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ダイス〜世界はダイスが支配する〜  作者: ゆき
1章幼年期編
6/14

『DICE』について情報収集

ユニークPV100ありがとうございます。

投稿を始めたときはユニークPVは良くても一桁後半だと思っていましたが想像以上に多くの方の目に触れて頂くことが出来てうれしいです。

クラウドと入れ替わって1週間がたった。

1週間と言っても地球の1週間では無く『DICE』の1週間だ。


養生する様に言われ、その間に家族には記憶が無くなっている事が理解されてた。

この1週間はベッドの上で過ごしていた。

その間は母やメイドのエリスが側について様子を見てくれていた。

おかげでいろいろな事を聞くとが出来た。

家族構成や基本的な関係者、暦や時間、街についての大まかな事だ。


時間は地球の様に厳密ではなく、日の出と日没に3回鐘が鳴らされ、日の出から1刻毎に2回鐘が鳴らされる。日没後は2刻経ってから1回鐘が鳴らされる。

おおよそ体感で1刻は2時間程度と思われる。

普通は日没後2刻の鐘で就寝して日の出の鐘で起きる。

ただ、基準が日の出と日没が基準になっているので季節によって昼夜の時間が変わる為、日中の刻数が変わるそうだ。


暦は12の月が有り、季節毎に3ヶ月づつ有り、白の季節、緑の季節、青の季節、赤の季節の4つで、季節の色と1、2、3の月で構成さる。

1ヶ月は5週有り、1週間6日の30日となっている。

また王国建国の年を元年とした王国歴がある。

1週間は、空、山、水、星、月、聖の日があって

今は王国歴365年緑2の月3週目の聖の日だそうだ。


アインズ家では、朝昼晩の3食だが、孤児院や農民などは朝晩の2食の所もあるそうだ。

おそらく家庭の収入と関係が有るのだろうが、そこ迄は教えてくれなかった。お金が絡む話は、子供にはまだ早いと言う事だろう。


今、この家で生活しているのは、父アインズ、母ティファ、姉のでマファミ、俺の4人の家族。

メイドが数人いる様だが、今の所関わりがあるメイドはエリスだけだ。

まだ会った事は無いが、王都では兄2人が支店に住んでいて、一番上の兄ツバルは商売の下積みを、二番目の兄バイルは学園に通っているそうだ。

家の隣には商会が構えられており、使用人達が住み込みでいると言う話だ。


朝の鐘が鳴って2刻目に、姉の家庭教師のルマーレが通ってくる事も教えてもらった。ルマーレは来年から俺の家庭教師も兼ねるとの事だ。


記憶喪失と言うのは、家族にとっては辛いことかもしれないが、転生して来た俺としてはとても助かっている。

なんせ、何を聞いても記憶が無いからという事で教えてもらえるからだ。


教会から来ていた司祭様はパウロと言うそうだ。


また魔道具もあり、夜の灯りに使われている。

灯り以外にもいろいろありそうだ。


街の住人と仕事やギルドなどについても簡単な事を教えてもらった。


その上で問題はこれからの事だ、どのタイミングで冒険者になる事を言うかだが、一旦まだ言わない事にした。

転生前のクラウドは、商人を目指していた様なので、いきなり冒険者になると言うのは無理があると判断したからだ。


記憶以外は問題がないと判断され、今日の夕飯から家の食堂で食事をすることになった。


食事の時間にエリスが呼びに来てくれた。

家族全員が食卓についたところでアインズから話があった。


「来週の水の日の午後にクラウドを教会に連れて行く。

パウロ司祭にクラウドの回復した姿をお見せするのとステータスに問題が無いか確認していただくのが目的だ。ティファもその様にな。

マファミはルマーレ先生の授業があるから留守番だ。では食事にしよう。」


来週の水の日、ステータス鑑定で何かしら騒ぎになることは想像がつくが、大事にならないことを祈ろう。

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