表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時憶課 ~Time Memory~ 今日も時の記憶が宙を舞う  作者: 七之七


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/56

時の記憶編6

 ピロリンピロリン

 ナナさんからの通信だ。

「おつかれー、ノルマはどうだった?見守ってる人いるのか?晩飯行くか?」

「お疲れ様です、はい!もちろん行きます」

「見守ってる人もいませんし、ただノルマは達成出来ませんでした」

「そうか・・・、大丈夫か?」

「はい、美味しいが呼んでますので」

「1階ロビーに、18時待ち合わせな」

「了解しました、では後程」

 やったーー、今日の晩御飯は美味しいにありつけそうだ。

 エレベーターを降りると、すでにナナさんが待っていた。

「お疲れ様です、待ちましたか?」

「おつかれさん、いや今来たところ」

「今日は、どこの美味しいお店に行くのですか?」

「そーだなー、よく行く居酒屋さんだな」

 ナナさんが、よく行くって事は、楽しみ楽しみ。

 カランカラン

 この時間でも結構人がいるなー。

「いらっしゃーい!」

「こんばんわ」

「やーナナさん、いらっしゃい、今日は二人かい?」

「会社の後輩です」

「初めまして、ハーレムといいます」

「楽しそうな名前だね」

 やっぱり、そうなりますよね、嫌だったのに、ナナさんが有無を言わせず決めてしまった・・・。

「今日も一人かと思って、カウンター1席しか空けてないけど、取り敢えず座敷でいい?」

「いいよ、座敷で」

 ナナさんは、いつもカウンター端の入り口側に座るみたいだ。

「ナナさん何飲む?」

「取り敢えず生ビール2で」

「あいよ、OK!座敷さんビール2ね!」

「ハーイ」

 女将さんなのかな?やさしい声が、厨房から聞こえた。

「ナナさん、お待ちどうさま、生ビール2ね」

「今日もありがとうございます」

「いえいえ」

「注文何にします?」

「今日もいいの入ってますよ!」

「ならいいのお願いします」

 いいのってなんだ?良いの?

「わかりました、おまかせですね」

 おまかせかい!

 カチーン

「お疲れ様です」

「おつかれ」

「ナナさん、あの感じだとよく来るんですか?」

「ロビーで、よく行くって言わなかったっけ?」

「週に2・3回は来るかな」

 ゴクゴクゴク

「あー美味しいですねー」

「ああ」

「そういえば、いきなりなんですけど仕事の話しても良いですか?」

「初めての現象だったので何が何だか分からなくて」

「いいよ、何でも聞いてくれ」

「昨日の事なんですが、見守ってる人もいなかったので、事故が良くある交差点を衛星でたまたま

見てたんです」

「そしたら直進車が来てるのに、1台目の右折車がジープっぽい車だったんですが、直進車が交差点に入るくらいのギリギリで曲がって、直進車も減速せずにそのまま交差点に進入してきたんですよ、

かわせると思ったんでしょうね」

 ゴクゴクゴク

「そしたら2台目がいて、お互いジープの陰で見えなかったんでしょうね」

「確認もしないで、そのままジープ付いて2台目が、曲がったんですよ」

「あっ!ぶつかると思ったとき、キキキィーって音がして、直進車のドライバーのアドレナリン数値が、跳ね上がったのでページ開いたら」

「っておまえ。キキキィーって、衛星で見てるのに聞こえないだろ」

「そうなですけど、キキキィーって絶対鳴ってました、たぶん」

「それで、跳ね上がったので見守っていたら、プツンってページが真っ黒になって切れてしまって、

何だったんでしょうかね?知ってますか?」

 ゴクゴクゴク

「そーだなー・・・」

「そーだなーそれは」

 あれ、ナナさん歯切れが悪いな、まずい話だったのかな?

「はーい、お酒おまちどうさま」

 なんだ、お酒まってたのか。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ