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不可能?いや可能でしょう

小説書いてると人の性別とか設定とかわかんなくなる

小説家って全部覚えてるのかな

人類が2組に分かれてから2000年経った

お互いに都市は発展していき2000年前の面影は無くなっていた

カイの方つまり異能を持っている人間たちが集まって国を異能国

サイの方は知能国と呼ばれるようになって行った

ーーーー


ドオオオオン


ーーーー


2000年経って変わったことがある

それは『異能』を使った犯罪だ

2000年前のフブキが行った殺人事件

あれはただの序章に過ぎなかった

2000年経った今

素晴らしい技術素晴らしい芸術素晴らしい物

で溢れかえっている世界で異能を盗みや殺しなどに使用している者は少なくなかった


そんな中それらを狩る者たちがいた

目には目を歯には歯を『異能には異能だ』


ーーーー


「はははここの銀行警備薄いなwちょろいちょろい」


異能を使用して金庫から金を盗み取り強盗犯が逃げる

わかりやすい例

この男のような奴が異能を悪用するいわゆる異能犯罪者と言うもの

だが異能犯罪者がいるなら逆もいても良いだろう

異能犯罪者に1人の男が立ち塞がる


「その言葉逃げ切ってから言って欲しいな」


っと男に向かって言い放つ

立ち塞がった1人の男は「構」始める

左足を前へ右足を後ろに

手も同じようにし威圧感を示す


「どけえええええええ」


強盗犯は立ち塞がった男に恐れず前へ前へ進む

強盗犯には絶対的な自信があった

『異能』を止めることはできない。異能は時間が経てば経つほど質が上がり強力になっていく

そんな自分をたった1人で止めることはできない!そう考えていた


「できればそのまま止まって金庫に金を返金してほしかったな」


そう1人呟き1人呆れる

強盗犯は強力な異能を持っていると考えられる

対して立ち向かう警備(?)は1人。かなり絶望的な状況

だが彼にも絶対的な自信があった

自分の間合い入った瞬間男はこう呟く


『天地』


そう呟いた瞬間強盗犯は一瞬で倒れ込んだ

男の自信の源はこれであったと言わんばかりのドヤ顔を強盗犯にする


ーーーー


異能犯罪者を倒すため治安を守り国民を代表して戦う職業

異能犯罪者の逆

彼ら彼女らを人々はこう呼ぶ


ブレイブ


ーーーー


ピーポーピーポー


「ご協力感謝します!彼は連続爆破強盗事件の犯人で警察も追っていたのですよ」


警察が感謝の意を示す

チキュウにも警察はいる。だがしかし彼らは犯罪者を討伐や確保のためにいるのではない。

ブレイブが確保等を行い警察が尋問をしたりしている

いわば協力関係


「…で謝礼とかっていくらくらい…」


男が警察に笑顔で聞く


「あぁ渡していなかったね」


そう言って警察官は満面の笑みで彼に1万円を手渡す


「え…あ、ありがとうございます」


少し男は残念がった

10万円ぐらいほしかったらしい


「あ、そうだ君の名前は?」


思い出したように警察官は彼に名前を尋ねる

彼の名前を覚えておきたいらしい

名前を聞かれ彼は自信満々に名前を言う

異能犯罪者を倒し輝かしい功績を残した彼の名は…


「はい!アレスって言います!覚えてください」


「アレス…ね。ありがとう!君もブレイブを目指しているの?異能は?」


続けて警察官がアレスに対して質問をする

これだけ強いのだ。ブレイブを目指しているに違いないと思っているのだろう


「ブレイブなりたいです…けど俺異能持ってないんですよね」


少し悲しそうに言う

そう彼は異能を持っていない

カイとサイが分かれてから2000年経ちカイ側は異能持ちだけで過ごしていると思いがちだがそうではない

異能持ちだけでなく異能がない人も少なからずいる。アレスもそのうちの1人で異能を持っていない。

彼は異能を持っている者に憧れているだけにすぎないのである。

少し早く動けるだけ少し強く殴れるだけ蹴れるだけ…そう思っている


悲しそうにしているアレスを見て警察官は言う


「ま、まぁ異能持ちじゃなくてもブレイブになれている人は少なからずいる。しかも君は異能犯罪者を倒したと言う功績を持っているじゃないか!いずれなれるよ」


そう励まし警察官はアレスの背中をポンポンと叩いた

それだけでアレスはちょっと嬉しかった


「それで…君は何年生なの?」


警察官はアレスに質問する

何を言っているんだ?何年生?っとアレスは思った

彼は知らなかったブレイブになるには学校に行かなければならないこと

だが彼は理解した

それは修羅の道であること


だが不可能な挑戦ではない


少し昔話をしよう

かの有名なブレイブの学生時代の話

彼女はずっと否定されて続けた。

だが彼女は心を折らず否定され続けた人にこう言っていた

この言葉は数年間ずっと語り継がれ彼の心にも届いていた


「無理かどうか決めるな。可能かどうかなんて自分で決める。」


アレスは思った

俺に異能があろうかなかろうか関係ない

この警察官が応援してくれている限り…いや俺が俺の信念を曲げない限り俺は諦めない


そう心に決めアレスは真面目な顔をして警察官に言った


「俺が…ブレイブだ」


警察官は『いやまだブレイブになれてないだろ』というツッコミをしたかったが流石にやめておいた

アレスはそのツッコミを察してすごく恥ずかしくなる


ここまで三人称

次からアレス視点で書きたい


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