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第9話

種族=ドワーフ、性別=女、年齢=40歳。取得スキルは決まった。転生特典で『記録保管所(アーカイブ)』、『次元収納(インベントリ)』、『 異言語知識(X−リンガル)』を貰った。他にも様々な特典スキルが候補リストに載っていたが、下手に手を出すと勇者認定を喰らう可能性があったのでそこはスルー。スローライフの対極、転生勇者にだけはならない様に心掛けないといけない。


元々、亜人種は自分の種族の言語以外に全種族共通の公用語を使える。尤も、読み書き出来るかはまた別だが。個別種族の言語は必要性があれば覚える者もいるらしい。まぁ、商売とか恋愛とか、必要に迫られると覚えるってやつだな。各種ギルド職員は多言語習得が必須なんだとか。特殊な言語を習得したら給料に上乗せされるとのこと。今アツイ言語はムササビ獣人語とサメ獣人語なんだとか。



俺の貰った『異言語知識(X−リンガル)』は、知ってる言語なら見聞きすれば勝手に母国語(日本語)変換してくれるとっても有り難い転生御用達チートスキルだ。日本語で文字を書いても勝手に異世界語にされちゃうんですって、奥さん。尤も、複数言語を操れる場合は基本をどの言語にするか決めておかないと混乱を招くことになるが。


鉱石磨きが趣味の辺境出身のドワーフっ()が、ドワーフ族の多く住む地域『ネオ=ラグーン領』に憧れて出奔してきたことにする。ミーシャ40歳、ボクっ()。赤毛ツインテ、髭は編み込み。瞳=藍色、酒量=控え目(ドワーフ基準で)。



所有スキルは鉱石研磨に関わるものを中心に。採取採掘はしても討伐はしないスタンスで。一応、得意武器も決めておくかな⋯、そうだピッケル、ピッケルにしよう。採掘にも戦闘にも使えるバトル・ピッケルでどうだ。鍛冶と調理スキルは最低限でいいかな。地道に育てていけばよい。そのうち追加で関連スキルも生えてくるだろうし。錬金術は知識のみ。魔力の関係上、術式展開は無理だろうから。まぁ、拘りスキルで固めた、ある意味ドワーフらしい構成になったとは思う。



鉄板スキルの鑑定も取る。鑑定阻害も取らないと転生者だと身バレしちゃうと困るから、スキルポイントを使いたくなかったけど仕方なく取った。ぷるぷる、ボクは変なドワーフじゃないよ(笑)

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