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光の血を受け継ぐ者 [過去作]  作者: ますみんッ!
第1章 始まり編
2/50

2話 宣戦布告

実は、昼、寝てしまったせいで、眠気が全くないんですよね。

最悪です。


1話同様に修正しました!

サブタイトルが気に入らなかったので変更しました。

この学校に来て少し分かったことがある

それは

A組、B組、C組、D組の4クラスが、あると言う事だ。


A組は優等生が溢れているような感じだけど、


B組は闇にそまったやばーいクラス()


C組はこの学校で問題がおきた生徒が来るらしい。


D組は 顔。

(美女と美男があつまっている)

(=天国)


凛「っておいー!」


とある休み時間。


凛「はぁーー授業疲れたー!少し歩こうかなー?」


?「おいお前」


凛「ん?」


?「聞いてんのか?お前だよ!」


なんだか脅されていたのは同じクラスの小林 紗枝。


凛「あれ?あいつって俺と同じクラスの...」


しかも、影でコソコソ話している奴らが居た。


女子A「あーあまたやってるよ」

女子B「ほんとそれ」

女子A「あいつまじ論外なんだけど」

女子B「でもさぁーあいつの方がうざくない?」

女子A「あーあのB組のあいつだろー?w」


?「お前マジゴミ以下なんだよぉwwwさっさと消えろよwwwお前、知ってるぜ、小学生の頃、姫川にボロクソに虐められてたろwww」


男子が蹴り飛ばす。


紗枝「......とは...」


男子「えー?なんてー?」


紗枝「あいつの事は関係ないでしょ!」


男子「...早く学校やめちまえばいいのに!お前なんかさっさと消えちまえ!」


紗枝「いたいっ!」


男子は紗枝を殴った。


女子A「お、おいあいつだ・・・に、逃げよう!」


女子B「そ、そうだね...」


そんな中、女子達がここを立ち去った。

誰かの足音が聞こえる。

そして


??「おい。こんな所で何をやっている。」


男子「お前...お前はっ!」


??「こんなところで何をしていると聞いているんだ!」


男子「な、なんもしてねぇし」


??「なにもしてない?...まあいい。そんなお前にはこれをやる。もともとお前にこれを渡そうと思っていたからなじゃあな、クズ。」


封筒を渡した男はゆっくりと階段を上がっていった。


いじめていた男が封筒を開く。

そして震えながらプリントを開いた。

男子「お、お、お前のせいだ!お、俺は、な、何もしてないからな!!!」


凛(いや、完璧にお前が悪いだろ...)


その男は泣き叫びながらどこかへ行ってしまった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

教室へ戻ると、にこやかな笑顔で俺に問いかけた。


さくら「どこ行ってたのー!?」


...そう言えば、先生から頼まれ事をしていたのをここで思い出す。


凛「ご、ごめん!さくら!」

「ち、ちょっと遊んでたぁんだぁwww」


さくら「そうか嘘だな!本当は何をしていた!全て話すんだ!!」


結局話した。


さくら「へー!その人優しいね!」


凛「そ、そうか!?」


さくら「だっていじめていた人を助けたんだよ!?」


凛「ま、まあそうだけど、まあ、いっか!」


そう言った瞬間。教室のドアが開いた。


??「早速だが話がある。」


突然現れたのは


飛鳥「俺は2年A組 天羽(あもう) 飛鳥(あすか)

生徒会長だ。」


凛「生徒会長!?」


さくら「もしかして、この人が?」


凛「あ、あぁ。」


飛鳥「残念だが俺が話したいのは赤月凛(あかつき りん)お前だ。」


凛「お、俺...ですか?」


飛鳥「じゃあ放課後。」


凛「は、はいっ!」


時は一瞬で過ぎ、放課後

生徒会長と凛だけで話す事になった。


凛「俺になんの用ですか...?」


飛鳥「あの時見ていただろ?」


凛「ばれてたんですね...」


飛鳥「別に退学などさせない手紙を送ったのは全て俺だからな」


凛「あなたが手紙を?」


すると、生徒会長は、語りだした。


飛鳥「あぁそうだ」

「この学校は落ちこぼれと優等生で成り立っている」


「あいつらみたいになりたくない」


「C組に行きたくない」


「勉強しなきゃ」


「なんて...」


??「久しぶりだな。」


そしてそこに1人の男子がやってきた。

(ってか大翔(はると)!?)


飛鳥「青木(あおき) 大翔(はると)。か。残念だが、俺は今こいつと話しているんだ。邪魔しないでくれないか?」


凛(もしかして知り合いか?)


大翔「あの時言いったよな。あいつを侮辱した事を後悔させてやるって」


飛鳥「そういえばそんなことを言っていたな」


大翔「だから俺は宣言する!次の生徒会長選挙お前が負けたら生徒会長を辞めてこの学校いやその場で死ね!」


飛鳥「じゃあ俺からも。」

「青木大翔。お前が負けたら屋上から飛び降りて」

「死ね。」


凛「おいおい...ふざけるな...!そんなこと...!」


大翔「分かった。」


凛「おい大翔!お前何言ってんのか分かってるのか!?」


大翔「はぁ?ただ勝てばいいんだよ。ここで勝てばあいつは死ぬんだよ!それに負けることなんて"ありえない"」


凛「...大翔。」


飛鳥「すごく自信があるんだなぁーお前w」


大翔はにやけながら出ていった。

凛は大翔の後を追った。


凛「おいまてよ!」


大翔「なんだよ。」


凛「お前、あの時一体何があったんだ?教えてくれよ!」


大翔「...お前、見てたよなぁ!あの時。あの場所で俺の妹がいじめられる所を見てたよなぁ!見てたなら俺の気持ちぐらい分かるだろ!ボロボロになって倒れているところを見たんだろ!」


凛「...だからって!命を捨ててまで!」


大翔「俺なんかの命なんていらない。こんな命どうなっても構わない!それに実際お前には関係の無いことだ」


凛「何言ってんだ...」


大翔「だからお前には関係ないっていっただろう!」


凛「関係ある!俺は初めてだった!中学時代、初めての友達がお前だったんだよ!初めて俺なんかを助けてくれて!」


(自分語りが始まります。)


あの時

いや。

中学1年生の二学期くらいの頃。


俺は絶望しか無かった。


前の小学校から遠い所を選んだはずなのに、1ミリも変わらなかった。


誰もが俺を「犯罪者」と呼んだ。


だから、思い切って死のうとした。


しかし、死ねることは無かった。

包丁を握り、心臓に向けて突き刺した。

でも、包丁が粉々に砕けた。

ここで初めて、俺が化け物だとあらためて実感したんだ。

もう、どうすれば分からなくなった俺は、屋上で飛び降りるのなら、と、


凛「もう。どーでもいいや」


学校の屋上からゆっくりと体を前に倒したそのときだった。


大翔「おい!!なにやってんだよ!」


俺の手を掴んで引っ張った


凛「なんでこんなことすんだよ!」


大翔「なんでって...」


その助けてくれた男の子が大翔だった。


俺なんかを助けてくれた。優しい奴だった。


凛「なんで俺なんかを助けるんだよ!!俺がいじめられてんの知ってるよな!」


大翔「あぁ。知ってる。」


凛「じゃあなんで!」


大翔「いじめられるからとかそんなん関係ないだろ」


凛「でも...」


大翔「もー!そんなに気になるなら、俺と友達になれよ!それなら文句ないだろ?」


凛「え、え?」


大翔「嫌なのかぁぁ!?さいてーだなぁー」


凛「いや...うれしいよ!でも...」


大翔「じゃあ決定な!これからはどんな時でも助け合おうぜ!俺達は親友だ!」


俺たちはよく助け合える仲になった

きっとこれがかけがえのない友達だと思う。


しかし中3になる時に大翔は転校してしまった。


ーーーー


凛「初めての友達がお前だったんだよ!初めて俺なんかを助けてくれて!」


大翔「は?俺の事、何も知ろうともしないくせに、何言ってんだよ。それに何が友達だ?」


凛「え?」


大翔「俺はお前なんかを友達なんて思ったことは1度ねぇよ!」


凛「おい...何を......。」


...あの時、友達、親友って、言ってくれたのは何だったんだよ!


でも、俺は、言い返すことが出来なかった。

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