14th Line 生産の祠
テストなどで忙しくて、すんごく遅くなりました。
すいません!
NAME セイ
種族 人蜘蛛
Lv 23
ステータス詳細 ▲
HP 200 MP 580
STR 58 VIT 1 AGI 83
INT 133 MEN 36 DEX 176
スキル一覧 ▲
武器スキル
↳ 弓術:Lv30 剣術:Lv20
生産スキル
↳ 鍛造:Lv5 加工:Lv1 皮革:Lv5
木工:Lv5 調合:Lv20 合成:Lv30
錬金:Lv10 料理:Lv1 採取:Lv15
農耕:Lv1 伐採:Lv1 解体:Lv1
裁縫:Lv10
魔法スキル
↳ 付与:Lv5 闇魔法:Lv1
補助スキル
↳ 望遠:Lv30 千里眼:Lv1 目測:Lv30
目算:Lv1 暗視:Lv30 暗見:Lv1
隠密:Lv1
種族スキル
↳繰糸:Lv1 創糸:Lv5
固有スキル
↳適合:Lv_ 変幻自在:Lv1 透明化:Lv_
合成術:Lv1 鷹の目:Lv1
SP 23
称号一覧 ▲
狙撃手 闇に住まうもの 先駆者 人外 殺し屋
取り敢えず、このスキルの変化があって、一番変わったのは視界だ。
少し、視界が広くなったような、明るくなったような気がする。
一度この目にならすためにも一度狩りに行くことにする。
~~~~巨人の山~~~~
巨人の山は、飛竜の森と違い、簡単な魔物しか出ない。
毒蛇や闇蜘蛛は出ず、基本的に野犬や、草兎が昼に、血蝙蝠が夜に基本的に出現するエリアだ。
しかし、油断してはならない。
全ての魔物が進化しやすく、多くの進化種がいるにもかかわらず、それらのすべての魔物は進化しても基本的にサイズや見た目が変わらないので、進化前だと気付かなかったり、体が小さいので、山に生えている木々や、背の高い草に遮られ、姿が見えなかったりして、倒されるということが多々有るエリアらしい。
なのでまず、固有スキルの”鷹の目”に含まれる俯瞰視を発動し、周囲の警戒をしつつ、隠密スキルで気配を限りなく消す。
気配に敏感といわれる草兎や野犬がそばを通っても気づかれなかった。
隠密スキルの性能の高さが窺い知れる。
俯瞰視で背後に草兎が見えたので、腰に下げている刀をノールック(俯瞰視しているからノールックじゃないのか…?)で振り下ろす。
インベントリに『草兎の死骸』が収納されたのを確認し、納刀したその瞬間。
俯瞰視にとても速い白い物体が僕に向かってきていた。
だが、それを認識したその瞬間に、その物体が…いや、世界全体がゆっくり見え始めた。
草の揺らぎが、風の流れが、木の葉の舞い落ち方が、ゆっくり、よく見えるようになった。
そこからの僕は速かった。
一瞬で抜刀し、僕に向かってきている白い物体に対して切り上げる。
その刀はその白い物体を捉え、真っ二つにした。
インベントリには『弾丸兎の死骸』とあった。
僕は驚いた。
弾丸兎は草兎の進化譜系の中で最も厄介といわれてる存在で、譜系の中で一番の脚力と硬く、鋭い角を持っているのだ。
実物があんなに速い事に驚くと同時に、こんなに簡単倒せたことにも驚いているのだ。
僕は、鷹の目などの複数のスキルの獲得に対して、確かな手ごたえを感じていた
~~~~生産の洞窟~~~~
其処には、あまり多くの人はいなかった。
それはそうだ。ここの情報は、攻略Wikiにも載ってなかったし、おそらく、βテスターの中では広まっているが、そこからはみんなが秘密にしているのだろう。
今いるのは、βテスト時に、生産職をしていた人たちと、正規版で発見した人たちだろう。
といっても後者のほうは大分少ないが…。
洞窟の中に入ると、とても特殊な空間だった。
外から見るとどう見たって洞窟なのに、10mほど進むと、青空と野原が広がっているのだ。
その野原の草はほぼすべてが薬草だった。つまり薬草の取れるゾーンなのだろう。
見渡すと、草原以外にも、森、山の二種類のゾーンがあった。
森の方向に50mほど進むと、視界が森に切り替わった。
其処は鬱蒼と生い茂る木々のゾーンのようで、木材を取る場所なのだろうと想像がつく。
草原に戻り、次に山のほうに行くと、山…というより、坑道に近い場所に出た。
落ちている石を採取して、鑑定すると、鉄鉱石と出たので、おそらく鉱石を得るゾーンなのだろう。
天井には蝙蝠がいて、さらに、体長50㎝ほどの蜥蜴が生息しているが、二種類ともとても弱いので、おそらく皮革系の素材を得るための特殊MOBなのだと思う。
そう考えると、ここは鍛冶、皮革、調合、加工、木工のスキルに使う素材が一手に集まっているので、秘匿する理由もわかるというものだ。
取り敢えず、下見も終わったし、つるはしが無いと鉱石の採掘は無理なので、一度帰ろうと思い、草原に行き、出口という矢印に従って歩いていると、入ってきたばっかりの二人のプレイヤーが何やら話し合っていた。
「ここはさ、それぞれのフィールドで、レアな素材があるんだよね。草原は上薬草。森はトレント材。山は銀鉱石と宝石の原石、天井から降ってくる竜っぽい鱗。という風にね。」
「レア素材だから、確率は結構低いんだけど、この奥にある生産の祠という場所で祠に彫ってある神様みたいのにお祈りすると確率が結構上がるらしい。その時するお供え物でも上昇率が変わるらしいしね。」
「へ~。リュー君物知り~」
「だろ~。まぁ全部ネットの受け売りだけどな」
チッ!イチャイチャすんじゃねーよ。
っと…。心が荒んでいたぜ…。
僕は恋人いない歴イコール年齢。つまりKIRINなので、少しは羨望の眼差しで見てしまうことも許されると思う。
まぁでも、前半の男が言ったことはシンプルに有意義だった。
一度その祠を見てみるのもありかもしれないと感じたからだ。
ということで、あの二人を追跡しよう。
其のあと、取得可能スキルを見たら、聞き耳スキル(取得条件:他人同士の会話を会話場所から5m以上離れて聞き取る。)があった。
~~~~生産の祠~~~~
前の二人が、料理プレイヤーが売ってる、スイーツを奉納して、参拝していた。
二人は終わったようで次は僕の番だった。
取り敢えずいいものを…と考えた結果、僕はメガポーションを抽出ポーションと同じように熱湯を用いる方法で作ったポーションだ。回復量は1600HP/50mlだ。
それと、レア度の結構高い。そして今はまだ僕しか持ってないであろう魔石。この二つを一つずつ奉納した。
と、その時。
《生産の祠ver.第一層に魔石の奉納を確認しました。同時奉納された物の確認を行います。アイテム名『抽出メガポーション』この階層のすべてのアイテムを使っても合成スキル無しでは不可能であることを確認。成功しました。
続いて、プレイヤーの確認を行います。生産スキル所持数13。鍛冶、皮革、木工、料理、加工、裁縫、調合の7大スキルの所持を確認。成功しました。
そのうち過半数がLv2以上であることを確認。成功しました。
条件をすべて満たしました。素材ダンジョン『生産の洞窟』第二層への進入権を獲得しました。第二層守護フィールドへの転送を開始します。》
大量のアナウンスが流れ、理解が追い付かないまま、僕の体は光り輝き、転送された。
幸いにも、周りに人がいなかったことが救いか…と思いつつ。
僕は目を閉じた。
~~~~第二層守護フィールド~~~~
ズンというすごい音に目を開けると、目の前には、
巨大なつるはしを持った鉄の人形がいた。
《守護フィールドの試練を開始します。
挑戦者プレイヤーネーム『セイ』敵対モンスター『ガーディアンゴーレムディガーver.アイアン』です。
挑戦者は敵対モンスターを倒してください。どちらかのHPが0になるまで、この試練は終わりません。
この試練の終了までこの部屋から出れず、ログアウトも不可能になります。》
之は勝つしかないようだが、大分大変そうだ。
僕はそう思った。
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