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哀愁ただよう剣士の日常  作者: 戴宋
第一章 異世界転生
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第一章 異世界転生4 オークキャンプ殲滅戦 上

異世界転生4は以前に投稿していましたが、誤って上書きしていました。

記憶からもとに再入力しましたが、大幅に書き直しになりました

ご興味あれば読んでください。

 偵察したところ、出入りしてる個体数はオークが20、ゴブリンが20、それぞれのリーダーとしてオークキャプテン、ゴブリンソーサラーが1体ずつ、合計42体。

 建物の長さが縦にざっと30m近く横幅も10mくらいか。

 両横に監視塔が2つ、その外側を塀が囲う。塀の高さは2m半ほど、出入り口は正面に一つ。塀の周囲は開けた平地で伐採した後が生々しい。ちょっとした陣地ような様子を見せている。

 監視塔は弓で狙えなくはない、ただそうするとオーク、ゴブリンとの集団戦になる恐れがある。俺の持つ魔法だと高台から殲滅といくわけにはいかない。地・水・火・風・光・闇・音の魔法では弓で攻撃するのと変わらない。

 マルティンとアリスを呼び、アラン達の待つ地点に移動する。


 状況を説明しながら何か使えそうな魔法がないか確認する。


 「アラン。俺の魔法だと塔を無効化した時点で敵との集団戦になる。塔を無効化して近づくのに使える魔法はないか?」


 「ウルフさん、10mくらいまで近づければ相手の意識を眠らせることはできるよ。起きてはいるし、見てもいるけど認識できない状況にできる。どうやって近づくかが問題だけどね」


 「それはこっちでひきうけよう。見た目の風景を誤魔化す魔法と、音を消す魔法なら使える。じゃあ魔法でカモフラージュしてアランと俺は近くまで移動。塔一つを無効化したら塀を乗り越え、内部へ」


 魔法を使い、アランと俺を包む。

 意識を集中し魔法を使う


 「ウルフが命ず、光よ、我が周囲の風景を転じ周囲の視界を誤らせよ、プリズムコモフラーゲ。」

 

 周囲に霞がかった幕が展開する、外からは後ろの風景が透過したような印象になる。


 「次に音を消すが、術を使った時点で切れるから気をつけてくれ。音よ消えよ。サイレンスフィールド。」


 視界をごまかし、音を消して移動する。塀際に近づき、アランが魔法を使う。


 「アランが命ず、かの標的の魂を眠らせよ。マインドスリープ。」


 アランからモヤのような物が滲み出し、監視塔の上にいたオークとゴブリンを包む。周囲を見渡していた動作を止め、動かなくなった。


 塀にとりついて、アリス、メリーズ、マルティンが合流する。塀に盾を立てかけ、それを足場にアリスが覗き込む。安全を確認したのか塀を乗り越え内部に潜入。塀の向こうから結び目付きのロープが投げ落とされる。メリーズ、俺、アラン、マルティンの順で潜入する。アリスが建物に近づき、影を覗き込む。3と5合計8とハンドサインで知らせてくる。建物を挟んで反対側にも塔は見える、そちらにも2。


 アリスが戻ってくる。


 「建物の正面にオークが3、ゴブリンが5います。」


 「アラン、メリーズと2人でどれくらいなら、引き受けれる?」


 メリーズが黙って3本指を立てる。

 

 「メリーズがゴブリン3匹、補助してもらえるなら俺がオーク3匹引き受けてもいい。」


 マルティンに視線を向ける。


 「良いだろう。アランの補助を俺がしよう。」


 「アリス、短時間だけゴブリン2匹任せるか?俺は上から向こうの塔の2匹をやる。」


 アリスがうなずく。


 「上に上って10数えたら突入してくれ。それにあわせて、向こうの塔の2匹をやろう。」

 

 皆が頷いたのを確認して行動に入る。

 上に上ってスリープ状態のオーク、ゴブリンを片付ける。カウントしつつ、矢を2本つがえ、8で放つ。オーク、ゴブリンの2匹が落下する。同時に下では戦闘が始まる。


 メリーズとアリスが突っ込む。少し遅れてマルティンが弓を放つ。その後ろからアラン。建物の影から出て詠唱を始める。


 「アランが命ず、出でよ炎、疾く姿を変え、敵を討つ槍と化せ。ファイヤージャベリン。」


 アランの周囲に炎が3つ現れ、槍のように形を変える。指の動きに従って炎の槍がオークに突っ込む。2匹が燃え上がる。1匹が炎を受けながら突っ込んでくる。アランに突っ込む寸前、至近距離から矢を放つマルティン。矢を受けて倒れるオーク。オーク3匹は殲滅。そこまで確認しつつ塔から下りる。


 メリーズが盾を横に構えゴブリンに突っ込む。3匹を押さえ込む。

 その横を通り抜け、ゴブリン2匹の真ん中に大きく切り込むアリス。


 地面に降りると急いで建物を回り込み、メリーズの応援に駆け込む。勢いのまま、右手の長剣で切り上げる。倒れるゴブリン。その勢いのまま回転しつつ、左手の短刀をアリス側の1匹に刺す。

 アリスが1匹になったゴブリンに斬りつける。受け止められるが、再度剣をひく。ゴブリンが突っ込んできたところを、引きつけ深く斬り上げる。

 メリーズが2匹になったゴブリンに盾を叩きつける。そのまま押し込むと同時に、剣で切り捨てる。盾を引いて体制が浮いたゴブリンを返す刀で切り上げる。

 表にいたゴブリン・オーク8匹はこれで壊滅する。

 

 落ち着いたのもつかの間、正面の扉が内側から勢いよく開かれ、オーク、ゴブリンが突撃してくる。メリーズが盾を低く構えオークを迎撃する、オークをそのまま抱え上げ地面に投げつける。落ちてきたオークにアリスがとどめを刺す。

 続くオークに俺が向かう。左手の短刀で相手の攻撃を受け止め、右手の剣で切り上げる。そのいきおいのまま次のオークに突っ込む。

 奥からゴブリン3匹が突進してくる。その奥から、オークキャプテンとオークソーサラーが姿を現す。

 メリーズが盾を横に構え、ゴブリン3匹の突進を受け止める。アランが呪文をかける


 「アランが命ず、炎よあれ、疾く姿を変え、敵を討て!ファイヤージャベリン!」


 炎が3つ現れ、細長い槍となりゴブリンを打ち抜く。

 3匹中1匹が消し炭に、残り2匹が重傷状態で生き延びる、そこにマルティンが弓を撃ち込む。2体とも沈黙する。目の前の障害がなくなり、オークキャプテンがメリーズに突っ込んできた。手に持った蛮刀をメリーズの盾に大きく叩き込む。ジリジリ下がる、メリーズ。

 オーク2匹とは俺が戦闘中。奥のゴブリンソーサラーが杖を掲げ、何かを詠唱している。

 

 「アリス。あいつの呪文を妨害しろ。」


 指示しつつ、オークを1匹かたずける。残りは1匹、斧を打ち込んでくる。短刀で受け、剣で返す。斧で防がれる。そのまま斧を押し込むようにして防御の隙を作る。短刀を隙にこじ入れる。オークが下がる、下がったとこを踏み込み、剣で切り捨てる。オークは絶命する。


 アリスが指示に従い、ゴブリンソーサラーに突っ込む。杖で受け止めるが、アリスが打ち込むたびに姿勢をくずす。近接戦が苦手らしい。何度目かの攻撃のあと、長剣をまともに刺し込まれ、ゴブリンソーサラーは沈黙した。


 オークキャプテンとメリーズは1対1で戦闘中。蛮刀を力ずくで叩き込むオークキャプテン。盾で受け止める、お返しとばかりに長剣で斬り払う。鎖帷子に火花が散る。盾で蛮刀を受け止める、盾で流す、オークキャプテンが姿勢を崩す、長剣を刺し込む。鎖帷子の表面に血が浮き出す。メリーズが蛮刀ごと、オークキャプテンを押し返す。体勢を崩したところで、盾を正面に構え、体重を乗せて長剣を押し込む。

 オークキャプテンの蛮刀を盾の表面で受け流すと同時に、長剣で鎖帷子の隙間に剣を刺し込む。そのまま押し通す。オークキャプテンから力が失せ、その場に沈み込む。オークキャプテンも始末できたようだ。


 これで外側にいる、敵は殲滅できた。オークが8、ゴブリンが10。リーダー格として、オークキャプテンが1、ゴブリンソーサラーが1。合計で20体。扉の開いた建物の中、残りは22体。


 やはり、金稼ぎは簡単にいくものではない。



 

  

 


うーん、R18サイトのほうが閲覧を稼げる

なぜだろう?

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