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勘当されたい悪役は自由に生きる  作者: 雨野
学園1年生編
33/222

29



 あの騒動の後、殿下は教室に戻って来なかった。もう放課後だよ…なんだろう、お昼のアレまだ怒ってんのかなあ?

 謝罪すべき?…なんて?「お兄様と比べてなんていませんよ〜」って?



「やめとけ。お前はそんなつもりで発言していないし、殿下が惨めになるだけだ」



 …ふむ。エリゼの言う通りかな。なら、普通に接するしかないかー…。

 鞄は教室(ここ)にあるから、待っていれば現れるはず。

 すると先に帰ろうとしていたロッティが、心配そうな顔で話しかけてきた。



「お兄様、私達はもう行くけど…大丈夫?」


「え、何が?」


「……殿下のことよ。お昼、様子がおかしかったから…」


 昼?エリゼと顔を見合わせる。あー…怒って1人で屋上行った時か。僕達と別れた後、ロッティと会ったのかな?

 にしても、そんなに心配されるほど怒り心頭に発しちゃいましたか。…おおう、顔合わせんの急に気まずくなってきた…。


 と、噂をすれば殿下登場!


「多分大丈夫だよ!じゃあねロッティ、バジル」


 

 まだ彼女達は不安そうな顔だけど、なんとかなるよ多分。




「殿下、なぜ授業サボったんですか?」


「……私の自由だ」


 んもー。そろそろサボりに口出しすんのはやめるか…。

 でも予想よりは穏やかだ、よかった。もう怒りは収まってるみたいね。




 …僕が殿下に関わろうとする理由の1つに、漫画のようになって欲しくないっていう思いもあるかもしれない。

 他人の性格を矯正しようなどと、大それた事をしたい訳じゃないけども。人間なんて、ふとした切っ掛けで全く違う道筋を歩む事だってある。



 僕がそうだ。伯爵を見限り家を出る決意をした事で…原作にはない展開ばかり起こっている。

 

 ジスランやバジル…とはまあ、あんまり変わって無いけど。

 エリゼとは、こうして一緒に問題解決に乗り出すようになるとは思わなかった。

 パスカルなんて今は、2〜3日に1回は部屋で会っている。

 ルネちゃんは…原作で彼女が僕の秘密を知っていたかは分からないけど、原作以上には仲良くなれたと思っている。


 他にも、孤児院なんて設立もしなかっただろうし。

 生徒会3人組とも、接点なんてなかっただろうし。


 ただまあ…メインキャラ達が、あまりロッティに好意を抱いていなさそうなのが気になるが…?いつ恋愛に発展しますかね?


 そのロッティは…誰よりも憎くて、何よりも愛しい妹。もし僕が前世を思い出さなかったら、セレスタンはどういう思いで彼女の側にいたんだろう。

  



 …。考えても分からないし、無駄な事。それよりも今に目を向けないとね。


 殿下だって、今のうちに人と接することを知ってくれれば…何かが変わるかもしれないし。




「ふう…じゃあ殿下、この後の予定は?」


「街に行くぞ」


「え。あ、はい」



 ……行く、ぞ?………行くぞ!?僕達にもついて来いって事ですか!?フゥーーー!!!


 ハイターッチ!!第二関門クリアー!!







 街に繰り出すと、タイミングよく大道芸人がパフォーマンスをしていた。

 殿下も興味津々のようで、「あれはなんだ?」と背伸びをしながら身を乗り出している。


「見えん、客共を…」


「「どかしません!」」


 そんなぶすっとしても駄目ですよ!

 だがまあ、折角なので…少しずつ、人混みをかき分けて…ヨッシャー、一番前に出た!!



「こ、この私が…平民達に押し潰されるなんて…!!

 ……観客は金を払っているのか?」


「あそこ見てください。芸人の足元に、箱が置いてあるでしょう?

 終わった後、満足したらその分お金を投げ入れるんですよ」


「ほう…」


 殿下は食い入るようにパフォーマンスを見ている。子供か。だが集中してくれているお陰で、僕達ものんびり見られる。

 しかし…流石異世界、魔術も使ってド派手に魅せてくれる!!

 あ、精霊!!可愛いなあ、ショーのお手伝いしてる!わ〜火ぃ吹いた!!




 わあああああぁぁぁ……!!



 

 クライマックスで、一斉に観客が沸き…おひねりがどんどん投げ込まれる。よし、僕も…。銀貨1枚くら……あああい!!?


「ででで殿下!!何投げてんですか!?」


「…?金貨だが?」


 お前達が投げろと言っただろう、じゃないよー!!今何枚投げた!?最低でも10枚は投げたよね!?


「13枚だ」


「「多すぎます!!」」


 ひー!!他のお客さんの視線が痛い…!!

 僕とエリゼは真っ青になり、殿下を引っ張ってその場を後にした…。






 

「はあ、はあ…」


「ぜえ…なんなんだ!他の客も金を投げていただろうが!?」


「で、でん、で…か…ごふ」


 はあ…あら?エリゼは息も絶え絶えだ、僕より体力ないなー。

 ひとまずかなり離れたので…多分大丈夫かな?大通りにある広間の、噴水に腰掛けて休憩する。



「げほ…っ。ふう、殿下。世間では相場という物があるんですから、あまり多くお金を出しすぎてもいけないんです」


「そうですよ。さっきの僕達みたいに…多くて銀貨3枚、少ない人は銅貨5枚程度です」


「はあ!?先程の芸がその程度だと言いたいのか!?」


 違います!!!そもそも払わない人だっているんだからね!?

 殿下がそれほどまでに感激したと言うならそれもよし!!ただし伝え方に問題がある!



「ですから、ああいう場合は直接芸人さんに「良いものを見せてもらった」的な事を言って、こっそり渡せばいいんです!!

 そうしないと、さっきの様子を見た人が…!」



「お、いたいた〜」


「なー坊ちゃん達ぃ、俺らちょーっと困っててさあ」


「少しばっか恵んでくんねーかなあ?」


 oh...早速か…。

 柄の悪そうなお兄さん達に囲まれてしまったぞ。こうなる可能性があるんだよ!!


 僕達の制服はアカデミーの物として有名だ。だから大体の人が、僕達が貴族の子供だと理解している。

 それでも中には…こういう輩もいるんだよう。知ってか知らずか、絡んでくる破落戸が…。


 ただし殿下は臆する事なく、お兄さん達と対面する。



「恵む、とは金か?ならば貴様らは私に何を見せてくれるんだ?」


「えー?そうだなあ…。

 コレ、とかあ?」


 男はニヤニヤと笑いながら、殿下に向かって拳を振りかざした。

 マズいな…今殿下を傷付けたら、下手すりゃ男達の首が飛ぶ。僕達だってただじゃ済まないぞ…!

 護衛さん…いた!いざとなったらお願いしますよ!



「ふん、暴力か。野蛮人め。

 行けっ!ラサーニュ!!蹴散らせ!!」


「僕はポケ◯ンですか!?」


 アンタも暴力指示してんじゃねーですよー!!もう!!


「エア、お願い!!」


 剣も無しに3人の相手をする自信はありません!エアを呼び寄せ…男達の周囲に旋風を起こしてもらい、怯んでいる隙に逃げる!!


「あ!待て、クソッ!!」




 殿下の手を握ったまま走る走る!エリゼちゃんとついて来てる!?


「何故逃げる!?この私が敵前逃亡などと…!!」


「言ってる場合ですかーーー!!?貴方の行動1つで、死人が出るかもしれないんですよ!?」


「は……?」


 は?じゃないよ!!今は走ることに集中して!!

 

 こうして僕達は、学園まで逃げ帰ったのでした…。






 ※※※






「……大丈夫か…?」


「なん、とか…ハイ…」


 僕達が門の所で倒れ込んでいたら…護衛さんから連絡を受けたというルキウス殿下が、わざわざ来てくれた。ルクトル殿下とランドール先輩も一緒だ。

 ルキウス殿下は、僕達に手を貸してくださって立ち上がらせ…



 バシッ



「「!!?」」



「兄上…?な…にを…?」


 ルシアン殿下を…叩いた…!?

 いつも険しい顔をしていらっしゃるけど…今は、微笑んでいる。前にランドール先輩が、ルキウス殿下は怒ると笑顔になるって言ってたな…。

 じゃあ今、相当お怒りなんじゃ…!?


「ルシアン。自分が何をしたか分かっているか?」


「……分かりません、分からない!私は何かしましたか!?」


「お前の行いで、7人の命を危険に晒した」



 やっぱり、すんごい怒ってらっしゃる!!

 ルシアン殿下は、叩かれた左頬に手を当て呆然としている。どうやらルキウス殿下の言葉を理解していないらしい。

 その様子に憤ったのか、またもルキウス殿下が手を振り上げ…!


「お待ちください、皇太子殿下!!僕達も同罪です!」


「そうです、第三皇子殿下を危険に晒しました!ボク達の失態です!!」


「!!?…いや、お前達はよくやってくれた…」


 間一髪、セーフ。

 僕達が間に入ると同時に、ランドール先輩がルキウス殿下の腕を掴んで止めてくれた。殿下の顔はもう笑っていなくて、なんだか悲しそう…?



「兄上、ルシアン!それに君達も…大丈夫ですか?」


「あ…僕達は大丈夫です…で、でも…」



 僕達は、余計な事をしてしまっただろうか…?


 ただルシアン殿下に、外の世界を知ってもらいたかった、だけ…で…。

 結果的に、兄弟の溝を深めてしまった…?



 駄目だ、泣きそう。今泣いたら駄目だ…!!



 

「…兄上、僕はルシアンと共に帰ります。ラブレー君、ラサーニュ君のことをお願いしますね。

 行きますよ、ルシアン」


「………頼む」



 そうしてルクトル殿下はルシアン殿下と共に馬車に乗って帰り、ルキウス殿下とランドール先輩は生徒会室に戻って行った。

 ルキウス殿下は僕とエリゼの頭を撫でて「すまなかった…」と呟いていたが…。


 僕達じゃなくて、ルシアン殿下の頭を撫でてあげて…。





 エリゼが医務室まで連れて行ってくれた。多分寮まで僕が保たないと判断したんだろう。

 扉を閉めた瞬間…そこまで堪えていた涙が一気に溢れ出した。


「う…ううぅぅ…う"〜〜〜〜〜…!!!」


「どうした?泣くな、ラサーニュ兄。ラブレー…何があった?」


「それが、説明すると長いんだが…」


 ゲルシェ先生には申し訳ないけど、ちょっと背中お借りします。

 先生の大きな背中にしがみ付き…僕はずっと泣いていたのであった…。





 ※※※





「「……………」」



 ルクトルとルシアンが乗る馬車の中。ルシアンはもうずっと家族と碌に口を利いていない為…車内は沈黙が降りていた。

 皇宮に着くまで続くかと思われたが、ルシアンが口を開く。



「……ルクトル兄上。先程のルキウス兄上の言葉…私には理解出来ません。

 なぜ兄上は憤慨していたのですか。私のせいで…7人の命を危険に晒した。とはどういう意味ですか…」



 ルシアンは、本当に理解出来なかった。普段から他人に「不敬だ!!」やら「罰してくれる!!」等言い放っているが…その言葉の本質を理解していなかった。

 精々ちょっと説教される、くらいの認識しかしていないのだ。



 そしてルクトルは簡単に答えを教えてしまっては意味がない、と考えたが…。



「(そもそも、根本から理解していないようですね…。はあ、今回だけですよ…)

 …まず。君達に絡んで来たという男3人。ルシアンに傷1つ付けようものなら、最悪首が飛びます」


「!?何故ですか!?」


「悪意を持って皇族を攻撃したからです。叛逆の徒とみなされ…処刑の対象となり得ます。

 これが偶然、事故であればいいのですが…事故でも怪我の度合いによっては罰せられます」


「その、罰とは…?」


「そうですね…例えば皇族を殺害してしまえば、その者は如何なる理由があろうと処刑です。

 大怪我でしたら鞭打ち、全財産没収、強制労働。加害者が責任能力の無い幼い子供であれば、親が罰を受けます。

 …もしも悪意で皇族を殺害すれば、本人だけでなく一族郎党処刑されます」


 ルクトルは指折り数えながら、淡々と答えた。

 その答えを聞いたルシアンは、徐々に顔色が悪くなる。



「そして次に…君の護衛として密かに付いていた騎士2人。

 彼らは職務を全う出来なかったとされ、懲罰の対象になります。

 今回は大事には至りませんでしたが…場合によって降格、減給、もしくは懲戒免職。

 そしてもちろん、君に何かあれば物理的に首が飛びます」



 ルシアンは俯き、口を結び膝の上で両手を握り締めた。

 そんな弟の姿を見てルクトルも心を痛ませているが…ここで厳しくしないと何も変わらない、と心を鬼にして言葉を続ける。



「最後に…ラサーニュ君とラブレー君。彼らは君を街に連れ出し、危険に晒したと罰を受けます。これで7人、理解出来ましたか?」


「!?どうしてですか!!?彼らを連れ出したのは私のほうです、何故彼らが罰を受けるのですか!?」


「……君は常々、「皇族は特別な存在だ」と言っているそうですね?

 その通りです。何かあれば…被害を受けるのは君ではありません、周囲の人間です」


「そんな……」



 そんな事、考えてもいなかったのだろう。

 皇族は特別だ、何をしても許される。彼は本当にそう思っていたが…


 その積もり積もった負の部分を背負わされる人間がいる事まで、考えていなかった。




 彼もしっかりと、教育を受けたはずなのだ。皇族という立場の影響力を。

 だというのに「大袈裟すぎる」と真面目に捉えていなかったのだ。


 数百年前の何処かの国では、王族の靴を汚したというだけの理由で。十数人が斬首されたという記録も残されている。



 

「…ラサーニュ君達に感謝しなさい。彼らが争いを避けて逃げたお陰で…全員無事にいられるのですから」



 ルシアンは兄の言葉に返事をしなかったが…僅かに頷いたのであった。







 ※※※

 





 次の日。ルシアン殿下は学園を休んだ。大丈夫かな、皇宮に帰ってからお説教でもされたかな?

 僕もまだ引きずってるけど、いつまでもクヨクヨしていても仕方ない。

 殿下に昨日のことを謝罪して、彼が望むなら…もう二度と近付かないつもりだった。


 なのにお休みか…ルキウス殿下に話を聞きに行ってみようかな?でも、ちょっと気まずい…。





 結局ルシアン殿下が登校したのは、3日後のこと。しかも、放課後になって姿を現した。



 その日は朝から雨だったので、僕はジスランとパスカルと、3人道場で鍛錬をしていた。

 エリゼもいるが、見学のみ。剣術の授業が始まる4年生になるまでは逃げ回るつもりらしい。

 パスカルは剣術大会に参加するつもりらしく、彼のほうから混ぜて欲しいと言って来たのだ。

 明日は休日ということもあり、道場には僕達しかいない。そのため落ち着いて特訓出来ていいね。



「はあ、はあ…!セレスタン…お前、その細腕のどこに、そんな力が…?」


 ふう…。いや、僕はスピードでゴリ押ししてるだけだから…。

 でも、ちょっと自信ついた!なんせ僕、パスカルには全戦全勝なのだ!!



 休憩を挟みながら続けていると…ふと、視線を感じた。




「…あ!殿下!!」



 いつの間にか、ルシアン殿下が道場の出入り口に立っていた。でも…なんか顔が怖い。

 僕は中断し、エリゼと共に彼に駆け寄った。



「…殿下、先日は…」



「……何故だ?」



 ……はい?




「お前は、剣術も得意なのか。何故だ」


「…?ええと…仰っている意味が分かりませんが…?」


 

 彼はエリゼでなく、僕のことを見ている。僕に言葉をかけているようだが、まるで意味が分からない。

 それに殿下の表情は、どこか悔しさを滲ませているような…?




「…お前は!!優秀な妹と比べられて来たのだろう!?

 妹の出涸らしだと、蔑まれ続けて来たのだろう!?


 だがどうだ、剣術ではブラジリエと渡り合い!!学業でも10位以内に潜り込み!!

 元凶の妹とは仲睦まじく!!


 全然噂と違うじゃないか!!!お前は、お前は…!!




 どうしてこんなにも、恵まれているんだよ!!!?」








 殿下の言葉を聞いた瞬間。僕の中で何かが弾けた。








「殿下!いきなり何を仰って…!」


「ルシアン!!!謝罪すると言ったのは嘘だったのか!!?」


「ええ!?ルキウス殿下にルクトル殿下、ランドール先輩まで!?」


「すみません、皆さん…弟がちゃんと謝れるか心配で…つい」


「あ、いやボク達は別に。なあ?」


「はい。ですがどういう状況でしょうか…?」


「すまないな、マクロン、ブラジリエ。……セレスタン…?」




 皆が僕に注目している。



 でもそんな事どうでもいい。




 僕は持っていた木剣を握り締め、ルシアン殿下の目の前で振りかざし——…。




「!!?おい、セレス…!!」



 制止するエリゼの言葉も。慌てる他の人達も無視して。




 ヒュッ——ガァン!!!!




 思いっきり、道場の床に突き刺した。





「抜け」



「は……?」



「抜け」




 いきなり目の前に剣を突き立てられた殿下は…間抜け面で僕と剣を見比べる。


「お前、誰に向かってそんな口の利き方を…。

 いや、それ以前に…これ、木、だよな…?なんで、石の床に刺さって…」



「抜け」


「——!!わかった…。あ、あれ?」



 殿下は引っこ抜こうとしているが、一向に抜けない。



 …ああ、じれったい…。

 ほら、簡単に抜けるじゃないか。

 引っこ抜いた木剣を殿下に押し付け、僕は立ち尽くすパスカルの手から木剣を奪い…



「構えろ。ルシアン・グランツ」



 殿下に向けた。






 端的に言えば。




 僕はキレたのだった。




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