隣のアロエは青く見える➀
異端審問官とか執行人とか処刑するとか
中二病心を刺激する単語をちりばめました!
私は自分が異端審問官執行人であることを
すごく気に入っている
別に人を殺すのが好きなわけじゃない
ただ幼い頃からそう教育を受けてきた
「1+1=2」と「ボスの命令は絶対」
私にとってこれは同じなのだ
これから貴族を殺しまくる
教え込まれたサイコパスっぷりを
一緒に堪能しよう
貴族である貴様は
法で裁かれない
私に暗殺されることを
誇りに思え
執行人
姫柊ユリナが
貴様をここで
処刑する
異世界では貴族の権力が横行している
金さえあれば何でもアリだ
そんな私たち暗殺家業も
金さえあれば何でもアリだ
払う側と貰う側の違いなだけ
金さえあれば何でもアリだ
アイツらが民からあらゆるものを
吸いつくすように
私たちもアイツらからあらゆるものを
吸いつくす
権力者である貴族が
もっとも恐れているのは暗殺だ
これから姫柊ユリナが所属する
異端審問官第8執行部隊の
それっぽい正義の話をしよう
ブーブーブーブーブー
ユリナの朝は
ボスであるジョンからの
モーニングコールから始まる
目覚ましでは決して起きないけど
幼い頃から教え込まれた
ボスの声は絶対であるという
叩き込まれたスキル?
なのでボスに起こしてもらっている
「はいボス」
「おはようユリナ」
「おはようございます」
「ヨルの作った美味しい朝ごはん」
「早く食べにおいで」
私には3人の義妹がいる
ボスが何処かで拾ってきて
徹底的に教育したから
超有能姉妹に育った
暗殺のことしか知らない私にとっては
足を向けて寝てはいけない存在
私たち3人の身の回りのすべてのことを
やってくれているのだから
頭が上がらない
私たち3人というのは
姫柊ユリナとその実兄姫柊優羽
そしてボスのジョン
それぞれに護衛として付いている
私には九重ヨル
優羽には九重ユウ
ボスには九重アサ
ボスが名付けたそれぞれの名前
詳細は知らない
とにかく何でもできるし
喧嘩も超強い
暗殺で負けるつもりはないけど
普通にタイマンでやり合ったら
きっと負ける
私は意外と人気者らしく
3姉妹ともできれば私に付きたいとか?
ヨルいわく
ボスと優羽は何でもできるから
やりがいがないらしい
私は何もできないからやりがいがあるらしい
ちょっと何言ってるかわからない
次は隣のアロエは青く見える②




