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2ー1

遅くなりましたm(_ _)m



2 北の鳥居 朝日が堕ちる日


今日もまた朝日が昇る。

窓から篭もれる光を浴び小さな魔時計(めざまし)がけたたましく鳴る。

「ん…ンにゅ……」

寝ぼけ眼を擦り朝餉の支度をすべく前掛けと着替えを取りだし

"パチン"

手を叩く


手に取っていた前掛けと着替えが消え代わりに今来ていた寝巻きが畳まれて手元に現れ

着替えは身につけられている。

私の2つの得意技の1つ。

近所にいる魔法使いのおじいちゃん曰く、とっっても珍しい魔法体質なんだって。

頑張れば塔に登れるかもしれない…って言ってたけど、よく分からなかった。

だって塔って魔法の最先端、最高峰の人達が集まる場所だ。お貴族様や偉い学者様がいっぱいいる所になんて考えられないもん。

「あっ……」

考え事をしていたらうっかり卵の1つを焦がしてしまった。

残り二つは無事だけれども…まぁ、お父さんの分にすればいいか!


「主よ、我らが糧を祝福したまえ…よしっ」

準備が終わり食卓に着く。

お父さんとお母さんは中が良かったはずだけど最近はなんだか静かなんだよね…?

でも喧嘩している様子もないのだけれど。

久しぶりに二人の好きなミートパイでも焼いてみようかな?

…まさか何時も焦げた方を出したのバレた?

……。うん、ミートパイ焼こう。

あっ、トースト美味しい

「ご馳走様でした。いってきまーす!」


"ガタッ"テーブルからお父さんが落ちる

「ん?…もぅ、お父さん!いきなり落ちないでよ、びっくりするじゃない」

お父さんをテーブルに座らせ

「さて、今日も一日頑張りましょうか!」

今日も一日 日が昇る

ーーーーーーーーー

表のカウンターに出る。


カランコン

何時もの冒険者のおじちゃんだ。

「いらっしゃい〜、今日もいいとこあるよ〜」

「おっ、お嬢ちゃん。今日のいいとこはどこだい?」


「今日はね〜、フッフッフ…屍山カウカウのオニガシラ!100g(グリラ)銀貨2枚!」

「高いわ!」

「そりゃぁカウカウ野生種の最高級部位なんだぜ?安いわけないじゃない」


「くっ……じゃあコッチのを1800g(グリラ)


「マイド!銅魔豬(マチョ)1800g(グリラ)、半銀9枚ね、オマケにコッチの陽鶏(クック)の楔肉をつけてあげよう」


「どうも、毎度ランクC~Aの肉なんてどこで仕入れているんだい。ギルドでもなかなかお目にかかれないよ」


「仕入れはお父さんに任せてるから」

言葉を濁し話をそらす


「(……親父さんバケモンかよ…)そうかい、最近アンデッドの報告が多いから気をつけなよー」

「はいよ~」


今日も日が進む

ーーーーーーーーーーーー

名前 なし 一般名称 カウカウ

種族 カウカウ 獣種‐半魔

職業 なし

説明ー 単体ランクC 集団ランクA

巨大な牛型の魔物。群れで生活し気性が荒い。

高山等の高所を好み生息する。

肉は非常に人気であり、特に屍山に生息するカウカウ特有の部位、オニガシラと呼ばれる肋骨辺りの部位最も美味とされる。

生息地、気性が荒い事もあり取引価格は安い部位でも庶民は特別な日、年に1度食べられれば良い方である。

家畜化、安定した供給の為に研究が日夜進められている。

ーーーーーー

名前 なし 一般名称 銅魔豬(マチョ)

種族 魔豬 獣種‐ボア

職業 家畜

説明ー ランク‐

ファングボアを家畜化に成功した個体。家畜化の影響は魔素の質や味にも及び野生種のファングボアに比べ劣っている。

肉質によって名前が変わり金銀胴の順で良い。

銅の魔豬は安く庶民の食卓によく並ぶ一般的な肉。

ーーーーーーー

名前 なし 一般名称 陽鶏(クック)

種族 陽鶏 獣種‐バード

職業 家畜

説明ー ランク‐

鳥型の魔物。家畜化の影響で野生種よりも肉質、魔素は劣っている。

陽鶏の卵 他の魔物の卵に比べ日持ちがよく一般的に広まっている。

別名 朝告鳥

ーーーーーーーーーーーー

楔肉はササミっぽい何かです

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感想ブックマークは筆者のモチベーションになります。気に入って頂けたらよろしくお願い致しますm(_ _)m

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[良い点] 面白い [一言] 両親の状況が何となく分かった……
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