#0 外がうるさい,,,
「ごしゅじんーおはころー!犬目ころかだよ~!」
【おはころー】
【この声を聴きたくて頑張った甲斐があった!】
【おはころー今日も声がかわ(´・ω・):;*。’:;グフッ】
【おはころー待ってたよー】
【もう死者が出てんじゃねーか‼】
いつものあいさつをしてる横では常人では目に負えないほどに早くコメントが流れる。
一軒家の一つの部屋にかわいいという言葉がよく似合うロリのボイスが響く。
いろいろ思うことはあるがその前に部屋の外がとてもうるさい。配信してるのに。
「外がうるさいねごめんね!ちょっと待ってね!ねえ、お姉ちゃん!うるさい」
「ごめーん!ころちy,,,うちの妹が可愛すぎて~!!!」
「はぁ?もうともかく!配信見るのはいいけど静かにみてよね!」
よいしょ,,,もどろ、、、なんかコメント早いな
【ミュート忘れてるよ~ころちゃんかわいい~】
【かわいい】
【(´・ω・):;*。’:;グフッ】
「あぁ!ミュート忘れてた。うぅ,,,恥ずかしい」
顔が熱い、うぅ、恥ずかしいよぉ、これも全部お姉ちゃんのせいだ。
配信終わったらお姉ちゃんには絶対に声かけてあげない!
「お姉ちゃんがごめんね、ほんとに昔からなんだよね,,,」
【まあ、しょうがないねぇ】
【お姉ちゃん:いつも通りだね~】
【いつも通りて、わかってたけど】
【やっぱ見てたんかわれ】
なんで僕がVTuberでこんなに人気になったんだ?と自分で自分に問いかけたが答えは一向に出ない。
ほんとに、なんでこうなった?
これは、元男でいろいろな人に溺愛されることになったVTuberのお話
初めて書かせていただきました学生なので不定期になりますが