スキル変更されるってよ
初めての授業が終わった日の夕食。
アインズとティファが会話をしている。
「クラウドちゃん、魔法に才能があるかもしれないですって。」
「ほう、そうかそれは将来は大物になるな。」
「文字の理解は年齢相応ってジェシカ先生はおっしゃっていたから。それは分からないわよ。」
なるほど、今日の授業内容がティファに伝えられてるのか。
って事はパウロ司祭にも授業の内容は伝わってるんだろうな。
しかしながらどうしたものかね、おそらくスキルが何某かの邪魔をしているのではと推測は立てたが、確認する術が無い。
このまま勉強を続けても、物にできるか分からんぞ。
うーん、どいしたものか?
そんな事を考えながら夕食を食べる。
食後、エリスに湯浴み場で体を洗われ、寝巻きを着て部屋に戻る。
ダメ元で聖印を持って、神像に向かって祈りを捧げて見るが、神託スキルと加護は発動しなかった。
しょうがない、今日は寝るか。
ベッドに入って、考え事をしながら眠りにつく。
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「こんばんはだの。」
「おう、神か。ちょうど良かった。聞きたい事がある。」
「話を聞く前にワシからも話があるんだの。
まず、それを聞いてからで良いかだの。」
「まぁ、それで構わんよ。」
「あのね、スキルちょっと弄らせて貰ったから。
お主の言語理解に、地球の言語と『DICE』の言語の翻訳機能スキルも付けてたんだの。
それを分離して言語翻訳にしてオンオフ可能なスキルにしただの。」
「てめぇそれ、俺が聞きたかった事と解決策全部じゃねぇか。
悩んだ俺の時間返せ!」
「まぁまぁ、落ち着くだの。
ちなみに、言語翻訳スキルは判定チェックと同じ隠しスキルにしただの。
これで見た目は変わらないだの。
こっちもスキル変えたり作ったり大変だっただの。」
「ってブツクサ言ってた隠し機能まで使ったのかよ」
「いやー、ワシあの話受けて良かっただの。
おっと、そろそろ時間だの。
また、会おうだの」
「おい、一歩的に切るな!」
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俺はベッドの上で目が覚めた。
「あのじじぃ、いつもいつも一方的の話して切りやがって。」
まぁ良い、変更されたスキルの件は明日の授業で確認だな。
煮え切らない気持ちを抱えたまま再び眠りについた。




