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50話記念!ifストーリー 6-1の文化祭 前編

50話記念1話目です!

びいいいいいぃ


『ただいまを持ちまして、〇〇学校。第〇回、文化祭を開始します!』


 わあぁぁぁ


 開始の放送がなってからだんだんと動き出したみんな。

 この学校では秋に文化祭みたいなものがある。

 小学校だからお金を使うものはなしだが、遊べるお店みたいなものを一クラスずつ作る。


「よし、サク行こう!」

「ん、行こう、」

「いってらー」


 前半はサクと周る。

 途中でクラブの企画があるから抜けるけど。

 中盤はシフトで午後はアイと周る予定だ。

 元気に送り出したアイに手を振ってから、サクと逸れないように人混みから抜け出した。


「何があるのかな?」

「マップ持ってきた?」

「ふふふ、持ってきてるでしょうか?」

「察した。早よ行こ」


 スタスタと歩き出したサクをパタパタと追いかけた。


「……毎年のことだけど射的は混んでる」

「他にどこ行きたい?」

「あー……コイン落とし?」

「疑問形?まあいっか」


 目的地に向けて歩き出した。


「なっかなか入らないね」

「ん、だけどラスワン、入れる!」


 片目を閉じたサクがコインを水面に落とす。

 ふよふよと漂うおもちゃのコインはゆっくりと落ちて、一番高得点のキャップの中に着地した。


「おー!サクうま!」

「それ程でも、」


 横で見てた店員さん(下級生)がすげーって叫びながら得点ランキングを書き換えた。


「ナイス一位!」

「ふ、次行こ」


 一位に光輝くサクに私たちはハイタッチした。


「さぁて、次は……」

「後一つくらいなら回れる」

「じゃあ脱出ゲームで!」

「え、あれって……」


 隣のクラスまで戻ってきた。

 黒い看板に赤い物体がついていて、大きく『リアル脱出ゲーム』とかかれている。


「ねえやっぱやめない?」

「やりたいって言ったのはキョウでしょ?」

「う、まあそうだけどさー」

「いくよ」

「やだあぁあぁぁぁあ」


 怖いのは無理だ。

 サクに手を引かれて強制的に突入する。

 暗い雰囲気に教室じゃないようだ。


「うぅ、」

「ばあぁ!」

「いやぁぁぁぁ?!」


ーーーーーーーーーーあまりにも酷かったので割愛ーーーーーーーーーー


 酷い目に遭った。喉ガラガラだ。


「悪かったって、ほらクラブパフォーマンスも行かなきゃいけないんだから」

「むぅん、」

「駄々こねないの。」


 校庭まで来た。

 私はソフトテニスクラブのパフォーマンスをする。

 パフォーマンスと言ってもボールを少し打ち合うだけだし、私は硬式の方が得意なんだけどなー。

 経験者が少ないソフトテニスクラブでは少し打てたらもうカーストが上になる。


「あ、きた」

「やっほリョウさん」

「ちょっと遅いよ」

「ごめん」


 リョウさんに挨拶されてユウさんに叱られた。

 いつも遅刻してる貴方が言うことではない。

 ユズさんも話しかけてきた。


「みんな待ってるよ?早く戦ろ(やろ)

「意外と戦闘狂」

「うるっさい」


 ソフトテニスクラブは私、ユズさん、リョウさん、ダイさんの四人がクラスメイトだ。


「そういえばリョウさん、シフトは?」

「抜けてきた。」

「うわずるい」


 そんな会話をしながら二面あるコートに散らばる。

 ダブルスだ。経験者四人。


「ユズさん、頑張ろ」

「うん、キョウちゃんとならいける気がする。」


「やる気満々だな」

「こっちも頑張んないとね」


 サクが手を振ってくる。

 頷いて構えた。


「「「「お願いします!」」」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「動いたー」

「おつかれさま」

「いい戦いだったよ」

「またやろうね!」

「もう時間だから戻るか。」


 教室まで五人で戻る。


「お帰りー!窓から見てたよー」

「結構観客いたね。」


 アイとスミさんが出迎えてくれた。

 他にも帰ってきたメンバーが思い思いに話している。

 モトカズ先生が一部の文字を消した。


「あ、もう始まる。」

「ほんとだー」

「アイは別クラの子と周るの?」

「いえーす、いってきまー」

「いってら。じゃあシフト頑張りますかぁ」


 大きく伸びをすると同時に開始の放送が流れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ああ忙しい、忙しい!」

「ジンさん、文句言ってる暇があったら接客して」


 私たちがやるのはカジノ風の射的。

 カジノにあるダーツをイメージしている。

 ジンさんが頭をかき混ぜて、ナシさんが手を動かしながら注意する。


「空きある?」

「まだ!少し待ってくれ」


 受付のココロさんが顔を出して、ルタさんが返事をする。

 もう一人の受付はショウさんだ。


「開いたら呼んでだし!大きな声で!」

「居酒屋じゃないんだから無茶言うなよ!」


 ココロさんと交代で出てきたショウさんの言葉にジンさんが怒声を返す。

 割り箸鉄砲を渡しながら、客の得点を記録する。

 サクが鉄砲に輪ゴムを装着させた。

 しっかり見てないと見逃しちゃうから瞬きのタイミングにさえ気を使う。

 あ、終わった。


「次の方ー、どうぞ!」

「あ、キョウさんのところか。」

「モトカズ先生……客を増やすのやめていただけませんか?」


 サクが青筋を浮かべながら鉄砲を渡す。

 え、上手いんだが。意外すぎる。


「待って、最高得点きたー!」

「最高得点入れ替わりか?!」

「モトカズ先生すご!」


 パッとみんなが騒いで顔を出したココロさんが状況を理解。

 宣伝の声を張った。


「いや今宣伝したらだめでしょ」


 ナシさんのツッコミも虚しく、大盛況のままシフトは終了した。

来週に続きます!

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