだから。

と、思いガツガツと平らげた。


お陰でお腹がポンポコリン。


ゲェーップ


「皆食べた?ウウダギは、食べれた?」

「うん。味がした。」


感想の第一声が「味がした」だ。

・・・ウルグズどんな食べ物与えてた?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ