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【次回予告】
馬翁村。それは現在では道路地図帳から消去された忌まわしき村。口にしたものは祟られるという奇怪な噂が流れるその呪われた地に行方不明になった司馬そっくりの石像がある噂を聞いた晴彦達は馬翁村に訪れることにした。だが、村の入り口で彼らを待ち受けたのは首のない地蔵尊達であった。奇しくもそれは晴彦一行の人数に酷似していた。
次回
『異世界召還されたが強制送還された俺は仕方なく痩せることにした。』
第十二話話
『魔王たちの村』
異世界に見放された豚の戦いが幕を開ける!
ワンコ「なあ、今回の次回予告、いつもと様子が違わないか」
シェーラ「そうですよね。でもタイトルの正しい千手観音と間違った千手観音で全て台無しですよ」
ワンコ「そうなんだよ。なんか全部台無しにしているというか、雰囲気ぶち壊しだよな」
シェーラ「ハルがいつも使っているのは右なんですけど、日本人じゃなくてもこんなものを夜に見たらトラウマになります。壱美はどうでしたか」
ワンコ「…あたしさ、グロいのとかスプラッタ系は駄目なんだよね。ホラー映画とか目を瞑って見ちゃうもん。幾らハル君でもあの姿は無理だった。見た瞬間に全身に鳥肌立ったもんな。ああ、やだ、思い出しただけでこれだよ」
(ワンコ、腕の鳥肌をシェーラに見せる)
シェーラ「よかったです。壱美がまともな神経をしていて」
ワンコ「何がやばいって、あの姿の見た目がやばいって分かっていながら使い続けるハル君だと思うよ。シェーラからもあの姿になるのはもうやめてくれと言ってくれないか」
シェーラ「何度も言ってるんですけど聞いてもらえないんです…」
ワンコ「…そっか…」
晴彦(そんなに酷いかな…結構、愛着が出てきたんだけど…)




