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第492話

お風呂に見知らぬ女生徒(先客)がいた。取り敢えずホッとしたところでササッと済ませてしまおう。



「お先〜!!」


「お疲れ様です」



先客に逃げられてしまった。長湯せず、長考せずで済ませればいいんだ。そうじゃなければ風呂に入れても問題無い従魔を仲魔にするか精霊的なモノと契約するしかない。


後は見守りアプリ的な何かだなぁ。お風呂見守りゴーレム(仮) 血中酸素濃度を測るみたいな感じで血中魔素濃度? 血中魔力濃度? を測る測定ゴーレムね。そのシステムで血中アルコール濃度も測れそうだな。


よし、ハーレー=ポーターさんにネタ振りしてみよう。面白がって何か創り出してくれるかもね。



いつ戻ってくるか分からないオロール先生を華麗にスルーして夕飯を済ませた。部屋でのんびりしながら触れ合いタイムだ。あわよくばアリさんから貰った石を研磨したい。


コカちゃんに餌を与える。最初の一匙は俺が検食するのね。コカちゃん、俺が初期飼料を口にするのを見たせいなのか俺が一口食べないと餌を口にしてくれない。多分、親から口移しで餌を貰う延長って認識なんだろう。俺は初期飼料は平気だけど、苦手な(ドワーフ)だったら無心で飲み込むんだろうなぁ。


初期飼料を野草クッキーに塗ったカナッペで酒が飲めそうだ。酒盗を練り込んだ【酒盗練 (しゅとうれん)】を少し添えたらこれ絶対に美味いやつだろ。



カトリーヌと違いコカちゃんは部屋を探検して回らなかった。俺の後ろは付いて歩くんだけどね。それでもカトリーヌとアンディーにはコカちゃんが部屋の中を探検した時は最終的に籠に誘導する様にお願いしてある。


ベッドに寝転がってコカちゃんを籠ごと側に寄せる。小さな嘴でツンツンしてくる。コカちゃん流スキンシップか。俺がコカッコカッ言いながら頭を指でツンツンしてあげるとコピッと鳴いて返してくる。


これ、土足禁止の部屋で床でゴロゴロしながら触れ合いたいわ。家を建てたら土足禁止にしよう。



カトリーヌもプープー鳴きながら尻尾をチョロチョロ振ってブラッシングアピールをしてくる。順番にカトリーヌ、アンディーとブラッシング。明日はワギュをブラッシングしに行こう。



アリさんのガーネットは単純にカボションカットにする事にした。いつかローズカットに挑戦したい。その為にはロクロが欲しい。ロクロは陶芸でも木工でも使うだろうから俺が見ていないだけで絶対に存在していると思ってる。


まぁ、ガーネットは前世でもダイヤモンドヤスリと耐水ペーパーで研磨してたので、砥石と土賊(とくさ)が有れば研磨できるけど。



粗く形を削り出して終了。鑑定しても見える内容は特に大きく変化しなかったので、逆に本当にただのガーネットなんだと思った。


明日は休日にする。寝て曜日だ。まぁ皆に餌をあげないといけないから普通に起きるけど。あ、コカちゃんを預けに行くのは俺の休日は割愛とかは一切無かったわ。




ハーレー=ポーターさんに魔素感知器というか体内魔力測定機器というか、魔道具なのかゴーレム機構なのか、はたまた人工精霊(ホムンクルス)なのか……な物が有ったら面白いと思いませんか? といった内容の手紙を書いて預けておいた。これで多分、数日後に呼び出しを食らうな。



ムキュウ?

コピョ

キュウキュウ

コピョコピョ



アンディーがコカちゃんにトイレを諭してる。多分、 「トイレする?」 とか聞いてるんだろうなぁ。


カトリーヌは一足先に寝床に向かった。コカちゃんもトイレの後は籠に潜り込む。その前にカイロ的な魔道具に魔力を注いでおかないと。



ムキュウムキュウ

(「あたち とりさん あたためる?」)


(「アンディー、寝不足にならない?」)


(「へいきなの」)


(「コカちゃんに聞いてみるね」)



まさかのアンディーが支援を打診。少しの期間、夜中だけでも暖めてくれたら有り難いな。



「コカッコカッ、コカちゃん、アンディーが寝るときに暖めてくれるって言ってるけどお願いする?」


コピョピヨ



コカちゃん、素直に籠から出てきた。魔道具より人肌ならぬ従魔の体温の方が気持ちいいんだな。



ムキュ〜ウ

(「ますたー のせてなの」)



アンディーが一鳴きするとテーブルの上に丸くなる。テーブルにコカちゃんを乗せてって事ね。流石にコカちゃん用の籠は小さかったか。



「コカちゃんおいで」


コッピョ



手を水を掬う時の形にしてコカちゃんの前にそっと差し出す。ヨチヨチ歩きで掌の中に収まった。そのまま持ち上げテーブルの上のアンディーの前に連れて行った。



コピョ コピョ

ムキュウ



コカちゃんがアンディーに潜り込む。ヤバイ、可愛い。俺がコカちゃんと一緒に寝てもいいんだけど、寝返りを打った時に潰しそうで怖い。


今日は疲れた。オロール先生には申し訳ないけど早寝してしまおう。




「……ボソボソ… 、……、 ミー…ャ……吾……、……は…かね?」



「…ーシャ………、…輩は………でも、………チッ」




「新聞ーーー!!」



夢の中で新聞が配達される音とガラスの割れる様な音を聞いた様な聞かなかった様な………。でも何で新聞なんだ?



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