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勘当されたい悪役は自由に生きる  作者: 雨野
学園1年生編
94/222

sideオーバン


 セレスタンとの出会いや、関係の変化については…以前何度か触れたので割愛するぞ。


 

 俺はイェシカの死後も変わらず、いや、より一層他人とは一定の距離を保っていた。

 そのはずなのにこの娘はいつの間にか、俺のテリトリーの内側に入り込んでいて…でも、嫌ではなかった。


 むしろ、こんな身近に誰かがいる事に安らぎを覚えるなんて。もう二度と、無いと思っていた。




 イェシカとセレスタンは似ても似つかない。そのはずなのだが…この子と過ごしているうちに俺は、度々イェシカの事を思い出していた。

 それは辛い過去ではなく、楽しかった思い出として。





 あれは…秋になる頃かな?ルシアンがセレスタン達と仲良くなったばかりの時。


 セレスタンが大泣きしながら…鍋を抱えて医務室に飛び込んで来た事があった。



「せんせぇえ〜〜〜!!!」


「なんだよ…って、んだコリャ!?」


 その鍋の蓋を開けると…紫色のヘドロが入っていた。これは調理実習で作ったシチューだという。俺の知ってるシチューと違う!!



「最初は順調だったんだよ!ロッティとルネちゃんという二大勢力を分散させる事に成功したのに、伏兵にパスカルが控えてたんだよお!!

 あとは煮込んで完成ってとこまで行ったのに…!僕が洗い物をしてルシアンが食器の準備をしている間に、ルネちゃんとパスカルがなんか入れちゃった!!!」


 なんかって…何入れたらこんな色になるんだ…?異臭を放ってるし、ピンク色の湯気立ってるし…これ、食いもんか?肥料とかじゃなくて?



「知らない!聞いても覚えてないって!!とにかく美味しそうな物片っ端からぶち込んだって!!

 それでね、パスカルが「美味しい物に美味しい物を足したら、もっと美味しくなると思って…」って言うんだよ!

 んな訳あるかい!スープにサラダとステーキとケーキぶち込んでも美味しくないでしょうが!!僕達素人は黙ってレシピ通りに作ってればいいんだよお!!」


「………………」





『ちょっとオーバン、何入れてるの!?』


『え。蜂蜜とシナモンとバニラエッセンスと…あと色々』


『今作ってるのただのパンケーキよ!?』


『パンケーキって甘いだろ?それに美味いもんと美味いもんを合わせたら、もっと美味いもんが生まれると思って』


『甘さは砂糖をすでに入れてあるでしょうが!も〜…わたし達素人は、黙ってレシピ通りに作ってればいいの』





「………え、ねえ、先生聞いてる?」


「……えあ?あ、悪い。で…それ食ったのか…?」


 少しだけ、懐かしい出来事を思い出していたようだ。


 鍋を見ると…半分以上は減っている形跡がある。どうやら8人で頑張って、ここまでは食べたらしい。

 しかしこれ以上は限界で…俺のとこに持って来たらしい。ご丁寧に皿とスプーンも一緒に。



「…捨てようとは思わなかったのか?」


「だって…2人共、悪気は無かったし…捨てたら悲しいよ。食材勿体ないし」


「そうか…」






『うわ、まっず!!』


『だから言ったでしょう…』


『ってイェシカ食うな!これ絶対体に悪いから!』


『ふふ、平気よ。貴方がわたしの為に、美味しい物を作ろうとしてくれただけだもの。それに食材が勿体ないわ』






 俺はスプーンを手に取り…一口食べた。

 瞬間、撃沈した。



「せんせえええ!!?」


「…く、そ…!負けて、たまるかあ…!!」



 なんだコレ…!?苦くて臭くて渋くてほんのり甘い!!!くっ…!

 その後は根性で…なんとか一皿食い切った…!

 だがまだ少し残ってる…よし、生徒会に持って行こう。



「え、大丈夫なの!?僕、皇族の毒殺容疑掛けられない?」


「お前劇物だって自覚しときながら先生に食わせたの?」


 俺も一応元皇族なんだが…それに、ルシアンにはすでに食わせてんだろうが。

 


 とにかく俺は放課後、鍋ごと生徒会室に持って行った。

 3人もドン引きしていたが…「可愛い後輩の手作りだぞ」と言ったら、決死の覚悟で食い始めた。よしよし。


 




 その夜俺は…腹を壊して病院に駆け込んだ。結果食あたりで3日休んだ。


 入院する程ではなく家で寝ていたが…ルキウス以下子供達はピンピンしていると知り。10代と30代の差を見せつけられたようで泣いた。

 目を覚ますと枕元に胃薬が転がっていて、セレスタンの字で『先生ごめんなさい!早く良くなってください』というメモがくっ付いてて…少しだけ、泣いた

 


 余談だがバティストも大笑いしながら見舞いに来た。俺は今度はこいつにも殺人シチューを食わす事を決意したのだ。





 バティストが帰った後…俺は、部屋の中を見回した。イェシカと暮らした家…今までは辛い記憶しか無かったが。



 ここ最近は…楽しかった思い出ばかりが蘇る。


 2人で決めた家具。俺がすっ転んで凹ました床。

 喧嘩した時にイェシカが投げ飛ばしたクッション。

 並んで料理したキッチン。置く場所を悩んだ鏡。

 サイズを間違えたカーテン。揃いのマグカップ。

 


 その時は確かに毎日が楽しくて、幸せだったのに…いつの間に俺は忘れてしまったんだろうか?

 幸せな記憶に蓋をして、苦しい事ばかり思い浮かべていた。




 それでは、駄目だ。

 俺は彼女と出会えた奇跡に感謝し、決して後悔しないと決めたし今も思っている。


 だが俺がこうやって苦しんでいるという事は…出会わなければよかった、と言ってるも同じ。




「イェシカ…今の俺な。すっげえ毎日充実してんだ。

 お騒がせ少年少女に振り回されて…今回はうっかりお前のいるとこに逝きかけたが…」




 俺はまだ、死ねない。




 この日以降俺は、生きるのが辛いと感じる事が無くなった。

 きっかけが殺人シチューというのは複雑だが…それもまた思い出。




 この時の俺は「あと4年ちょい、子供達に振り回されんのも悪くねーな」とか考えていたが。



 とある事件でセレスタンが死にかけ、父親である伯爵と対峙したり。


 彼女の誕生日を祝ったり。

 

 父親をとっ捕まえる為に俺を頼ってきたり…。



 彼女の話を聞いて、覚悟を感じ取って。

 俺も…そろそろ覚悟決めねえとな…と思えた。





 バティストにはああ言ったが、気付けば俺はセレスタンにイェシカを重ねていた。

 あー、イェシカもそう言ってたなとか。イェシカが好きだったコレ、あいつも好きそうだなとか。




 だがいつの間にかそんな風に考える事も無くなり、目の前の少女だけを見ていた。



 そして親しくなるにつれ、俺に甘えてくれるようになり… 苦しそうな、辛そうな表情を見る事も増えた。

 …なんとかしたいと思った。どうしても放っておけなくて俺は、沢山悩んだ結果…。





 ※※※





「まさか4年どころか…死ぬまで振り回されんのも悪くねえ、なーんて結論に至るとはな…」


「なんの話だ?」


「…さあな」



 そうして俺は、兄である皇帝に会いに来た。


 爵位は賜るが…妻は迎えない。その代わりではないが、養子を2人迎えたい。


 その2人だが、父親と一緒に自分達も罰を受けると思っているらしい。完全に杞憂だとは思うがきちんと調査してもらい、もしも2人にも非があるならば俺が罰を受ける。

 補助金だとか、金で返せるもんなら俺が払う。無趣味の独身男なんざ金は有り余ってんだよ。学園は金払いもいいしな。



 それが俺の願い。養子は…彼女らが受け入れてくれたら…だけど。



 すると兄貴が、セレスタンが箏に注文した品物がそろそろ届くと言っていた。

 じゃあその請求も俺に回しとけ。多分だけど、2人、特にセレスタンは…養子の話を喜んでくれると思う。

 気が早過ぎるが、父親として娘の買い物に金を出すのは当然だろう。

 ……養子の件、断られたらどうしよう。

 




 その後も兄貴とソファーに向かい合って座り、細かい話を詰める。兄貴も概ね了承してくれた。


「ああ、それと。夫人は迎えないが…故人として、イェシカの名を入れてくれ」


「…分かった。ところで…本当に、再婚したい相手とかいないのか?」


 おっと、兄貴からそんな言葉を聞くとはな。

 イェシカが死んでから、一度も言わなかったのに。俺の変化を感じ取ったか。


 しかし再婚ねえ。そう問われ俺の頭ん中には…締まりのない顔をして、医務室のベッドで熟睡する少女の姿が。


 

 以前ラサーニュ伯爵に「求婚でもなんでもしてやる」と啖呵を切ったが、本当にそれもいいかもしれない…



 …いや。俺はもう、一生分の恋をした。



 まあ、もしも俺に好意を寄せてくれているならば…本気で口説かせてもらうが。今のところは完全に父親扱いだし…うん、それでいい。それがいい。



「いないな」


「そうか」


 兄貴はそれ以上何も言わなかった。


 打ち合わせは終了し、俺は立ち上がる。そのまま部屋を出ようとしたら、兄貴があっと声を上げた。



「オーバン、お前いつだったか食あたりで寝込んだよな?」


「………あったな、そんなことも……」


 何故そんな話をする…。



「確かその日の夕飯でな、息子達の様子がおかしかったんだ。

 ルキウスは「美味い…胃袋に染み渡る…」と感極まって。

 ルクトルは「私達は、恵まれているのですね…」と涙を流し。

 ルシアンに至っては「全ての農家と料理人に感謝を」と、祈りを捧げ始めた。


 その後は3人揃って厨房に向かい、料理人達に「いつも美味しい食事を作ってくれてありがとう」と礼を言っていた。

 お陰で料理人達のやる気は物凄く上がったのだが…その日学園で何かあったのか?」


「…………ふ、ふふ…っ、何も、無かったな」


「………そうか」



 そうだよ。しかし…あのシチューも、意外と役に立ったもんだ。






 そうして伯爵は捕まった、裁判でも実刑は確定だろう。



 俺はセレスタンとシャルロットに養子縁組の話をする前に…イェシカと初めて出会った、彼女の実家とも言える香水店に向かった。



「こんにちは」


「いらっしゃいま……オーバンさん!」


 彼女の死後、ここに来るのは初めてだった。毎年命日には、店主夫妻と一緒に墓参りに行っているが…この店には、どうしても来れなかった。

 店主は目を丸くした後、微笑んで出迎えてくれた。



 俺は今日、あの香水を買いに来た。

 かつてイェシカが好きだと言っていた香り。大人の男性向けだから、子供だった俺には合わないと判断されたやつ。

 フゼア系とかいう香水だ。俺は…この香りが似合う大人になれただろうか?


 すると店主が「少々お待ちください!」と言って裏に引っ込んだ。

 すぐ戻って来たが…その手には、手紙のような物が握られている。


「これはイェシカが生前…いつか貴方がここを訪れ、その香水を買おうとしたら渡すよう言付かっていた物です」


「え…俺に…?」


 ゆっくりと受け取り…その場で開いてみた。




『オーバンへ


 貴方がこの手紙を読む頃、もうわたしはこの世にいないでしょう。

 という書き出しを、一度はやってみたかったのよね!という茶番は置いといて。



 貴方本当は、香水とかこれっぽっちも興味無いでしょう?それでも…わたしが一度言っただけの好きな香りを覚えていてくれてありがとう。


 わたしを見つけてくれて、愛してくれてありがとう。貴方と過ごした日々は、幸せという言葉でも言い表せない程に満ち足りた毎日でした。

 

 多分貴方の事だから、わたしの死後すぐにはこの店にも来れないでしょうね。

 この手紙を読むのはわたしが死んで5年後かしら、10年後かしら?出来ればその頃には再婚でもしていて欲しいけれど…難しいかしら。


 言っておくけれど、貴方を一番愛しているのはわたしだという自信があります!それでも…貴方には、幸せでいて欲しいの。

 わたしを忘れて欲しくないけれど…囚われても欲しくない。これは我儘かしらね?


 まあ再婚は無理だとしても、誰かバティストさん以外に…心を許せる人を見つけてね。

 出来れば不精な貴方を強引に振り回してくれる人がいいわ。そのぐらいしないと貴方、動かないじゃない!

 わたしだって身体が弱くなければ、貴方を振り回してやったわ。上流階級の暮らしだって、慣れてみせるわ!!

 

 

 それも、わたしには全て夢物語だけど。


 貴方にとっては現実でしょう?きっと何か心境の変化があって、この香水を買いに来たんでしょうね。

 これを付けて…行きたい場所か、会いたい人がいるのでしょう?今の貴方には、この香水はよく似合うと思います。わたしが断言するわ!

 

 だから、これが本当のお別れです。わたしはこの香水が似合う貴方を知らない。それでいい。それがいいの。

 

 もうこの世にわたしはいないのだから。一足先に旅立つけれど、貴方はなるべくゆっくり時間を掛けて来てちょうだいね。

 わたしは早かったけど…「いい人生だった!!」と胸を張って言えるわ!



 この手紙を書いている時、すでにわたしの身体は自由が利かなくなってきています。ここまで書くのにも丸1日掛かった程にね。


 恐らくあと数ヶ月で、わたしは死ぬでしょう。貴方を残して死ぬのは本当に心苦しいけど…どうかお元気で。

 有り得ないとは思うけれど、もしわたしの後を追おうとしたら蹴っ飛ばして送り帰します。



 さようなら、わたしの最愛の人。貴方の幸せを、ずっと願っています。


 イェシカ』



 

「…ふっ」



 思わず笑みが溢れた。

 不思議と涙は出て来ない。泣きたい程に悲しいけれど…本当にイェシカは、俺の事を理解してやがる…そう思える文面だった。



 

「俺…近いうちに爵位を賜ります。再婚はしないけれど…子供が2人、出来るかもしれないんです。

 今度はその子達も連れて来ます。俺は香水に詳しくないから、どうか似合いそうなのを見繕ってやってください」


「はい、お待ちしております。…どうか、お元気で」


 俺は挨拶をして店を出た。イェシカの手紙と香水を握り締め…晴れやかな気分で歩き出すのだった。





 ※※※





「は!?伯爵夫人が…!?」


「らしいぜー。セレスタンちゃんは無事だったらしいが…パスカル君っつったっけ?その子が怪我したってよ。

 傷は治ったがまだ目を覚まさんと。先に行ってみるか?」


「そうだな…」



 そして今日俺は、正装をして皇宮に上がった。ついでに、燕尾服に身を包んだバティストも一緒に。

 どうやらコイツはかつて計画していた通り…俺に仕える気らしい。主従って感じしねえけど。


 しかしバティストは、楽しい事が好きなくせに。その為に便利屋やってたんじゃねえのか?そっちを辞めてまで…公爵家の家令を務める事になった。俺は助かるけどよ…。



「はーっ!分かってねえなあ。いいか?あたしには見えるぜえ、2人の娘に振り回されるオメーの未来がなあ!!

 更にその旦那、果ては孫達にまで手を焼くオメーの姿を特等席で拝んでやるんだよー!」


 この野郎…まあ、いいか。そん時はお前も巻き込んでやるっつーの。



 と、脱線したが…昨日伯爵夫人が凶行に走って、マクロンが大怪我を負ったらしい。

 今頃セレスタン達は兄貴のところだろうが…まだ時間はあるだろう。少しマクロンの見舞いに行って来よう。



 まだ眠っているかもしれないが…一応ノックをしようとしたら。中から言い争う声が聞こえた。

 俺はバティストと顔を見合わせ…静かに扉を開け、そ〜っと覗いてみた。

 そこには…ベッドの上で暴れるマクロンと、大きな体のフェンリルが。




「離せセレネ!!俺はシャーリィに会いに行くんだあああ!!!」


「お前起きたばっかりだろう!身体もロクに動かないクセに何を言ってるんだぞ!!」


「知った事か!!シャーリィが、シャーリィが俺の事を好きだと言ってくれたんだ!!!寝てる場合じゃねええ…!!

 やはり老後は自然豊かな場所に家を買って…」


「もう老後まで行ったのか!!?」




「「…………………」」



 俺はゆっくりと扉を閉めた。元気そうだな、うん。


 俺達は無言で廊下を歩く。

 皇族のサロンの前に着いた時…バティストが口を開いた。



「シャーリィって…セレスタンちゃんの事だよな?」


「そこまで調べたのか。どうやらそうらしい、由来は知らんが」


 光の精霊殿…セレネは常にセレスタンの事をそう呼んでいる。

 しかし、あの子はマクロンの事が好きだったのか?さっきの様子を見るに、マクロンはセレスタンの事が好きみたいだが…。ブラジリエはどうなった?展開に全くついていけん。



 バティストの言う通り…俺はあいつらに振り回される未来しか見えねえ。はあ……。





 暫く待機していたら、ついに呼ばれた。今更だが、こういうきっちりした姿を見られるのは…気恥ずかしいものがあるな…!!



 ゆっくりと部屋に入ると…ドヤ顔の兄貴一家と、間抜け面のラサーニュ家の3人。

 セレスタン、髪伸びたな…いやほんとに伸びたな???最後に会ったのって、1〜2週間前じゃなかったか?そしてなんで眼鏡外してまた掛けた?

 今の状況を理解出来ていないようだが、訳分からんのはこっちだわ。



 改めて自己紹介をし、父親になりたいと言ったら…3人は絶叫した。

 その反応に俺は、笑うしかないのであった。




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― 新着の感想 ―
[一言] 『私はこの香水が似合うあなたを知らない。それでいい。それがいいの。』のところで感動しました! 調理実習、懐かしいです。私は小学校の時に野菜炒めを作ったのですが、ニンジンが分厚すぎるし焦げるし…
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