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ロス

僕は藤岡。高校2年生です。

今は昼休み、クラスで隣の席の女の子、山岸さんが負のオーラをプンプンで机に頭を突っ伏して椅子に座ってます。

「どうしたの?」

僕がそう聞くと山岸さんは顔を上げてたけれど、その目には涙を貯めていました。

「本当にどうしたの?」

「昨晩とあるアニメが終わったの・・・。」

アニメ?・・・そうか山岸さんは自他ともに認めるアニオタ。アニメが最終回なったのが悲しいんだね。

「五年に渡り三期までアニメ化して原作マンガの話を全て消化・・・文句の無いような素晴らしい最終回だったわ。でもね、あのキャラ達のバカ騒ぎを見れないかと思うと・・・悲しくってねぇ‼完璧なロスよ‼」

な、なるほど予想よりずっと悲しみが深いらしい。

「きっと最終巻がDVD、Blu-rayになった時に満面の笑みの主人公が表紙に・・・わぁぁぁん‼レンタルビデオ屋で号泣する私が見えるぅ‼」

・・・僕にはどうすることも出来ない。

せめて彼女の傍に居てあげよう。見守ろう。彼女が再び良作に出会うその日まで・・・。

完璧な息抜きで書いてます。

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