【人魔大戦外伝 Grate War Online】
主人公がプレイする作品、【人魔大決戦外伝 Grate War Online】解説です。
ゲームの概要やシステムの詳しい説明が載っているので、本編を読む前にぜひ、一読してください。
【ストーリー】
人族国家『ハスク共和国』と魔族国家『ルシファリアル大帝国』の領地争いを発端とした、【人魔大戦】が始まる1000年前。
幾千の国が興っては争い、滅びゆく混沌の時代。
貴方が所属する国は滅ぼされてしまった。
他国へ亡命するも良し、自らの国を興すもよし、商人や傭兵として方方を旅するもよし。
混沌の時代、貴方は何を為すのか。
自由闊達な生活が今、幕を開ける!!
【概要】
人気対戦型国盗りシミュレーションゲームの外伝作品。本作は同シリーズ初のVRMMOであるだけではなく、VRMMOでは珍しいプレイヤーが領主になれる作品である。
【ゲームシステム】
・ステータスについて
VRMMOの要素が多いが元が対戦ゲームである為か、ステータス表記は
HP、MP、ATTACK、DEFENCE、MAGICATTACK、MAGICDEFENCE、SPEED、LUCKという、妙に既視感がある表記となっている。
因みに公式が使っている略称は順に、H、M、A、B、C、D、S、L、である。─やっぱりこれ、ポケ……
また、MPについてだが、『きりょく』という表記がされている。これは、魔法を繰り出す為に必要な『魔素量』だけでなく、『体力量』としての役割を兼任している為である。
つまり走る、物理攻撃をするなどの行動をした際も減ってしまう。特に魔法剣士等はMPが枯渇しがちなので注意しよう。
・スキルについて
スキルレベルは隠しステータスとなっている。また、スキルは技術スキルと種族スキルの2種類に分かれており、ステータス画面でも表記が区分されている。
技術スキル:「剣で10体敵を斬る」、「水魔法の魔導書を読む」等の条件を満たすことで入手可能なスキル。入手する事でステータスや武器に補正が掛かり他、レベルを上げると技を取得できる物もある。また、キャラクリの際に無条件で選択したスキルを入手出来る。
選択可能数の上限は種族ごとに異なる。
種族スキル:後述する『種族系統』によって種類、数、初期レベル等が異なるスキル。デメリットスキルも含まれている。また、技術スキルと同様にレベル上げや技の取得が可能だが、レベルが固定されている場合もある。
・職業について
職業毎にステータスへの補正がかかる。領主内にある『職業訓練所』を利用する事で入手できる。──プレイヤーからの通称は『試練の間』。ある意味、戦闘チュートリアルとしての役割があるだけでなく、剣士であれば『剣術』、狩人であれば『弓術』『罠師』、といったように職業と相性が良いスキルを確定で入手する事ができる。
職業は種族によるが複数個選択可能。また、職業Lvを上げる事で上位職への進化や複合進化が可能となる。
また、種族によっては開始直後から職業に就いている場合もある。例を挙げると『ドワーフと鍛冶師』、『ガーゴイルと守護者』などがある。
・種族について
種族は大まかに人族と魔族の2種類がある。
人族:魔族と比べて、職業の上限数が多い他、複合進化の条件が緩い。
魔族:人族とは異なり、種族進化が可能。職業の上限数や複合進化の条件が厳しいが、魔族専用職もある。
また、ステータス画面に於いて、『ヒト(人)』、『ハーピィ(人、鳥)』、『吸血鬼(人、鬼、死)』という表記がなされている。
括弧内の表記は『種族系統』と呼ばれるものであり、ステータスや種族スキル等はこの組み合わせによって変わる。
ただし『ハーピィ(人、鳥)と翼人(人、鳥)』、『ゾンビ(死、人)とリッチ(死、人)』の様に同じ系統でもステータスや種族スキルに大きな違いが出るものもある事には注意したい。
・称号について
基本的に他のVRMMOとは同じである。しかし、本作独自の要素と深い関わりがある。
領主システムについて
45ヘクタールの無主地と600人以上の国民になる事に同意したキャラ(プレイヤーとNPC、どちらも可)を用意する事で称号『◯◯の領主』を獲得する事が出来る。
領主システムはこの称号を手に入れる事で解禁され、領地内にいる場合に限り法律の制定や国民への勅令が可能となる。
また、この称号は他人の譲渡、他人からの剥奪が可能である。
前者は所有者の同意と賛成6割以上の国民の賛成、後者は所有者の殺害と9割以上の国民からの賛成が必要である。
また、既に所有している者が譲渡される・剥奪する場合は、元々あった称号と統合される。