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光の血を受け継ぐ者 [過去作]  作者: ますみんッ!
第2章 生徒会の秘密編
16/50

15話 お節介を焼きたいのっ!

さくら「ねぇおかしいと思わない?」


凛「何がおかしいんだ?」


さくら「体育祭の中止理由に決まってるじゃない!」


凛「別に何でもいいだろー?」


さくら「よ、く、な、い!

生徒会長が不在なだけで中止になる訳あるか!」

「って訳でもちろん着いてきてくれるよな?」


さくらはまるで「来ないと殺す!」と言っているかのような素晴らしい笑顔で微笑んだ。


凛「行けばいいんだろー?」

「で、どこに行くんだよ。」


さくら「まあ。ちょうど私達と同じ事をしてる人もいるからその人達と混ざりましょ!」


ーーーーーーーー

その頃。千春達は生徒会室のドア前で盗み聞きしていた。

(良い子は真似しないように!w)



玲音「な、なぁ?これ辞めない?」


千春「これからなんだから!喋んなって!」



飛鳥「そうか。了解した。」



千春「ほら聞こえなかったじゃん!」


玲音「ぼ、俺のせいにすんな!」


千春「今関係ないけどさぁ...別に僕使ってもいいと思うんだけど。」


玲音「...使いたくない。」


千春「はぁ...」


飛鳥「ん?あぁ。順調...って...でもないが...」

「それがどう...た?」


「ほう...」


飛鳥は微笑した。


「そうか...ついに...が...」


千春「んー全然聞こえないよー!」


さくら「やっぱり。また居たのねー」


千春「あなたは...春風さん!」


さくら「さくらでいいぞー」

「まさかまた盗み聞きしてるのー?」


玲音「も、もう辞めない?千春...」


千春「今いいとこなんだからっ!」


秀斗「やあやあ。君たち。ここで。」

「何をしてるのかな?」


ギクッ


凛「あ、あなたは...」


玲音「ふ、副会長さん...!」


ーーーーーーーー


4人「まじすいませんでした!!」


秀斗「はぁ...」

「正直会長だったら殺されてたよ?お前達。」


千春「ほんと!すいません!悪気はなかったんですよ!」


秀斗「別に僕はいいけどさぁ...一体なんのためにこんな自殺行為をしたんだー!」


さくら「私は体育祭の中止理由がおかしいと思ったので...」


秀斗「おかしいって生徒会長がいなかったらダメだろう!」


さくら「いやいやいや...」

「少なくとも生徒会長居なくても体育祭出来ますよ!」


秀斗「ですよねー(´・ω・`)」

「しょうがねぇなぁ...

体育祭が中止になった本当の理由を教える。

け っ し て 誰にも話すなよ??

って言いたいところだが。実は俺にも分からないんだ。」


さくら「へ?」


ーーーーーーーー

飛鳥「俺は明日勝手だが、休ませてもらう。」


秀斗「何かあったのか?」


飛鳥「ちょっと急用がな。」

「で、お前にやって欲しいことがある。」


飛鳥は資料を秀斗に渡すと、


秀斗「はぁぁーーー!?」

「いやいや!生徒会長だからってこれはさすがに...」


飛鳥「適当にごましておけ。」


秀斗「えっいやちょ。」


ーーーーーーーー


凛「なんか大変なんですね。副会長って。」


秀斗「ほんと。その通りだよ...」

「で、お前ら3人は?」


凛「俺はむ、り、や、り行かされました。」


千春「私達は紅葉先輩が言っていた書記の人について...」



秀斗「あぁ...あいつか...」

「まあ。気になるのもわかるが。

これはお前達に関係ない事だろう?」


千春「でも...!」


秀斗「それに君。あと1回レベル2食らうとC組行きだけどいいの?」


千春「...」


秀斗「君たちは大人しくしてなさい。」

「勝手な行動をされるとこっちが困る。」


千春「C組とかもう関係ないですよ!」

「私達はもう落ちこぼれた存在だし。

それに私は知っています!

いいえ。知ってしまいました!

空先輩なんですよね!書記の人って!」


秀斗「...これ以上この件に首を突っ込むなら君たち全員C組へ移動させてもらうぞ!」


千春「私はそうなる覚悟が出来てます!」


さくら「私は...なんか勝手に巻き込まれた感じがするけど...もういいわ。」


凛「...」

(えっこれ。YESって言わないと完璧に空気読めない人じゃん。)

「俺も覚悟出来てます...」


玲音「え。」

(えっちょなんでこんな内容にみんなはいって答えてるの!?

ってかもう既にはいorYES状態なんだが...)


「も、もちろん...」


秀斗「はぁ...お前ら。」

「まじバカか!?」

「そこまで言ったらやめるだろ!」


凛(俺だったらやめてますって。)


玲音(同じく。)


さくら(私も同じく。)


「そこまで言うなら...はぁ...」


(僕。こういうのに弱いんだよなぁ...)

(こーさ。責められると。)


秀斗「俺が知っている事だけを話す。」

「ってか本人に聞いた方が早いんじゃね?」


「や、やあ!も、紅葉先輩!こ、こーはいが...」


紅葉「あー!秀斗じゃないかぁー!」


秀斗「うっ。」


紅葉「でー?何の用だよー!しゅーとから呼んでくれるなんて...!」


秀斗「え、ええと。この人達があれの件について知りたいと...」


紅葉は表情をガラリと変えて、


紅葉「...そっか。」

「皆。こっち来て。」


私でもよく分からない場所へ連れてこられた。

(もうここは皆の想像力にまかせる!!w)


ーーーーーーーー


これは私が中学生になって生徒会の一員になってからの話。

(詳しくは13話見てね。)


って事なんだ。


紅葉「で、なんとか明るかった空に戻らないかなって...」


千春「じゃあ!これならこれとかどうですか!?」


紅葉「...誕生日パーティー?」


千春「そうです!こんな時はサプライズをすると喜ぶんですよ!」


紅葉「でも空の誕生日は5月5日だからとっくに過ぎちゃってるし...」


凛「それに期末もあるからなぁ...」


玲音「でも、期末終わってから夏休みの間とかに実行すればいいんじゃないか?」


紅葉「うん!それで行こう!」


さくら「めちゃくちゃ即答!」


紅葉「それにしてもなんでお前達が空の名前を知ってるんだい?」


千春・玲音

「あ。」


玲音「おい!実は後からこっそりついて行って空先輩の家まで行ったことがばれたら...殺されるぞ!!(小声)」


千春「そ、そうだね。うん。ここは何とか誤魔化して...(小声)」


紅葉「...まあ。なんでもいいけどさ。」

「あと。実際君たちが年上なんだから敬語使わなくてもいいんですよ?」


千春「いえいえそんな!」

「私は...いえ。私達はまともな生活を送れてませんでしたから...」

「そんな事より!いつ実行、します?」



話し合いの結果。


「空先輩のドキドキ誕生日パーティ」と名づけられたこのパーティーは夏休み中の紅葉先輩の部屋で行われる事になった。


詳しい日にちはめんどいので今回はパス。


何がドキドキするのか分からないが、空先輩のドキドキ誕生日パーティーに続く...

実はサブタイトル思いつかなかったんだよね...

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