出会い
誤字脱字があれば知らせてください。
あと年齢が年齢なので文がおかしいときもあるのでご了承ください
「・・・・・・終わった~」
いつも通りの日々。
今日も最後の授業が終わりカバンの中に教科書を入れる作業をする。
「花梨ー!今日一緒に帰らない?」
花梨と呼ばれた少女は呼んだ少女のほうを向いて
「ごめんね、今日はバイトで早く帰らなきゃいけないの。
また今度誘ってくれるかな?」
会話をしている間にカバンには教科書がすべて入り少女は足早に教室から去っていった。
浅比奈花梨。
公立高校に通う16歳だ。
成績は上の下、顔も同じくらいのごくごく普通の少女。
今日も普段通りバイト先に向かって歩いている。
「アレ?ここの中華料理屋潰れちゃったんだ・・・」
駅前に近づくときらびやかな繁華街もあるが、近くにシャッター商店街もある。
そこの隅にチョコンとあるお店ができていた。
「こんなところにこんなお店・・・あったけ?」
少しオシャレそうなカフェ。
こういうカフェなら繁華街あたりにあればお客さんが来そうなのに
なぜこういう場所に作ったのだろう?
バイトのシフトまでに少し余裕があったので入ってみることにした
カランカラン
「いらっしゃいませー!」
そこには、いわゆるゴシックロリータ・・・略してゴスロリと呼ばれる服を身にまとった女性がいた
「アレ?お客さんここのお店初めてじゃないですか?
見たことない顔ですし。」
花梨はハッとし
「あ、はい。新しくできたお店で気になって・・・」
「あ~うちは最近できたところですしね~
今の時間帯はあまりお客さんいないんで一杯どうですか?」
シフトまではあと45分か・・・
カフェで少しくつろげばバイトには間に合うと思った花梨はカフェの中へと入っていった。