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光の血を受け継ぐ者 [過去作]  作者: ますみんッ!
第1章 始まり編
9/50

9話 神崎奈緒 行方不明。前編

月曜日の学校にて


先生「出席をとりまーす...あれ?神崎さんは?」


紗枝「えっとそれが...」


...


みんな「えーー!?!?」


さくら「奈緒ちゃんが行方不明!?!?」


紗枝「そうなんです...!」

「昨日...奈緒ちゃんと遊びたくて電話したんですけど、電話が通じなくて家まで行ってみたんですよ!でも家の中にもいなくて、私と奈緒ちゃんはいつも家が近いので一緒に学校へ行ってるんですが......」


さくら「でも朝になっても来なかった...と。」


紗枝「はい...私どうすれば...!!」

「もし奈緒ちゃんが誘拐とかされてたら...」

紗枝は泣き出した。


鈴羽「じゃあみんなで探そうよ!!」


姫川(ひめかわ) 鈴羽(すずは)

モデルをやってる奴。


さくら「あら!いいじゃない!」

とさくらも賛成したので...

みんなで探すことになった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


.........


ここは...?



あれっ学校?

寝ちゃってたのかな...


紗枝「ねーねー!奈緒ちゃん!」


奈緒「あれ?紗枝、どうかしたの?」


紗枝「今日公園に遊びに行こうよ!」


奈緒「おーいいね!」


紗枝「じゃあ何時くらいにする?」


奈緒「じゃあ午後1時からでもいいかな?」


紗枝「うん!じゃあ午後1時に奈緒ちゃんの家に......」


......

違う


違う

違う違う違う違う違う


お前は、紗枝じゃない!!


??「あったりー!」


奈緒「誰!!」

そこには紗枝の姿をした人が立っていた。


??「やっぱり奈緒には効きにくいのねぇー」


奈緒「姿を現せ!!」


??「見てわかんないのー!?じゃあこれならどうかな...?」

紗枝?はナイフを取り出し奈緒に向けて飛ばした。


ギリギリ避けられた。


奈緒「ってあれ...手足が...」


奈緒の手足にはガムテープが巻かれ拘束されていた。


奈緒「お母様私をどうするつもり...?」


母「そうねー奈緒次第...かな?」


奈緒「それってどういうこと?」


母「奈緒が大人しくしてれば殺さないしー、まあないとは思うけどここから逃げたりとかしたら...まあ。当然だけどもう分かるよね?」


奈緒「......」


母「あら。そこは素直なのね。まあ。これで反省してくれると私も嬉しいんだけど」


「じゃあ。またね。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そしてB組は神崎奈緒を探すためそれぞれ分かれて行動した。


鈴羽「その...奈緒ちゃんってどんな人だったの?」


さくら「...まあ。いろいろ?」


凛「う、うん!いろいろ!(忘れた)」


鈴羽「そっかぁ...あっ鈴羽って言いにくいでしょ?だからすずでいいよ!」


さくら「お、おお...!」


鈴羽「あと...みんなのことなんて呼べばいい?」


さくら「別に私はさくらでいいけど...」


鈴羽「さくら......じゃあさくちゃん!」


さくら (センス...)


鈴羽「えへへ...まあこれからよろしくね!さく!」


さくら (すげぇ違和感あるわ)


凛「で、探す当てはあるのか?」


さくら「ない!」


凛「ないのかよ!!」


鈴羽「もしかしたらすごい遠かったりして!」


さくら「まさかぁ...そう言えばあの紗枝って子...なんか最近すぐどっか行ってるような気がするのだけど...」


鈴羽「分かった!すずは絶対その子が怪しいと見た!」


凛「本当にそうかー?」


さくら「可能性はない訳では無いのよね...そう言えば、すずちゃんってモデルの仕事やってるよね?その...忙しくないの?」


鈴羽「まあ。結構子供の頃からやってるけど1度も辛いとかそういうことは無いかなぁ...」


凛「......(ファッション?なにそれ?)」


さくら「へぇー!なんか見てみたいなぁー!仕事現場ってやつ!」


鈴羽「楽しいよー!良ければ来てもいいよー!」


さくら「やったー!!!」


凛 「ってあれ?あの子は...」


さくら「あっ!」


鈴羽「この子が紗枝ちゃん?」


さくら「そうだよ!」


凛「なんか様子がおかしくないか?」


紗枝「......助けて。奈緒ちゃんが死んじゃう!!」


紗枝はまるで恐ろしい物を見たような...そんな感じだった。


凛「おい、死んじゃうって、どういうことだ!?」


さくら「とにかく行こう!」


とりあえず皆はついて行くことにした。


.........

凛「ここは...」


鈴羽「きゃーこここわーい!」


さくら「...はめられたか」


鈴羽「ど、どういうこと?」


紗枝?「そう。当たり。」


紗枝から突然黒い髪の女性に変異した。


鈴羽「えーー!?あなた誰!?!?」


美穂「私は神崎 美穂(みほ)


黒い髪でロング。

目も赤目で恐ろしく奈緒に似ている


鈴羽「神崎美穂って奈緒ちゃんのお母さん!?」


美穂「ええそうよ。お久しぶりね。まあ、部外者はすこし黙りなさい」


すると美穂は鈴羽を眠らせた。

バタッ


さくら「...で、なんの用!」


美穂「へぇー流石ね。」


さくら「...」


美穂「じゃあそいつを渡してくれるかしら。」


そう言うと美穂は凛に向かって指を差した。


さくら「断るわ。」


美穂「まあ。そうなるよねー...」

「それならこれはどうかしら」

美穂が指パッチンをした。


凛「......っ!?」


頭に何かが流れ込んでくる...!


これは......昔の記憶...?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時は遡り......



ここは...?


(ここは昔の記憶)


誰だ!!


(あなたに全てを教えてあげる)


は!?何を言って...


すると突然叫び声が聞こえた。


......なんだ、これ...


凛が見た物は血だらけの死体だった。


(これはあなたがやったものだ。)


嘘だ!!!ふざけるな!!!

俺を騙そうとしているんだろ!!


(そこまで信じないのなら...)

(これはどう言い訳する?)


言い訳だと...?



...!?


赤い髪の少年が街を壊していた。

しかもめちゃくちゃに。。


は...?

なんだよ...これ...


(そう。それはあなたが起こした10年前の事件なのです。あなたも思っていたんでしょう?もしかしたら本当にこの記事に写っている赤い髪の少年が自分かもしれないと)


嘘だ...嘘だ...これは...俺じゃ...


......


これは確か俺が7歳くらいの頃...

学校中でとある新聞記事が広まった。


戦争の犯人は赤い髪の少年!?

と描かれていてそこに写真も載っていた。

そして俺はその新聞記事によっていじめがはじまった。


「この犯罪者が!!」


「悪者は死ね!!」


「こっちよるな!!!!」


毎日暴言と暴力の繰り返し。



だから俺は死ぬ事を選んだ。


こんな人生ならば死んだほうがマシだと思い

自分に包丁を刺した。


しかし死ねなかった。


血が出ることも無く

痛みと言うものもある訳でもなく


俺は包丁を戻した。


「早く消えちまえ犯罪者め!!!」


そうだ。俺は犯罪者だ。


「さっさといなくなれ愚か者!」


分かった。


「もういい加減にしろよ!!!俺の娘を返せ!!」


......俺は...


「犯罪者は消えろ消えろ消えろ」


...もう...


...もう。




「凛!?」


この声は?


「凛ー!」


......誰だっけ。


なんだか暖かいような冷たいような...


...もうどうでもいいや。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


凛「あ、あぁあああぁぁあ」


さくら「凛に何をした!」


美穂「...ははっ」

「あはははははははぁっ!」


美穂は突然狂ったように笑いだした。


さくら「何がおかしい!」


美穂「そんなの決まってるじゃない」

「あなた達が簡単に"私達"の作戦に引っかかってくれた事よ!」


さくら「そんな...嘘...」


美穂「でもあなたはお友達と一緒にいるとアレが出せないでしょう?」


さくら「へぇーまあ。ちゃんと考えてた訳だ。で?この後私を殺す?それとも凛を半殺しにして持っていくわけ?」


美穂「...何を言っているのかしら。連れ去る?連れ去ってどうするの?記憶は君が消したくせに」


さくら「...私が聞きたいのは凛をどうするかを聞いているのだけど。」


美穂「あぁごめんなさいねぇー...」

「そんなの」


()()()()()にするに決まっているじゃない

中編を削除しました。リンク切れ等がある可能性がありますが、主はそこまでくわしくないので、まあ、まとめると、前編と後編だけにしましたって事です!では!

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