☆人物紹介
【伊藤一刀斎景久】
日本の戦国期から江戸期にかけて活躍した不世出の剣豪。
エリー・ヴァンドールの召喚魔法の失敗によって、間違って異世界へと転移させられた。だが、実際は……。
尚、本人は神隠しの術によって遠い異国の地に飛ばされたと思っており、異世界との認識はない。
望外にも若返った事により、この異世界の地で最強の剣を目指す。
【エリー・ヴァンドール】
エルフとヒューマンとの間に生まれたハーフ。
森深くにある、ヴァンドール氏族の隠れ里で暮らしていたが、周囲のエルフたちからはヒューマンの子供と忌み嫌われていた。
そのため、里を飛び出し魔法学園に入学し、卒業後は冒険者となる。
その冒険者としての最初の依頼の最中に、召喚魔法で間違って景久を呼び出してしまう。
【マリアンヌ・ガーネット】
アレス王国の伯爵家、ガーネット一族当主の末娘。
魔法学園でのエリーの先輩。魔法学園では姉妹制度という古い慣習があり、在学中は常にエリーの面倒を見ていた。それ以来、エリーはマリアンヌのことを姉のように慕う。
先に卒業していたマリアンヌが、冒険者に成り立てのエリーを護衛依頼に誘った。
【剛力のガーク】
イスタリア連邦とアレス王国の国境近辺に出没する、盗賊王キース率いる盗賊集団「草原の狼」の四天王がひとり。
魔法を吸収するミスリルのプレートメイルに巨大なクレイモアを操るが、景久にあっさりと倒される。
【ドーンズ】
エリーたちが護衛する隊商の責任者。