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私のキリスト或いは固定子:小説家になろう

掲載日:2026/03/03

誰もが忘れたとして 私すら忘れたとして

ここだけが私を覚えている


物理的な照明の品はどこにもない

このデータ上の世界で、小さな説を唱え続けた私に当てられた告白が

無限に凍結し続けている


凍結。死んでいる。固まった情報だけが私を愛しているし、私も過去の日付のついた情報を愛している

あの一瞬を愛している

あの時愛していなかったとしても、あの時の愛を忘れてしまったとしても

私が私としていられるのは誰もが死んだ街角。サンクトペテルブルクでも、北海道でも、プロヴァンスでもなく。


希望って無謀さ

現実の絶望を乗り越えるための欠かせないスパイス

人生が絶望塗れでも死んでいった仲間たちの言葉が私を勇気づける

私の方がもしかしたら死んでいるのかもしれなくても


生きることは希望

死ぬことも希望

信じることができれば、思い出すことができれば、何度でも楽しかったあの頃は蘇る

まるでイエス・キリストのように


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