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3 お姉ちゃん

すこし間があきましたね

すみません

調べてみたらこの初心者まるだしの作品を読んでくれている方がいるみたいなので頑張ります!

「僕の能力は『ねばり』でした。」

「は?ねばり? なんじゃそら。」

「僕もよくわからないんだよ。」

「そうか、早く分かるといいな。」


早く食べたかったのか、お父さんさんはそう言うと戦いを始めた


「ブシャボリブシャボリ」


もうちょっと静かに食事することは出来ないのだろうか


「ボリボリ…バババババババ!!」


は、早い


僕がそんなくだらないことを考えていたら、また食べるのをやめずに話しかけてきた


「グロム、もぐもぐ俺はあしたもぐもぐ魔物退治にでかけるからもぐもぐ家は頼んだぞ、…!? 母さんなんだこれは!うますぎる!!」


そう、お父さんはよく魔物退治に行く、そして倒した魔物の皮や牙を売ってお金をかせいでいるのだ


「うん、何倒したかおしえてね!」

「おう!きたいしてろよ! 母さんおかわり。」


明日が楽しみだな


寝よ




­­--­­--­­--自分の部屋


「僕も魔物退治行きたいなー。」

「だめだよグロム、まだ子供だから。」

「そうだよねー、早く大人になりたいなー…ってなんでお姉ちゃんがいるんだよ!」

「いいじゃん別にー。」

「よくない!」


いつはいってきたんだよ!

部屋入る時お姉ちゃんが着いてきてないか確認したよ!?

本当に、お姉ちゃんが近くにいると僕のなにか大切なものを失いそうで怖い


「まあいいよ、部屋に入るなら普通に言ってよ。」

「グロムー、入っていい?」

「いやもう入ってるでしょ。」


そんなよく分からない会話をしていたら僕はあのことを思い出した


「お姉ちゃんは明日何するの?」

「明日はゴロゴロするっていう大切な予定があるよ。」


お姉ちゃん、太るよ


「それは言わないで!!!」

「いや何も言ってないし。」


僕のこころを読まないでほしいな

お姉ちゃんにこころ読まれると色々あれだから


「で、なんで聞いたの?」

「明日一緒に遊びたいなと思って。」

「行く行く行く!グロムから誘ってくれるなんて珍しいね!家でゴロゴロするなんて馬鹿らしいわ!!」


大切な予定じゃなかったんだね

ま、いいけど


「じゃあ明日ね」

「うん!明日ね! 早く部屋に戻って服を選んだりしないと!」


相変わらず忙しい人だな

それがお姉ちゃんなんだけどね





­­--­­--­­--翌日


「んー、朝か。」


えっと、お父さんが魔物狩りに行くんだっけ

うーん、僕も行きたかったなー

ん?


ドドドドド!バン!!


「グロムー!グロムー!朝だよ!!」

「お姉ちゃんか、びっくりしたじゃん、起きてるから大丈夫だよ。」

「そうじゃない!デートにいくんでしょ!?」

「え、デート?」


遊びに行くって言った気がするけど


「昨日そう言ったでしょ!準備出来てないなら早く準備して!」

「分かった分かった、待ってて。」


そう言って僕は準備を始めた

それにしてもお姉ちゃんはなんであんなに喜んでるんだろう

悲しんでないなら別にいいけど


「終わったよお姉ちゃん。」

「やっと終わった?はやくいこ!」


僕はお姉ちゃんに連れられて遊びに出かけた




­­--­­--­­--外


「まずはあの美味しそうなお店に行こう!」

「うん、いいよ。」


食べ物系の店か、朝ごはん食べてないからちょうどいいかもしれない


そして僕達はお店に入った

これが僕にとって地獄の始まりだと、気づくはずもなかった


「いらっしゃいませー。」


うーん、洒落てるお店だ


「お姉ちゃん、あそこの席に座ろうよ」

「そうね、座りましょうか。」


え、誰?

お姉ちゃんどこいった?


「お姉ちゃんどうしたの?変だよ?」

「変じゃないよ?どうしたの?」

「いや気のせいだったみたい。」

「急にやめてよ。」


本当に気のせいだったのだろうか

まあ今は考えないでおこう


「どれにするの?お姉ちゃん。」

「うーん、パンケーキがいいな。」

「このキングパンケーキ?」

「普通のパンケーキよ。」


嘘でしょ?

あのお姉ちゃんが量が少ないものを選ぶなんて

僕熱あるのかな


「で、グロムは何にする?」

「お姉ちゃんと同じのがいいな。」

「分かった。」

「パンケーキ2つおねがいします。」

「かしこまりました。」


そうお姉ちゃんが言って待っていると、意外と早くきた


「どうぞー、パンケーキです。」

「ありがとうございます。」

「ありがとう!」


ございますつけた方がよかったかな


「お姉ちゃん、ございますつけなくてよかった?」

「いいよ別に、5歳でそんな感じの人いないから。」

「そうなの?」


僕は5歳ではないらしい、5歳だけど


「さて、食べよっか。」

「うん。」


「「いただきます。」」


よーし食べるぞ!

まずこの蜂蜜をかけてからっと


まずは一口


甘い、そしてうまい


「美味しいね!お姉ちゃ…。」


僕の視界には、上品にパンケーキを食べるお姉ちゃんに似た女の人が写っていた

いやほんとに誰だよ

僕のお姉ちゃんはお父さんみたいに暴れながらご飯たべるんだけど


「そうね、私ここのパンケーキ好きなんだ。」

「ソウナンデスネ。」


そんなぎこちない会話が続き、二人ともたべおわった


「「ごちそうさま。」」

自分もグロムみたいに成長しましたか?

次話は土日のどちらかに出します。

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