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愛々 傘

作者: 言紬 現
掲載日:2026/03/02

もう一度君と相合い傘、したかったなぁ。

相して、相して

相合い傘

愛して、愛して

愛々 傘

雨の日二人で手をつなぐ

繋いだ先には

一つの傘

傘は二人の肩を少しずつ濡らしながら

雨粒を受けとめる。

傘はとても幸せだった。


いつしか傘を使うのは

一人だけになった。

もう一人は、どこに行ったんだろう。

いつも楽しそうに

二人で傘をさしていたのに…


雨が降ってきた。

傘をさすのは今日も一人。

一人なら、肩が濡れることはないけど

傘も、人も。

どこか寂しそうだった。


雨が好きだった。

傘をさすのも

君の隣を相合い傘で歩く時間が

とても好きで

とても幸せだった。

でも、君にはもう会えない。

この思い出の傘も

次のゴミの日には

家からなくなるだろう。


傘はもう、いらない。

君はもう、いない。


現実を受け入れられないのは

僕が弱いから。

でも、それでもいいから

もう一度君と相合い傘、したかったなぁ。


哀しい哀しい

哀々 傘

お読みいただきありがとうございます。

次回作もよろしくお願いします。

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