序章 現代日本1
※R-18の制限を外すため再度投稿してます
現代日本から異世界に
現代日本はなんとなく大阪っぽいところから始まります。
固有地名には特にこだわってないので、実在の団体、会社などは
無関係です。
異世界はゲーム的な異世界で
剣と魔法、神族、魔族、亜人、獣人、精霊、幽霊が存在し
ゲーム的な意味で言えば、登場人物にはレベルやステータスが存在します。
転生した人間や、作られた種族には特殊能力をもつものが
います。主人公も特殊能力を2つもち、それを活用することによって
強くなります。
魔法の観念は、力のソースをどうするかということになるので
細部はつめていきますが、極めていった存在は(賢者的な存在は)
あらゆる魔法を使いこなします。
魔法そのものは
・魔術(一般的にファンタジー的な魔術、攻撃魔術、付与魔術)
地・水・火・風・光・闇 に分類
・神霊魔術(神官や、森のドルイドの用いる魔術、治療や、祝福、解呪など)
・精霊魔術(精霊使い、ドルイドの使う魔術、使役した精霊の力を使う)
・仙術(符や仙術武器、体の動作を用いて使う、仙術士や忍び一部の武術家 が使う)
職業
職業はレベルとは別で称号にも関係する形で存在し
転職することによって、色々な行動の補正を受ける
職業による装備の制限はないが、プラスの補正を受けれなくなる
ため、職業に則した装備になる。
つまり魔法使いであってもプレートを装備して、剣を装備しても
いいが、大規模な魔法に必要な動作の妨げになるため
魔法使いは軽装に、戦士は重装備になりがち。
動作を伴う仙術を使うものも軽装を好むため、武術家、忍びは
軽装になりがち。
ゲーム的に言えば
クラス(職業)は様々な行動に補正を与える。
スキルは行動そのものの成功率の補正
別になるのは、職業に関わらず、スキルを身につければ
成功率はあがる=強くなるということ
レベルも観念として存在し、基本的には
初期職業で、100を上限としクラスチェンジすることによって
上限を250まで引きあげる。
レベルはステータスの上昇につながるので上位職業と初期職業では
大きく実力が異なる。
がスキルの熟練度によっても強さはかわるので、初期職業でも
強い奴はいるということになる。
クラス、ステータス、スキルについてはおいおい設定を増やす
予定。主人公は、転生した時点で、上級職についた状態で転生する。
詳細は話の中で。
俺の名前は大神謙一、42歳。
どこにでもいる、めずらしくもない中肉中背の中年独身男。
趣味で身体を鍛えつつ、日々接客にせいを出す、しがない雇われ販売員だ。
どこにでもある、大型量販店で、家電品を売る。半年に一度の契約時までにある程度の実績さえ残せば、継続的に雇われる。
自慢と言えば、17歳離れた、可愛い彼女がいる。
名前は瞳、知り合って2ヶ月。思い切って、デートに誘い、何度目かのデートの後に恋人といっていい関係になった。少し訳ありそうな子だったが、明るく可愛い自慢の彼女だった。
今日は、7月1日。蒸し暑い夏の始まりを感じる日だった・・・・。
俺と、瞳は、大阪のミナミの喫茶店にいた。
昨晩、泣きながら電話をもらい、意味もわからず、ここにいる
瞳は、泣きながら、俺の前に座っている。待ち合わせて、席につくなり泣き出した。そのまま10分・・・・・・・
「瞳、いいかげんにしろよ。泣いててもなんだかわからんだろう。何があったんだ?」
「謙一さん、ごめんなさい。私、アホなことしちゃった。取り返しのないことしちゃったかも・・・。内緒にしてたんだけど、私、借金があるの・・・。掛け持ちしながらお金稼いでたんだけど、どうにもならなくなって。その・・・えっと・・・・」
「あーもう、はっきり言わんと、わからんだろう。何したんだ?取り返しつかないって」
「ごめんなさい、お金短期で稼ぎたくて、風俗で働き出したの・・・で、お店用の写真がいるって言われて、お店の制服つけて、写真撮ってもらって・・・それで・・・半分脱いだ写真も撮って。でもね、謙一さん、結局働くの辞めたの、持ってるブランド品整理して、少しお金できたのと両親に仕送りしてもらって・・・・。」
(風俗だって・・・・いやはや・・・・まさかそんな・・・はあ)
「瞳、面白くない話やけど、結局働かずにすんだんやろ?そしたら、もうええやんか。アホな事やと思うけど、どうにもならへん面もあったんやろうし、仕方ないことやったんやろ?勉強なった思とき、正直腹立つけど、話してくれたから、それでもうええよ。」
「謙一さん、関西弁なってる・・・素で怒ってる。怒られても仕方ないことしたからしょうがないけど。問題はそうじゃなくて・・・お店にね、辞めるって言ったら、
『正式採用させてもらって、写真も撮って、パネルも用意しました。1ヶ月は最低でも勤務してもらわないと困りますね。最悪、写真をネットに顔出しで公開させてもらってでも働いてもらいますよ。』
って言われて・・・今日、事務所に呼ばれてるの・・・怖くて、凄く怖くて昨日も寝れなかった・・・」
(うわぁー、これって何かなあ?嫌な感じしかせーへんねんけど。美人局やないとは思うんやけど・・・)
「てことは今日呼んだってことは、一緒に事務所ついてきてくれって事?」
「うん・・・謙一さんに頼める義理じゃないことは分かってるんだけど」
「わかった。とりあえず行ってみて、どうなるか。話はそれからだな・・・ここから近いのか?」
「うん、すぐそこです。ここ出て、2分くらいのとこの雑居ビルの一番上に事務所があるみたい」
「じゃあとりあえず、行ってみよう。行って話して、写真回収して、履歴書関係も返してもらわないとな」
「謙一さん、ありがとう。ごめんなさい、迷惑かけて」
なんとなく書いてみたいなと思いついたので投稿してみました。
きっちり書こうかなと思ったのは初めてなので、どうなるかは
未知数ですが、週1回くらいの更新できればいいなと思ってます